紙の本
どのお話も
2020/11/02 22:52
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投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物のこころの微妙な揺れがさりげなく表現されている。せつなく、それでいて心が暖かく穏やかになる読後感。
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相変わらず大好きな谷川史子。
家族ものには特に弱い。
そして、見守ってくれる男子にとても弱い。
というわけで、今回もしっかり私好みでした。
出来る可愛い姉に嫉妬している元気な妹。
父子家庭で、父から離れたくない娘の話。
もう一作は単行本で読んでた教師生徒もの。
どれも、切なくってあたたかいです♥
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谷川先生の短編集。4つのお話が入っております。恋と家族にも焦点が当たったお話もあって、胸にじんわりときます…!!
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結婚して海外に行った姉の突然の帰国に戸惑う朝子。
深刻な理由がなくてもなんとなく苦手だったり、でも嫌いな訳じゃないから幸せでいて欲しいと思う。それがキョウダイだと思います。
そんな表題作をはじめとする読切を4本収録。
『春が来たなら』で泣きました。だから親子ネタは卑怯だと言ってるだろう!!(泣)
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名作!!またしても名作!!!!一話ごとにぼろ泣き。特に最後のふたつ、「プリズム」と「春が来たなら」は読み返しても号泣。谷川史子から生まれる作品は本当にどれも素晴らしすぎます。必読!
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タイミング的に最後の短編「春が来たなら」で号泣。余談ですが、北村薫作品をコミカライズするならば、谷川さんがいいと思うのですが、どうでしょう。
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『草の上 星の下』は表題作「草の上 星の下」、「サルビア」、「プリズム」、「春が来たなら」の短編4本。
この4本のうち、後ろ2本でぼろぼろぼろぼろ泣いてしまった。
ので、そこに焦点を絞って。
「プリズム」は女子高生が先生に恋をする話。好きな先生に見るも無残に相手にされなかったのに、諦めずにあとをつけたり。そしたら、アパートには彼女が同棲していたり。その彼女と仲良くなってしまったり。
彼女がいるんだろうな、ということは、実は最初からわかっていたのです。けどそれでもとまらない思いとか、彼女に敵視されずに可愛がられちゃう切なさとか、もう、たまりません。
「制服の中の一人」じゃなくて、「男の人の前にいある私」を、知る瞬間。
「春が来たなら」は父子家庭の女の子が、結婚を迷う話。
自分が結婚して出て行ってしまったら、父親がひとりで残される、その淋しそうな背中に耐えられず、結婚を諦めようとする。
この話の中では、女の子が子供の頃好きだった絵本がキーになっています。お父さんが何度も何度も子供だった女の子にせがまれて読んだ絵本。
もう、最後にお父さんがそれを婚約者の男の子に向かって何の説明もなしに読んでいるシーンを見たら、もう、たまりません。もう、ぼろぼろなきまくりです。切ないです。
自分自身に重ねているところも多少あり。(父子家庭ではないけどね)
今までの谷川マンガより、やっぱり少し大人びているけど、でもやっぱり甘酸っぱくて切ない。
すっごくものめずらしいストーリィを描いているわけじゃないのに、何か特別になっちゃうんです。すごく優しく、すごく甘酸っぱい。毒がなくて。のほほんとしているのに、ただ優しいだけでもなく。
他の人にはかけないマンガかもしれません。
谷川マンガは、地味だし、女の子のマンガ、って感じの絵柄。男の人が読んでどれほど楽しめるかはよくわからないけれど、一度は触れてみて欲しいマンガですね。
女の子の、平凡な夢がつまっている気がします。
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最近になって谷川さんのコミックスを読み始めました。
この年になって分かる切なさというか・・・
(・∀・)キュンキュンさせられます。
短編4作入ってますが、どの作品も
少し切なくて、ほんわか暖かな気持ちにさせてくれます。
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やさしくて、暖かくて。
小学生の頃好きだった谷川さんの漫画。
22歳の今も、谷川さんの新刊が読めて、好きだと思えることが嬉しいな。
お父さんと娘の、クマの絵本の話が一番好き。
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最後の短編で、父娘の話はじーんと来てしまった。
やっぱり、親子は依存し続ける関係だなと常々思うわけですが、それをそのまんま描かれていて、一人で「そうなのよ…。」って頷いてしまった。
9月5日5時54分。
空港ここよの語呂合わせにはふきましたw
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姉妹の話が好きです。
姉妹間のコンプレックスって色々あるよなーって思った。
谷川さんのやさしい絵が本当に好きです。
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谷川さんのまんがはキャラクターが生き生きしててとってもすきです。
しんぷるでかわいいっていいなあ…www
そして感情描写がとてもリアルで、いつも移入してしまいます。あわわあわわ。
最近はあまり女性まんがを読んでなかったので
個人の感情に重点を置くっていうのが女性まんがの特徴なんだなーと改めて感じたり。
タイトル作品もすきですが、他の短編も良作揃いです。
これは買ってよかったww
谷川さん作品は全部コンプリートしたいくらいに好きで御座います。
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素直に気持ちを伝えてよい恋ができる人に、少しだけ嫉妬して、やっぱり憧れを抱く。
なくした想いにも向き合えなければ、終わりある気持ちへの見切りをつけるだけの勇気もない。
まっすぐになれるのって、どんなプロセスを踏めばいんだろう。
ただ憧れて、異世界に和む感覚。
ワタシにないものを、いつも谷川さんが描いてくれてるような気がするや。
補完補完。
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収録作品
草の上星の下/サルビア/プリズム/春が来たなら
*****
新刊が出る度、うきうきして、わくわくして、読むのが勿体ない!読むの?読んじゃうの!?とページを開く前にじたばたしてしまう、私の中では最強、一番大好きな漫画家さん。
『草の上星の下』
結婚してスイスに住んでいた姉が突然実家に戻ってくる。
きれいで、優しいお姉ちゃんと、感情の表現が不器用な妹。
『サルビア』
12歳の歳の差夫婦のお話。
ある日、妻は夫の昔の恋人の写真を見つけてしまう。
『プリズム』
高校3年生の柚寿子が好きになったのは先生。
でも、全然相手にされていない。
『春が来たなら』
母が亡くなった後、小説家の父と二人で暮らしてきた智。
担当編集者の小宮山くんと付き合っていて、結婚の話もしているものの、なかなか気が進まなくて…。
どのお話も、スタート、きっかけは奇抜だったり、驚きを与えるものではない。
でも、小さいところからどんどんふくらんでいくところが、さすが、谷川さん。
相変わらず、キャラクタは皆愛すべきひとたちばかり。
谷川さんの書く男性キャラクタ、相変わらず、めちゃきゅんとくる。
悲しいお話じゃあないのに、ぽろっときてしてしまう。
胸がじわーっとあったかくなる。
ひとを好きになること、たくさん笑って、たくさん泣いて。
すべてが愛おしくなる。
かなり、元気をもらいました。
明日もガンバロウ。
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家族のあり方についてちょっと考えさせられた作品。
お姉ちゃんに対してずっと苦手な意識を持っていた主人公が、お姉ちゃんとの再会を通して、お姉ちゃんへの愛に気づく。
どんな相手にも、愛を忘れずにいたいなぁと思える、そんな素敵な作品がいっぱいの一冊。