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おこだでませんように
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 163件
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  • カテゴリ:幼児 小学生
  • 発売日:2008/06/27
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:21×24cm/32p
  • 利用対象:幼児 小学生
  • ISBN:978-4-09-726329-6
絵本

紙の本

おこだでませんように

著者 くすのき しげのり (作),石井 聖岳 (絵)

ぼくはいつもおこられる。いえでもがっこうでも…。きのうもおこられたし、きょうもおこられている。きっとあしたもおこられるやろ…。ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。ぼくは...

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おこだでませんように

1,620(税込)

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商品説明

ぼくはいつもおこられる。いえでもがっこうでも…。きのうもおこられたし、きょうもおこられている。きっとあしたもおこられるやろ…。ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。ぼくはどないしたらほめてもらえるのやろ。ぼくは…「わるいこ」なんやろか…。ぼくは、しょうがっこうににゅうがくしてからおしえてもらったひらがなで、たなばたさまにおねがいをかいた。ひらがなひとつずつ、こころをこめて…。【「BOOK」データベースの商品解説】

【JBBY賞バリアフリー部門(第2回)】【ようちえん絵本大賞(第3回)】ぼくはいつも、家でも学校でもおこられる。どないしたらおこられへんのやろ。どないしたらほめてもらえるのやろ。ぼくは「悪い子」なんやろか…。そしてぼくは、たなばたさまにあるお願いをした。【「TRC MARC」の商品解説】

「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?【商品解説】

著者紹介

くすのき しげのり

略歴
〈くすのきしげのり〉1961年徳島県生まれ。鳴門市立林崎小学校教諭。日本児童文芸家協会評議員、徳島児童文学会会長。
〈石井聖岳〉1976年静岡県生まれ。「ふってきました」で日本絵本賞、講談社出版文化賞絵本賞受賞。

掲載中の特集

大人の絵本をテーマに10作品以上をラインナップしています。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店那覇店

『おこだでませんように』いつも、おこられてばかりの主人公...

ジュンク堂書店那覇店さん

『おこだでませんように』いつも、おこられてばかりの主人公の男の子の心からのねがいです…
悪ガキのように見える子供も、子供なりに理由があってやっている、やってしまっているんだなぁ。
この絵本を始めて読んだ時は、涙が止まりませんでした。おこられて、嬉しい子供なんていないのです。
大人の都合で悪い事だと決めつけられたり、気持をうまく伝えられなくて乱暴な行動をしてみたり…
ただ、本当の気持ちを知ってほしいだけなのに…
主人公の男の子と同じぐらいの年のお子様から、大人の方まで、多くの方にオススメの一冊です。

児童担当:米須

みんなのレビュー163件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

親と先生の読み聞かせの課題図書に!

2009/05/12 17:17

16人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のはら そらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 わたしたち大人はときどき、子ども時代を思い出し、あー、あのころは悩み事もなくて幸せだったなあ、などと、考えなしにつぶやいてしまう。でも、本当にそうだろうか? たとえばわたしの場合、家族に愛されとても幸せな子ども時代をすごした。でも、苦い思い出もしっかり残っている。お手伝いしていてうっかり卵を床に落っことして割ったとき、たまたま母親が急いでいて機嫌が悪かったために、ものすごくおこられた。学校で授業中、鼻の先になにかついている気がして、一生懸命目を寄せて見ていたら、先生の叱責の声が飛んできて、びくっと縮み上がった。

 親や先生の絶対権力の前で、子どもはか弱い存在だ。一方的におこられて反論できず、気持ちをぐっとこらえるしかないときがたくさんある。そんなとき、わかってもらえない悔しさといらだち、悲しみとあきらめ――そんないくつもの感情が混ざり合った、ぐちゃぐちゃな気持ちになる。

 この絵本の表紙絵の男の子「ぼく」の横顔は、不条理な目にあった子どもが理解してくれない大人に顔を背けて精一杯の反抗をしている顔だ。そう、この絵本は、子どもの正直な気持ちを、「ぼく」の素直な言葉でストレートに伝えている。

「ぼく」は、たぶん、大人からおりこうさんと思われていない。だから、

 ぼくは いつも おこられる。
 いえでも がっこうでも おこられる。

「ぼく」がおこられることをするのは、そのときそのときで、ちゃんと理由がある。でも、おかあちゃも、先生も、理由を聞かずに「ぼく」をおこってばっかりいる。「ぼく」は、おこられたくない。ほめられたい。


 むかし子どもだったわたしには、「ぼく」の気持ちがひりひりと痛いほどわかる、と同時に、「ぼく」をおこる母親と先生の気持ちも身にしみてわかる。今、親であるわたしは、子どもの事情や気持ちを考えずに一方的にしかりつけてしまった経験は数え切れないほどあるし、これからだって同じ失敗をくりかえさない自信もない。子どもには申し訳ないけれど、冷静に先入観なしで判断し、感情をコントロールするのは、大人にとってもたいへん難しい。

 さて絵本では、親や先生と「ぼく」の気持ちが通じ合い、「ぼく」にこの上なくすばらしいラストが訪れる。読んでいたわたしは、心から安堵し、嬉しくなり、あたたかで幸せな気持ちになった。
 親だって、そしてきっと先生だって、おこりたくない、ほめたいのだ。この絵本のようになりたいと思っても、現実にはそうもうまくはいかないもの。でも、心から願っている。だから、親や先生が読み聞かせして、その気持ちを子どもに伝えてほしい。
 第55回青少年読書感想文全国コンクールの小学校低学年の課題図書。でも、低学年に限らず、子どものいる家庭とクラスで、読み聞かせしてほしい。親と先生のの読み聞かせの課題図書だ。


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紙の本

<定型ないい子>からはみだしちゃう子どもたちの、なみだ。

2009/08/17 14:35

14人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildflower - この投稿者のレビュー一覧を見る

『おこだでませんように』を最初に見たのは、近所の書店の
課題図書のコーナーだった。
第55回青少年読書感想文全国コンクールの小学校低学年の
課題図書である。

小学生低学年が息子にいる自分としては
若干気にならないではなかったが
最初は素通りしてしまった。

おこだでませんように、というタイトルに
涙を精いっぱいにこらえて横を向いた、男の子の顔を見た瞬間
これは……まずい、と思ってしまったからだ。

やがて別の機会を得て、結局読んだのだけれども
主人公の男の子と、まわりのおとな(母と、先生と)の
かかわりは
あんまりにも象徴的で身につまされてしまう。

著者のくすのきしげのりさんは小学校の先生のご経験もあり
子どもの心理や教育に携わっておられながら
創作されている方である。
絵を描かれている、石井聖岳(きよたか)さんは、静岡の方で
学童保育などでの子ども達の世話の経験もおありだとか。
素朴なタッチだけれど、僕の目線、顔つきなどのリアルさは
ここから来ていたのかと思う。小学館刊。

****

いつでもぼくが最後、いつでもぼくだけ怒られる。

そういう彼は、何も作品には書いていないけれど
高度な発達障害なのかもしれない、と思ったのだ。
そうでなかったとしても
きっととても内面は繊細な質なのだ。
そして知能も決して愚かではない。

なぜなら
( )の中に書かれている、彼自身のこころのことばは
まったくまともな感性だからなのだ。
ただ、「うまく立ち回る」ことがとても苦手なのだろう。
雰囲気や、相手の意図を汲んで動くことも。
クラスメイトにいじわるを言われて、反論ついでに手も足も
出してしまったとき、やっぱりおきまりのように彼は怒られる。

****

「また、やったの!」
(ふたりが さきに いじわる いうたんや)

「ぼうりょくは、いけません!!」
(でも『なかまに いれてやらへん』っていわれたのは、
 ぼくの こころが もらった パンチやで)

けれど ぼくが なにか いうと、
せんせいは もっと おこるに きまってる。
だから、 ぼくは だまって よこを むく。
よこを むいて、なにも いわずに おこられる。

****

ごく普通にきめられたルールを守れなかったり
おとなしくできなかったり、
よけいなことをよけいなタイミングで
いったりしたり、してしまったり
そういうのが、いちいち「おこられる」原因になっていく。

もっともそういうのは、普通しつけとして正されていくのは
珍しいことなんかじゃない。
なぜ、とかどうして、とか言わずに柔順になっていくことで
小学校に象徴されるようなルールで動く社会は出来上がっている。

僕、はそのなかであっちこっちではみ出ちゃっているのだ。

いけないことは、いけないことになっているから
いけないのです。
……そういうことじゃないしに
僕の言い分を淡々と受けとめてあげられる存在が
もしもいたとしたら
少し、状況は変わっていくんじゃないんだろうかと思うのだ。

「なぜ、いけないのですか。」
「だって、こっちがやる前に、むこうだってやっているじゃないですか。」
「できなかったのには、りゆうがあったのです。」

……そんなようなことを、ふつうの大人
(それも自分に向かってカンカンに怒っている相手だ)に
冷静に説明できる小学1年なんて、いない。
だけど、そこにはちゃんと言い分があるのだ。

多分、想像するに
こういうタイプの子は、きちんと受けとめてあげてから
どうしてルールがあって、それを守らないとどうなのか、という
多くの場合には、不文律になっているようなことを
きちんとことばとして、かみ砕いて与えてあげたなら
あるとき、きちんと腑に落ちて
その良さをもっともっと発揮できるんじゃないだろうか。

ふつうに振る舞うこと、おりこうさんでいること
(とくに公共の場では)
そういうことに、昔以上に今、いっそう厳格に
求められているような気がしている。
子どもだからしかたないよね、ということで許される場は
ちいさなちいさな頃にだって、案外少ないのだ。

けれど、一方
立場を変えて、母としてこの作品を読むと
もうこんな場面では怒るほかはない母と
怒るほかはない先生の立場もすごく解ってしまう。
僕のような”問題児”はよく指導する対象であって
特別扱いしては、周りの親にしめしがつかない、というのでも
ないのだろうけれど、先生としては指導する場面なのだろう

特別支援のお手伝いをしている母友に聞けば
そうした立場の問題についてはいくらだって教えてくれる。

*****

そして、ひとごとなんかじゃない、親の課題。

迷惑をかけまい、と公共の場で
自分の子を必要以上に折檻しているお父さんやお母さんに
この夏休みはあっちこっちで見かけた。
前は、ただただ、なんて親だろうと不快だったけれど
今はちょっと違う。
余裕がよほど、ないのだろうと思う。

やんちゃで動き回り、騒ぎまくって
なにかしらを弄りたくてしかたない
そういう年頃のふつうの子を持っていても
はらはらとし、いらいらとしては
手を上げ声を荒げてしまう気持ちは
自分の子に対しても残念ながら憶えがある。
あんまり解りたくないけれども、分かる部類なのだ。

まして、育てにくい気質
(神経が細やかだったり、特性として発達障害をもっていたり)
だとしたら
悪くすると周囲の母親からも浮き、そのこども友だちからも
浮いてしまう。
1、2歳からそうやって孤立しがちになってしまう。

翻ってこの作品に話を戻せば
お母さんも、先生もごく常識的に描かれていて
思い余って折檻したり、といったシーンは出てこない。
でも
それでも、繰り返し怒られることと、自分の本心を伝えきれない哀しさで
どうにもこうにも、やりきれない僕なのだ。

平和な結末を運んできた、たった1枚の短冊のことば。
この僕の話の裏には
きっと何倍もの怒られているこどもたちと、
怒っている大人たちがいるんだろうと思うと、
なんだかもう、切なくて胸がいっぱいになってしまうのだ。

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紙の本

1枚の短冊から生まれた物語

2009/07/22 22:36

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

小さな頃のセルフ・イメージは、結構大きくなるまで影響するものだ。

自分は自分のままでいいという核となる気持ちを小さい頃に持てたら、
自分のことが好きだと自然に思えたら、
大人になって課題に直面してもきっと折れない。

今ここでこうしてこれを書いている私の核は、
自分が本を読んだら数秒で寝るのに、なぜか娘には読み聞かせをした母と
自分はビジネス書しか読まないのに、なぜか娘には
こぶとりじいさんの鬼のお祭りを歌って読み聞かせした父と
私の読書量と作文を褒めてくれた先生方がくれたものだ。

できることとできないことの差が極端で、
運動神経の悪さと手先の不器用さは天下一品だった。

周りも自分も、できることじゃなくてできなことに目がいった。

親は私の成績よりも友達ができないことを心配していたっけ。

どうして自分はみんなと同じように
普通のことが普通にできないんだろうと思った。

私は、彼が短冊に書いたのとは違う言葉を書いただろう。

でも、彼の気持ちは、なんだかよくわかるんだ。

彼の「ま」は鏡文字だし、ら行がだ行になっていたりするけれど、
だからこそ、涙をこらえたその声がそのまんま文字になっている気がした。

正直で、不器用だから、親や先生にアピールして泣いたりとか、
理路整然と反論したり、なんて、できない。

自分なりの理由は言葉にならずに、心の中にたまっていくんだ。

ほんのちょっとしたことでも積み重なっていくと、
どうせまた・・・という気持ちになる。

「ぼくは「悪い子」なんやろか」は、
もう、存在そのものを賭けた問いなんだ。

ぼくはいていいんだろうか、必要とされているんだろうか、
と聞かれていると思っていい。

存在を認めて欲しいんだ。

この願い事は、前向きに何かを求める願い事ではなくて、
悲しい現実を避けたいという願い事である。

なになにできますようにじゃなくて、なになにじゃありませんように。

悲しい悲しい、心の叫び。

小さな小さな、だけど、彼にとっては、人生をかけた願い事だ。

願い事が先生やお母さんに届いてよかった。

ここで届かなかったらと思うと怖い。

抱きしめてもらえる時期にしっかり抱きとめてもらえたかは大切なこと。

大人になったら、自分で自分を抱きしめて、
自分の中の子どもを助け出さなければならなくなるから。

それでも遅すぎることはないけれど、
どうか、子どもが自尊感情を持てるようにしてほしい。

著者は、短冊の十文字の、一字、一字にこめられた思いから、
この物語を生み出した。

子どものSOSを受け止めた人だ。

著者が短冊を見て感じたものは、物語を通して、確かに伝わってくる。

これは、子ども達から両親や先生へのメッセージだ。

「大人の課題」図書、なんだろうな。

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紙の本

いつも怒られてばかりの「ぼく」が七夕さまの短冊に、こころを込めて書いたおねがいは… おとなとして揺さぶられる名作絵本

2011/06/14 18:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「おこだでませんように」とは、小学1年生の「ぼく」が、七夕さまの短冊にこころを込めて書いたおねがいです。
いつもおこられてばかりのぼくの気持が伝わってくる、七夕にもぴったりな絵本です。

ぼくがうつむいて、石をけっている姿、
「ぼくは いつも おこられる。
 いえでも がっこうでも おこられる。」
という文章で、おはなしははじまります。

家で妹と遊んでやったらわがままを言って、怒ったら泣いてしまう。
ぼくはおかあちゃんから怒られる。

おかあちゃんのことばと、それに対するぼくの理由や気持もあわせて書かれています。
けれどもぼくはそれを口に出しては言いません。
黙って横を向き、何も言わずに怒られる。

そのときの表情は表紙にもなっていますが、ぐっとおもいを閉じ込めて、耐えている横顔です。

学校で怒られたこと、家で怒られたこと。
エピソードが書かれていますが、読み手にはふたつの感情が交差します。
あぁ、それなら怒られてしまうわね、という親や先生と同じ立場で納得するおもい。
そうなのか、そういう事情や気持があっての行動なのか、と「ぼく」によりそうおもい。

どないしたら おこらへんのやろ。
どないしたら ほめてもらえるのやろ。

ぼくは「わるいこ」なんやろか、と悩み、夜も怒った顔がちらついて眠れないほどなんです。

七夕さまのおねがいを、学校に入学してから教えてもらったひらがなで、ひとつずつ、こころをこめて書いた短冊が、見開きで大きく書かれています。
これがタイトルにもなっている「おこだでませんように」
「ま」は鏡文字、反対になっています。
机の上にはおしりを噛んだあとのある鉛筆と、切れちゃった消しゴムもあります。

ぼくが小学生であることは、おはなしの最初のイラストからもわかるのですが、1年生だというのは、後半になってはじめてわかります。
1年生だからこそ一生懸命に、まちがえているけれど、書いた文字。
願いの強さ、ひたむきさが際立ちます。

「ぼく」がクラスで一番最後に出した短冊をじっと見た先生の反応は…
そして、先生から夜、電話をもらい、長いこと話をしたおかあちゃんは…
これが、ほんとうに素敵。おとなとして、まちがっていたことを認め、きちんと謝ることは、日常のあわただしさにまぎれて、なんとなくスルーされがちなことかもしれません。それでは、ほんとうはいけないのだ。そう思います。

七夕さまにお礼を言って、笑顔でふとんに入る「ぼく」。こころからうれしそうな、無邪気な笑顔です。

これは6年生に「おはなしタイム」で読んだ絵本です。
親子読書会で選書しているのですが、低学年に、ではなく、あえて高学年に。その理由は読んでみて、教室の空気を感じてよくわかりました。
「ぼく」の感情の動き、そして親や先生の反応も、客観的にわかる年頃なのでしょう。これまでになく、集中して聞いて、感じ入っている雰囲気がありました。

同じ日、図書ボランティアの活動があったので、この絵本を持って行き、参加した母たちに見せたところ、「ぼく」が自分の子どもに思える、など、ぼくの気持と登場する母の行動があいまって、反省と感動の声が聞かれました。
おとなが揺さぶられる絵本なのです。

関西弁は聞きかじりなので、読みにくいところもあるのですが、「ぼく」の感情がとてもよくあらわされていることばだと思います。標準語だったら、印象が変わってしまう気がしました。
読み手として、願わくば、関西出身の人が読んだ朗読DVDなどがあるといいな、と思います。

多くの人に届いてほしい、名作絵本です。

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紙の本

大人向け

2018/10/27 00:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供に読む絵本なんですが、奥に込められたメッセージは、親向けだと思います。
毎回深く考えさせられ、なぜかラストで涙があふれてきます。
心にぐっとくる作品です。

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紙の本

関西弁のおもしろさ?

2016/09/30 04:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えびまもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在3歳半の息子の、約1年前からのお気に入りです。
主人公の男の子は小学校一年生。家でも学校でも怒られてばかりなことに、小さな胸を痛めています。自分ではいろいろなことを、正当な理由をもって精一杯やっているのに、周りの大人たちはいつも怒った顔をしている…

まだまだ「怒られる」という経験は多くない息子ですが、約1年前にはじめて読んだ時からなぜかお気に入りで、何度も読んでとせがまれる一冊でした。
息子がどんな子に育っていくのか、あまり怒られない子でいてほしい…とは思うものの、怒られても理由をしっかり理解・説明できる子になってほしいと思いながら、読んでいます。

お気に入りの理由の一つは、関西弁なのがおもしろいからかな?母親である私が大阪出身なので、関西弁の方が断然感情移入をして読みやすい!標準語の本は、読む時に、ちょっと気取った感じになってしまうんです。
その私の感情のこもった本読みも、息子を惹きつける魅力の一つかな、と勝手に思っています。
今後も、関西弁に限らず、方言を使った絵本をもっと読んで、日本語の面白さを伝えていきたいです。

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紙の本

読み聞かせをした親がマイッタ一冊

2016/05/27 09:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おらのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読み聞かせをしたとき、読んでいる私自身が、ふかく考えさせられました。あっぱれ!一本とられた!と思いました。

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紙の本

大人にもおすすめ

2016/04/23 15:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る

この絵本は子供はもちろんですが大人にもおすすめです。自分の子供と重り、切なく一生懸命な子供の気持ちが伝わって涙涙でした。

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紙の本

だきしめたい

2016/03/25 10:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当はいいこなのですが、周囲にはそれがうまく伝わらない…ちょっと不器用な男の子のお話。
こういう子っていますよね。
男の子の心を思うと、ぎゅっと抱きしめてあげたくなりました。

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紙の本

男の子が居る方にはドンピシャです。

2016/02/28 21:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ダーナラヘスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

うちの孫とダブってしまいます。
本当に子どもってかわいい
ぜひ読んでみてください!!

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紙の本

考えさせられる絵本でした。

2015/10/31 11:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

男の子の表情がとても印象に残ります。目に見えてわかりやすい、怒る理由に飛びついていないだろうか、と考えさせられる絵本でした。読み聞かせている方が気づかされる絵本だと思いました。

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紙の本

先生、気づいてくれてありがとう

2015/10/21 22:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アキコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「せんせい……、おこってばっかりやったんやね。……ごめんね。」
何度読んでも、ここで涙声になってしまいます。

悪いことをして叱っているときの、何も言わず口を引き結んでいる子どもの顔。
大人とは違うロジックを持った子どもには、大人とは違う言い分がある。
そのことに気がついたとしても、そこで怒るのをやめて、聞いてあげることは、とても難しい。
怒られるんじゃなくてほめられたい、みんながそう願っているはずなのに。
大人に抑圧され、萎縮し、諦めて…その先に待っているものは、自己否定と
絶望、この世界への怒りです。

だから、ここで先生が気づいてくれたことにありがとう、と言いたいです。

部屋に飾ってある写真からわかるように、この子は母子家庭の二人兄妹で、
お母さんが帰ってくるまで、妹と二人で待っていなければならない。
毎日、必死に働いているお母さんは、ゆっくりとお兄ちゃんの話を聞いて
あげることができていなかったのでしょう。まだ小学1年生なのに。

先生から連絡を受けたお母さんも、すぐそのことに気が付いたんですよね。
みんなで一緒に折り紙を折って、短冊を書いて(誤字は直して)、
ぎゅーっと抱っこして良い子良い子して……。
「ごめんね、おかあちゃんもおこってばっかりやったね。」

ここでまた涙声になってしまうのは、仕方ないことなんです。
だって私も、「おこってばっかり」のお母さんだから。

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紙の本

涙がとまりませんでした。

2015/10/17 23:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の気持ちに触れられる本です。
これを読んで、子供が愛おしくなりました。
絵本ですが、親にもお勧めの1冊です。

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紙の本

泣ける

2015/08/31 23:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほっぺこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の10回くらいは、涙が出て最後まで読めませんでした。
ついつい子供のことを叱ってしまうけど、子供には子供なりの考えや思いがあるんだな、と感じました。
暴れん坊な息子のことも、少しはあたたかい目で見守れそうです。

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紙の本

大人の心にじーんと来る絵本

2013/02/17 20:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たわわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎日怒ってばかりの自分のために購入。
確かに怒りたくなることはたくさんあるけど、怒っていない時にちゃんと大好きなことを伝えてあげたいなと思える本です。
子供の素直な喜んだ顔はプライスレス、それに嬉しいともっといろいろ協力してくれるようになって怒る機会も自然に減りました。
読んでうちに自分が泣けてしまうので、子供に読んであげられるようになるにはもう少し時間がかかるかな。

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