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向日葵の咲かない夏(新潮文庫)

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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.8
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/470p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-135551-1

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文庫

紙の本

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

著者 道尾 秀介 (著)

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えて...

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向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

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向日葵の咲かない夏

680(税込)

向日葵の咲かない夏

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新潮文庫の100冊 2016 109巻セット

新潮文庫の100冊 2016 109巻セット

  • 税込価格:64,552597pt
  • 発送可能日:購入できません

商品説明

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。【「BOOK」データベースの商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店那覇店

この作品は突然、同級...

ジュンク堂書店那覇店さん

この作品は突然、同級生が首を吊って死んでいたことから始まる。
その後死体が消えてしまう。
ありきたりなミステリーと思いきや、違った道夫秀介ワールドが
出ていて、非常に読みやすかったです。

直木賞を受賞した道夫秀介。是非一読を。

那覇店 文庫担当 宮里

みんなのレビュー1,547件

みんなの評価3.2

評価内訳

紙の本

誰だって、自分の物語の中にいる

2011/05/11 09:49

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:道楽猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

だ、騙された……。
向日葵というタイトルに騙された。
向日葵には、真夏に凛と上を向いて咲く、元気な花というイメージがあるのだもの。
よもやこんなダークでホラーなお話だとは。
そう思って改めて見返せば「咲かない」なのだよね。そうか、咲かないのか(しょんぼり)。
しかしよくよく考えれば、向日葵って結構怖いかも。特にあのデカイほう。
あれも何かの生まれ変わりなのかもね。たとえば、日の目を見たかと思えばすぐに死んじゃった生き物とか。

向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ(前田夕暮)

どっしりじゃなくゆら~りだもんね、結構ホラーだよ。
という主旨の感想を、この短歌について書いたら、「それは間違っている」と国語教師にさくっと斬ってすてられたなぁ。ああ、遠き高校生時代。

それはともかく。
冒頭からして、相当怖いのだこれ。
夏休み前の終業式の日。学校を休んだS君の家に、担任に頼まれ、学校から配布されたプリントを持って行ったミチオ。しかしそこでミチオはS君の首吊り死体を見つけてしまう。S君の遺体は、庭に咲く向日葵を凝視しながらぎぃぎぃと揺れている…。
ところがそのことを知らせに学校に戻っているあいだに、何故かS君の遺体は忽然と消えてしまう。

人は死んだら7日ごとに転生の機会が訪れるという。ちょうど7日目、死んだはずのS君が、なんとクモとなってミチオの前に現れる。
そしてクモの姿のS君は、ミチオに「僕は自殺ではなく殺された」のだと告げる。

ひぃぃぃぃぃぃぃ。

私はホラーが全く以ってダメなのだ。
この時点でもう、この本を手に取ったことを悔やんだ。ムンクの叫び状態だった。
だけど続きが気になる。S君を殺したのは果たして誰なのか。そして自殺に見せかけたのならどうして遺体を隠したのか。
同時期に近隣で繰り返されていた犬猫の不審死とのつながりは?何故死んだ動物は一様に足を折られ口に石鹸を詰め込まれていたのか。

この物語では、自分を守るため、だれもが嘘をついている。
ひとつの嘘が暴かれても、また次の嘘が重ねられ、様々な糸が絡み合って、ミチオじゃないが、どんどん何がなんだかわからなくなってくる。
いったい真相はどこにあるのか。
通勤電車の中で読み始めたものの、気になって気になって仕事が手につかないほど。その夜一晩で一気に読んでしまった。

やがて明かされる真相。すべての事柄がひとつに繋がる。
ああそうだったのか。
3歳の妹に感じた違和感の正体も、壊れた母親の真実も、あれもこれも。
これは本当に見事な叙述トリックだった。
あれ?…ということは、もしかしてスミダさんも?
いやいやミチオ自体、既に狂気の中に立っているのだろう。

「誰だって、自分の物語の中にいるじゃないか」

ミチオの言葉にいきなり頭をがつんと殴られた気がした。
そう、だれだってみんな自分に都合の良いストーリーを組み立て、ある意味自分だけのファンタジーの世界を生きている。
嘘をつかない人間などいないのだ。
できるだけ傷つかないように、壊れてしまわないように、自分を守って生きている。

怖いけれど、切ない。
胸がきゅっと苦しくなるそんなお話。後味は決してよくないけれど、心の中にずしっと残る重さがあった。

ただ一点。これは私自身が今現在「母親」という身であるからこその違和感。
ミチオの母親が壊れてしまったのは、理解できる。
しかし、怒りの矛先がむかうのは、決してそこじゃないはず。

母親なら、ああはならない。

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電子書籍

最初から最後までおもしろい

2016/08/19 09:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ninjaskai - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初から最後まで楽しく読むことができました 何でがたくさん出てきて少しずつ解消されていく感じが良かったです
小説をあまり読まない自分でも楽しく読めました
また この本はインターネットで調べるとおもしろい情報もあるので余計に読みたくなりました
最初の15ページくらいまででもよんでいただければ最後まで読みたくなること間違いなしです

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電子書籍

良くも悪くも心に残る話

2016/02/19 09:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしは知らなかったのですが、レビュー数も多いので結構話題になった本なのだと思います。
今から読む人は前評判、ネタバレ的なものをいっさい読まないほうがいいです。

あまり詳しくは書けませんが、ストーリーはあらすじから想像するのと違って、
意外な方向へ転んでいきます。最後まで転び続けます。
読んでいる間中、これって謎解きじゃないな…ジャンルはなんだろう?
ホラー?ファンタジー?と頭の中をクエスチョンが飛び交いますが、
それでもページをめくる手が止まりませんでした。
話の割に閉塞感がないのは登場人物の内面も境遇も淡々と描写されているからだと思います。
ただ、読後感ははっきり言ってよくありません。
好きか嫌いかは別にして、読み終わってしばらくはこの本の内容が頭から離れませんでした。
そういう意味では、うまい作者さんだと思います。
個人的な感想。
湊かなえさんの『告白』を読んだ時と似たような読後感ですが、
若干ジュブナイル小説の様相を施しているからか、
『告白』よりは同情や共感できる部分がなくはないなという感じでした。
こういう話、好きな人はすごく好きだと思います。
わたしは評価5をつけましたが、正直好きか嫌いかは判断出来ません。
非常に感情を揺さぶられる小説であることに間違いありませんが、
再読するかどうかは微妙です。

どうでもいいことですが、最後に一つだけ言いたい。刑事が無能すぎてイラつく!

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紙の本

悲しい真相

2015/09/22 16:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しおり - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんでん返しがあるとは最初からわかってて読んだのですが、それでもいろいろなことの真相が明らかになるとびっくりしてしまいました。その真相がまた救いがないというか悲しくて…。
好みが分かれるかと思いますが私は好きでした。後味の悪さがたまりません。

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紙の本

ひまわりのさくころに

2009/05/20 12:58

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間が物事を見て感じて「認識」する際、最初の立ち位置が間違っていると視点がズレる。 ミステリーではこの読者の認識を完全に騙してスタートする作品と、話を進めるにしたがって段々と混乱させていく作品とがあり、本作を含め道尾の作品は前者が多いように思われる。

そもそも自分が認識しているこの世界は本当に存在しているのか?彼は本当に「彼」なのか?私は本当にここに存在しているのか?そういう基本的な、最も根本的な認識・・・つまり何を始めるにも必ず必要となるベースの部分、共通の情報、基準点・・・そういうものがずっとあやふやなまま最後まで引っ張られるのである。
今回の『向日葵の~』は特にその傾向が強い。何しろ誰が人間で、誰が「彼(だけ)にとっての○○」であるのか、誰が本当に存在しているのか?それが最大の謎、トリックなのだ。主人公の小学生ミチオの言動に薄々気がつきながらも、私達読者はその実体が解らないまま事件の真相に目を奪われる。

終業式の日に小学校を休んだ同級生S君の家にプリントを届けに寄ったミチオ。そこで見たのは首を吊って死んでいるS君だった。先生と警察とが再び戻ると、なぜか死体は消えていた。
しかも家に帰ると妹と僕の前にクモに生まれ変わったS君が・・・彼は自分が殺されたことを訴え死体を捜して欲しいと頼みだした。事件の真相は???
足の骨を折り石鹸をくわえさせられるという犬猫の惨殺事件も相次ぐ。
岩村先生のポルノ癖、死体の足を折る異常犯罪者、精神異常をきたしている母、「純粋」な妹、猫を死んだ婆さんと思い込む家人・・・異常な世界と異常な人間が渦巻いている。
はっきり言ってこの物語にマトモな人間はいない(笑)ことごとく優しく壊れている。
皆、傷ついて傷つけて、自分の罪を隠すために都合のいい世界をつくり都合のよい東城神仏を「見立て」て誰もに優しく生きている。
ここには人間のしようもない2つの性癖が描かれている。

周りからの重圧、抑圧、孤独、憎しみに押しつぶされそうになるとき、人間は自分より弱いものへその負のパワーをぶちかます。排出する。弱いものははけ口として犠牲にされる。

自分の所業に非があると気がついたとき、それがどうしようもなく取り返しの付かない過ちであり責められるべきものであることと罪の意識にさいなまれる時、人間は往々にして逃げる。
自分の都合のよい周囲と世界とに逃げ込み、何も無かったかのように「日常」を生きる。

そうやって起こってしまった事件と、犠牲になった被害者と、そうせずに入られなかった加害者とが自分に優しい世界を守ろうと必死になっている。そんな話だ。
単純に読了後の感想を言うと、キモイ。おぞましい。狂ってる。
とりあえず私が私であることを心から願う。

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紙の本

所詮主観でしか生きられない

2008/08/16 20:23

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:George - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーなどほとんど読んだことのない私が、なぜか気になり購入し、一気に読んでしまった一冊だった。
消えてしまったS君の死体、それに対する自分の「これを仕組んだのはあの人に違いない、だとしたらわかりやすいストーリー」と思ってしまっていた先入観が裏切られたあの一瞬。裏切られたのはストーリー内の謎解きだけではなく、そのストーリーの土台までもがガラガラと崩されていくのを感じた。
騙されたのか?ありえないただのおとぎ話?いや、そんなことはない。人はきっと、多かれ少なかれ、自分の主観によって生きている。自分が見たものを信じ、感じ、考え、他との関わりによって他に対する自己というものを確立している。自分の主観でしか生きられないと言った方がよいだろう。自分が今「正しい」と思って生きているこの世界も、所詮私が作り出した世界でしかないのかもしれない…そんなことを考えさせられた。
それにしても見事にしてやられた。それが気持ちよくさえあり、もっとほかのミステリーというものも読んでみようかと思わせてくれたこの本に感謝したい。

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電子書籍

おどろき

2016/10/27 00:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mimiponta - この投稿者のレビュー一覧を見る

途中から人間なのか生まれ変わりなのかがわからなくなった。
ミステリのようで、現代文の問題に出てきそうな文学でした。
ただ、言えることは続きが楽しみすぎてすぐに読めてしまいました。

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紙の本

えっ?こわ・・・

2016/01/19 09:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る

道尾秀介氏の作品の中でも人気の高い作品。
この作品から道尾氏の作品にのめり込んだ方も多いはず。
道尾ワールド全開で、推理を楽しみつつ独特の世界観に迷い込み、
最後には衝撃のラストが待っている。
ラストで全てを明確には記さず、読者に推察の余地を与えるのも
道尾氏らしい作品と言えるだろう。

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紙の本

初、道尾作品

2015/09/11 02:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たか - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて道尾秀介さんの作品を読んだが、今まで読んできた他の小説家の作品にはなかった印象でした。

何か登場人物に秘密があるのはうすうすわかっていたが、読み終えてみると不思議な感覚で、思わず惹きこまれた。

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紙の本

このミス2009年度版第一位!との事だけど・・・。

2009/08/25 10:35

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

うーん、なんかスッキリしないというか「やられた感」に乏しい読後。あるかなしか、とすればありだとは思うけれど、ミステリ部分に期待して手にすると、ちょっとがっかりな感じかもしれない。
終業式の日、学校を休んだ同級生Sの家に届け物に行った小学校4年生の主人公ミチオ。ところがミチオは、S君が首をつって自殺しているのを発見してしまう。すぐに学校に戻ったミチオは担任の先生に話し、先生と警察は揃ってミチオの家に行くが、死体は消えてしまっていた。S君の死体は、一体どこに行ってしまったのか。そして家に帰ったミチオの前に、蜘蛛に生まれ変わったS君が現れる。そして自分は殺されたのだと、自分の死体を探し出して欲しいとミチオは頼まれる。さらには連続して起きる犬猫殺害事件。犬猫の足の骨を折り石鹸をくわえさせるという猟奇事件と、S君の死体が消えた事との関係は!?3歳の妹ミカと、蜘蛛になったS君と共に、ミチオはS君の死体を探し始めるのだが・・・。
読み始めは非常に期待が持てた。ネタ振りがウマく「コレは一体、どうなるんだろう?」と興味をひきつけられる。例えばナゼか死んだ友だちは名前を出さず「S」としてあったり、妹のミカは3歳ながら妙に弁舌が立ち、頭が良過ぎる。そしてナゼか、兄妹の母親は妹を溺愛し、兄を毛嫌いしている。何事につけ嘘つき呼ばわりをし、あからさまに兄妹を差別するのだ。そしてミチオを、ありえない言葉でなじるのだけど、その言葉は作中「― お前が□□□□□□□って!」と□で伏せられているのだ。家の中はゴミが散乱し、相当おかしな雰囲気になっている。何だかちょっとシュールな物さえ感じて、期待度は増すばかりであった。文章も読みやすく、物語に入っていきやすい。S君の死体はどこに行ったのか!?というミステリと、ミチオの家族環境は一体どうなっているのか!?というのが本作品の2本柱。ミチオの家族環境はラストに明らかにされるが、それまではS君の死体捜索がメインに物語りは展開するのだけれど。
友人が「蜘蛛」となって生まれ変わって現れる。こういう非常識な設定には、絶対にやって欲しくないオチ、というのが私的にあって。まともにそういうオチだった事にがっかり。これを使ってしまうと、ミステリが何でもアリ的な事になってしまう。S君の死体の方も、何だかごちゃごちゃ入り組んだ割には「ああそうだったのか!」的な読感は得られなかった。それからプロローグとエピローグに、あまり効果を感じなかった。
ミステリ作品、というより「存在する事、しない事」なんていう哲学的な、カオスストーリー的な認識で読まれると良いかもしれない。

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紙の本

それほどの衝撃度は

2016/12/24 17:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る

レビューが難しいですが、普通に物語として面白いという以上の作品には思えませんでした。これはネタバレではありませんが、早い段階で死んだS君が蜘蛛として生き返ってきます。主人公は生まれ変わりの蜘蛛と一緒にS君の死体を探すわけですが、そういう前提であれば・・・・という風に、あれこれ疑問が生じて来ます。それで、何となく実は・・・・だろうなということは察しがつく人もいるでしょうね。私的には衝撃度が高い作品ではありませんでした。一つ不思議なのは、「S君」は最初から最後まで「S君」となっていることですね。わざわざ英語のイニシャルにしているのは何かの伏線かと思ってましたけど。それとも、私が何か重要なことを見落としている?

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電子書籍

ミステリアス

2016/11/21 22:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後まで展開が読めませんでした。普段読まないミステリー系の本。わりとストーリーが濃くて面白かったです。子供が主人公で、また違った面白さを感じました。

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紙の本

何とも言えない世界

2015/12/30 22:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

普通のミステリーと思って読み始めましたが、予想を裏切られました。本格的なものを期待されると、がっかりするかもしれません。結構、好みの分かれる小説のように思います。

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紙の本

おちが。。。

2015/10/29 06:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

同僚の教師に「どうしても語り合いたいから読んでみて!」とススメられて購入。一気に読むには読んだんだけれど、途中もうサイコパスっぽくて断念しそうになった。こわいよ。もう。しかしなんとか乗り越え、実際はミステリーなわけだから、犯人だれだろうと考えながら読んで読んで、えー。えー?なにが本当で、なにがまやかしなのか分かんなくなっちゃった。ミカちゃんが年の割には、口の立つ子だなあとは思ってたんだけど、そのオチなのね。なんか誰も幸せじゃない気が。同僚とはしっかりと語り合い、お互いのもやもやをぶつけ合いました。笑

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紙の本

好き嫌いの分かれる作品

2015/05/07 00:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

死んだ友達が生まれ変わるとか、妹が年齢の割には妙に大人びた言葉を喋るとか、母親の兄妹に接する態度の違いとか、最初から最後まで読んでて違和感だらけなので薄々「こういうオチかな?」とは思ってたけど、半分くらいは想像通りでした。
ミステリとして評価できる部分も多々ありますが、登場人物が異常過ぎます。そもそも物語のきっかけとなる事件の真相も結局分かるような分からないような・・・。
最後の最後までスッキリとはしない作品なので、その辺は覚悟した上で読むことをオススメします。

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