「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
街道をゆく 新装版 3 陸奥のみち、肥薩のみちほか (朝日文庫)
著者 司馬 遼太郎 (著)
東北の南部人を考える「陸奥のみち」を満喫したあと、南に針路を転じ、「肥薩のみち」を歩いた。「われわれは田原坂に来てしまったのである」とつぶやく著者は、ちょうど大作の『翔ぶ...
街道をゆく 新装版 3 陸奥のみち、肥薩のみちほか (朝日文庫)
街道をゆく(3) 陸奥のみち、肥薩のみちほか
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
東北の南部人を考える「陸奥のみち」を満喫したあと、南に針路を転じ、「肥薩のみち」を歩いた。「われわれは田原坂に来てしまったのである」とつぶやく著者は、ちょうど大作の『翔ぶが如く』を連載中だった。「薩摩」の人間風土は書くのは大変なんですよと、正直に読者に悩みを打ち明けてもいる。【「BOOK」データベースの商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
みちのく
2020/08/04 05:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陸奥のみち、肥薩のみち、河内のみち。三か所の道を尋ね歩き、ゆかりの人物などを著者ならではの視点で浮き彫りにする。
電子書籍
薩摩は独立国家だったって
2023/06/30 03:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の手掛けた「街道物」の第三作です。
肥薩を巡る旅での経験を踏まえて綴られた
文章から感じられる熱量がかなり高いのは、
自身の小説でも扱った地域だからでしょう。
紙の本
そうか薩摩は独立国家だったのか
2022/05/19 02:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の「街道物」の第三分冊です。
「肥薩のみち」の文章から感じられる熱量が
かなり高いのは、自身の小説作品でも扱った
地域だからでしょう。
紙の本
興味深く読めた
2021/04/27 15:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
陸奥の道、肥薩の道、河内みちの三部構成。陸奥の道は南部藩の先祖は甲州の可能性が高いこと、また、津軽藩との確執、八戸藩と南部藩とのお家騒動、搾取され続けた農民とそれをうまく利用した商人と藩との関係、そしてその環境で輩出した共産主義者の安藤昌益のことなどが描かれている。肥薩の道は、肥後と薩摩の歴史や地形、文化的なことなども含めて触れているが、主に戦国時代から明治時代までのことが描かれている。特に薩摩は『翔ぶが如く』に書かれていることが土台になっているような気がした。河内みちは、著者の自宅界隈の歴史で気さくに書いているように感じた。真言宗の『律』の行を指導する高貴寺、また同じ宗派で西行の墓がある弘川寺、楠木正成が学んだとみられる観心寺、河内源氏の根拠地だった村の『大ヶ塚(だいがつか)』などを取り上げている。よくここまで詳しく調べあげたことにただ感心するしかない。少し興味が持てたところは歴訪してみたい。
紙の本
思い出したり、発見したり
2015/08/31 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3&4 - この投稿者のレビュー一覧を見る
十何年か前に数年間住んでいた街、地方の巻。その頃よりも更に二十数年も前に書かれた陸奥のみち。
あの神社で記念の〇〇参りしたこと、住んでいた当時においても既に本作品から変わってしまったこと など、思い出したり新しい発見があったり。歴史を掘り起こしながら、登場する方々の人柄、土地柄、風情を気分で味わいながら、街道を作者と共に誌上歩きした。
全く知らない土地よりも、多少でも縁があり、繋がりのある街道の方が、読み応え、共感し応えがあり、楽しさが倍加します。