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容疑者Xの献身(文春文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.8
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/394p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-711012-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

容疑者Xの献身 (文春文庫 ガリレオ)

著者 東野 圭吾 (著)

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完...

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容疑者Xの献身 (文春文庫 ガリレオ)

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商品説明

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【直木賞(134(2005下半期))】【本格ミステリ大賞(第6回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

紙の本

天才数学者の無償の愛と天才物理学者の友情。

2010/06/10 03:08

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書を手にする前に、面白そうだと思って映画を先に観ていたので天才数学者の石神のイメージは、どうしても堤真一さんでした。驚いた事に、本書に登場する石神のイメージが、堤真一さんの迫真の演技と見事に一致する。通常、書籍が映画化するとやはり書籍の方が面白いというのがパターンですが、映画も書籍と同等に面白いので凄いと思う。もちろん、役者さんの演技によるところが大きいけれど、ここまで書籍に沿って造り上げられた映画というのも珍しいのではないでしょうか。

 さすがは直木賞受賞作と言ったところで、トリックは最後の最後まで分かりませんでした。なぜいつまでも警察は花岡靖子に疑いを持ちつつ、一向に犯行へと繋がらないのかと思っていたほどだった。元夫から逃れていた花岡靖子に想いを寄せていた天才数学者の石神が、完全犯罪を企てる。全ての動きが、石神の思惑通りというのも少々怖いほどでした。高校で数学を教えながら、次なる計画を立て、花岡母娘にすべきことを入念に指示していく中、同窓生である天才物理学者の湯川が目の前に姿を現した。

 湯川は石神の才能を認め、理解している。だからこそ、ふとしたことをきっかけに裏を読み取り、自分なりに真実を追求していく。同窓生である刑事の言うことがヒントになったり、石神の言動がきっかけになったり、少しずつ真実はその輪郭を現していく様子が最後まで分からないのが凄い。読み進めている間は何かを掴んでいるんだろうな、くらいにしか思えない。石神が張った罠にまんまと引っかかってしまった刑事とは違い、些細な事で事件の真相は手ごわいと気付いていた湯川。天才数学者と天才物理学者の知恵比べのようでかなり楽しめる。

 自分をストーカーに仕立て上げ、完璧なまでに花岡母娘を救おうとした石神の無償の愛には涙する人も多いでしょう。そんなふうに、愛する人の幸福を心底願い、自分を犠牲になんてできるでしょうか。そういう純粋さが痛いほど伝わってくるので、本書のタイトルに頷けます。ああ、そういう意味で『献身』なんだな、と全て納得がいきます。タイトルの意味が、クライマックスで明かされるのも粋だなぁと感服です。そして、そのまま石神の指示通りに生きていけば、全ては平和にその先を生きていけるだろう花岡母娘。けれど、湯川の石神への友情がまた凄いなと思う。才能溢れる友人を失いたくはない思いもあるだろうけれど、それ以上に石神の想いに気付き、ただただ愕然とした湯川である。心打たれるストーリーだし、トリックも実に巧妙なので盛大な拍手を送りたい一冊でした。

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紙の本

これは、いったい、なんのレッスンなんだ!? 湯川学はきっと心で叫んでいたはず!!

2010/10/13 23:07

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

マイ・ファースト・東野圭吾作品である。
前々から気になってはいたが、
あまりに騒がれすぎていたので
逆に読む気が起こらなかった。
そんな読者もけっこういるのではないか。
ま、それはさておき。

この作品は「オール讀物」連載中のタイトルは
「容疑者X」だったとか。
単行本になるときに、「容疑者Xの献身」と改められたらしい。
作者が考えたのか、編集者が考えたのかはわからないけれど、
まさしくこの絶妙なネーミングがベストセラーへの
鍵を握ったのではないかと思われる。

あまりにも有名なこのミステリーの感想を、
いったいどう書こうか、悩むところだが、
この本を読もうかどうしようか迷っている人がいるなら
ぜひ、読んでみてほしい。
ミステリを精読している人にはもしかしたら
ちょっと物足りない向きもあるかもしれないが、
救いようがないくらいに悲惨なのに
心のどこかがあたたかくなる不思議な話である。

ありえない設定をぐいぐいとひっぱり込む手腕には
本当におどろかされる。
そして、危険を冒してまで貫き通す、容疑者Xの、その「献身」の理由。
これは、相手の人物造形をとおしてもよく描かれている。

本作は「純愛」という言葉で謳われることが多いようだが、
せつなさの視点をずらしてみれば、
男の友情に涙をさそわれる。
名ホームズ役である湯川学と、主人公の石神。
ほんとうに得がたい、「好敵手」という関係にあるふたり。
とくに、湯川がすべてに見当をつけ始めてしまったあたりからは
彼のせつなさに、胸がいたくなる。
彼にとって大事な、ふたりの男(石神と草薙)との
それぞれの友情に挟まれ、
さぞかし苦しかったことだろう。
これはいったい、なんのレッスンなんだ・・・と
きりきり締め付けられるような思いで、いたに違いない。

最後の、すべての告白は、涙腺を刺激する。
安っぽい偽善の匂いがしない、高級なエンタメになっているのは、
物語の端々にみられる、作者の論理的思考が効いているからか。
ひとの心の裏の裏をかく、ということ。
それはひるがえって、純粋、ということになるのだろうか。

早々と殺されてしまった被害者に対しては、
本人のそれまでの経緯にかかわらず、少し同情を寄せてしまう。
あまりにも脆弱なかたちでしか、未練を表現できないことに。
そう感じてしまったのは、
容疑者Xの、あまりにも深くて、重い、「献身」に
くらくらと眩暈をおぼえてしまったからかもしれない。

思い悩んだ湯川に、そして彼と同じように胸をいためた読者に、
きっと大きなギフトはあるはずだ、と思いたい。


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紙の本

期待を裏切らない一冊です

2008/10/14 15:19

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とんちゃもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は
一人娘と暮らす隣人の靖子に密かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害した事を知った彼は二人を救うため完全犯罪を企てる。
だか皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、
その謎に挑むことになる。(カバー裏より)

ドラマ化に次いで映画になった本作は、あまりにも有名。
既に読み終えた方もおおいと思いますが。。

さすがの東野作品です。

最近は読書にさえ集中できなかった私ですが、一気に読んでしまいました。

内容は上記の通り、これ以上詳しく書くとこれから読む方にネタバレになってしまうので書けません。。

あらすじでもわかるとおり、殺人事件が起きて犯人は明白なんです。。が、!!

最後の最後になるまで、本当のトリックには気付かなかった私。。
「靖子」が真実を聞かされたときにさえ頭の中は「???」だらけ。
その後の詳しい説明で、「!!!!」となりました。。

そこまで一途になれる人がいればいいな。。
想ってくれる人がいればいいな。。
自分がどちらの立場であっても、ここまでの人にはきっとめぐり合うことはないだろうな。。

彼にとっては、それは当然のことであり そうでなければいけない事。。
でも彼女にとっては、夢にも思わなかったこと。。
「靖子」の気持になると、何も知らなかったことの愚かさと
とてもその重さに耐えられるものではない事実がとても哀しくて切ない。
彼女の最後の言葉がとても胸に沁みた作品でした。

殺人という罪を犯すのはあってはならないことだけれど、
ここまで純粋に人を愛せるのは 幸せなことだと思います。。

東野さんの作品はどれを読んでも読後感の爽やかなものが多くて好きなのですが、本作も決して期待を裏切らないものだと思いました。

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紙の本

名探偵の苦悩

2008/09/28 11:27

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前作「探偵ガリレオ」「予知夢」と違い、犯罪トリックに科学的要素が使われているわけではない。だから、応用物理学者の湯川学が、快刀乱麻、トリックを暴くというのでもない。終始、人間 湯川学と探偵 湯川学の苦悩が描かれているというべきか。
 そして結局は彼も、名探偵としての道を選んでしまう。

 取り調べにおいては、犯行の動機、というものが必ず出てくる。金のため、恨みのため、快楽のため…。自分と価値観の異なる人間を、自分と同じ価値観で測るためには、必要なステップなのだろう。そして、犯罪の結果として得られる利益が、犯罪が失敗した時にこうむるリスクを上回っていると感じられれば、その動機が正当なものであると社会は判断してくれるのだ。しかし、物事の価値は、誰にとっても一様ではない。

 読後一番に思ったことは、なんてふさわしいタイトルなのだ、ということ。他に適切なタイトルが思い浮かばない。石神の犯行動機はとても美しいものだけれど、おそらく、万人が理解することが出来るものではないだろう。先ほどの動機成立の公式に当てはめれば、とてもではないけれど、利益がリスクを上回っているとは到底思えない。だが、湯川は理解してしまった。
 日常ならば心が通じ合うことは幸いだろう。だが、悲しいことにこれは非日常。石神には望まない形で罪を暴かれたことが不幸だし、湯川には数少ない友人の望みをかなえてあげられないことが不幸だ。

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紙の本

天才VS天才の戦い、そしてまことの愛とは。

2008/11/06 20:54

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマも好調だった物理学者湯川シリーズの長編バージョンです。
もう、皆さんご存知の作品なので、さらーっと簡単に紹介です。
今までは、この物理学者湯川のシリーズは、短編だったので、
ワン・メイク、ワン・アイデアみたいな作品だったのですが、
長編だと、どうなりますやら、、。

 大ヒット本なので、概ねのプロットは、かまびすしい各メディア、
又は、本好きさんにより知ってしまっていたわけですが、
 なんとなく、犯罪を隠蔽するのお話しということで、
同じ隠蔽もので、前読んだ、「赤い指」がけっこう読んでいてツライ、ミステリ。
ツラ・ミスだったので、用心しいしい読んだのですが、
いまさら、私が褒めたり薦めるまでもないのですが、
素直に、エンタメとして、面白い!!。

 これ、捜査物というより、湯川シリーズということで、
しかも、湯川の同級生である天才数学者石神が出てくるわけで
(どっちが敵役かは、わからない)
天才VS天才の頭脳戦として仕上がっていてエンタメとして見事に昇華されているわけです。
 しかし、ラストは、書けませんが、やっぱり多少はツラ・ミスの要素もあります、、、、。
まぁ、タイトルどおり、献身、愛ということで、美しく昇華されているのかもしれませんね、、。

 直木賞受賞で、文句なしのエンタメ本だと思います。
又、謎解きとして、条件開示に問題があり、ミステリの賞が取れなかった
とかあるそうですが、どうなんでしょうね、、。
まぁ、やられた感はありますが、ミステリとしてより小説の完成度を重視する私は、気持ちよくひっぱられていて問題なしですね、、。
 
 関係ないですが、東野さんのこのヒット本の多さとその内容もともなった高打率は、本当に驚異です。
前、どれくらい謙遜なのか、不明だったのですが、インタビューで
自分ほど、本を読まない(途中でやめてしまうの意味)人間はいないと、
そんな自分が最後まで読めるもの(書ける)を書いているので
面白いはず、てなことを仰っていましたが、
どうなんでしょうね、、。

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紙の本

134回直木賞受賞作品

2008/08/26 22:05

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

134回直木賞受賞作品。
これまで、何度も直木賞にノミネートされていながらなかなか受賞の機会に恵まれなかった作者が、ついに受賞した作品。

孤独な数学の先生が主人公の物語。この主人公は純粋な恋愛をするタイプ。いまどきこんなタイプの人がいるのだろうか?と思いつつ読み進めてみました。

物語はミステリーということで、殺人事件から始まり最後にネタばらしという展開ですすんでいきます。東野作品の特徴でもある、人間の感情の動きに重きをおいているのとテーマ性を持たせている点は他の作品群と同様。

本作品では表面上は純愛というテーマでありながら、その裏側で「人間の命の重さには重さがあるのか?」という問いかけもされています。答えは読者それぞれが出せばよいのですが、主人公が数学の天才ということも裏テーマを考える上で重要なきっかけを与えてくれます。

ミステリーとしては、物語の最初から最後の結末に至るまでの伏線が用意されていますので、サクサク読める文体に騙されてはいけません。

ただ、個人的な感想からいうと、この作品は東野作品のなかで最高峰という感じはしてません。純愛という部分が少しひっかかるので。

http://blog.livedoor.jp/c12484000/

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凍り付くような衝撃

2016/11/15 23:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:そうしこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

数ある東野圭吾氏の作品でもピカイチだと思います。
湯川准教授の口から真相が語られた時には、凍り付くような悪寒というのか衝撃が全身に走りました。何度となく読み返していますが、未だ鳥肌が立ちます。
天才数学者の恐るべきトリックは何より深い愛情に裏打ちされていた・・・。いわゆるハッピーエンドではなく、むしろ登場人物の悉くが不幸になるような話なのですが、それでも、これで良かったんじゃないか・・・。そう思える不思議なストーリーです。
目の奥が何度も熱くなりました。

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紙の本

食いついたら離さない、どう猛な展開力が魅力です。

2016/04/23 17:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

惜しい。実に惜しい。
アメリカ探偵クラブ賞(エドガー賞)、ぜひ取って欲しかった。
それくらい、面白かった。
英語への翻訳というフィルターがどう作用したのか分からないが、少なくとも
直木賞受賞は納得の出来であるし、数々の賞に輝いたのもうなずける。

みなさんの評価を見てみると、トリックのせいか犯人の動機のせいか
分からないが、好き嫌いの分かれる作品のようである。
私は、犯人の考えが青くさすぎるところが人間ぽく感じ、気に入った。
犯人の人間性は、なんだか中学生の見栄っぱりみたいな感じがして、
これくらいの方が親近感が涌いたりする。

ミステリーは、最初に死体を転がせとのセオリーがあるそうだが、
この作品はまさに王道をすすんでいる。
犯人はすぐに開示され、追い詰められたり、逃げたりのしのぎ合いが、
ハラハラして面白い。
そこに心理ゲームが乗っかるのだが、犯罪の高度さと心理の幼さの
アンバランスが、抜群に輝いている。

ページをめくる手を止められず、本に強引に読まさせられてしまった。
ガリレオシリーズの第二弾とのことだが、いきなり本書を読んでも
問題ないと思われる。

参考までに、私はこのトリックを評価している。
心理的にはありえないが、トリックの個性は抜群。
その飛躍感を、私は逆に楽しんでしまった。

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余韻が残る

2016/02/26 01:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

さすが、人気作品。これほどにのめり込む物語はなかなかないのではないでしょうか?陰鬱な雰囲気もあり、友情もあり、そして叶わない恋心。誰にも知られない犯罪のはずが、友人に知られてしまった。だけど、理由を知り、苦しむ友人がいた事を、きっと喜ぶ時が来るはず。その時に、自分の犯罪の重さに耐えられるのだろうか。

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堤真一さん

2015/11/29 20:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ad - この投稿者のレビュー一覧を見る

堤真一さんぴったりですね。とても悲しいストーリーでした。涙なしには読み終えられない必読書だと思います。

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紙の本

映画と合わせて読みたい本

2015/08/28 11:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画の方を先に見てから原作を読んだ。
人物像が既に頭の中でそれぞれの俳優と重なっていたが、それらとはまた少し違う登場人物が描かれている。
明晰な頭脳を持った犯人にとっての幸せとは何だったのか?と考えさせられる。
事件が解明されても、何かが心の中に重くのしかかるストーリーだった。

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慟哭

2016/01/25 17:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に映画を見て、改めて文庫で読了した。物語の基本ベースはほぼ同じで違和感なく、改めていい作品だと感じた。小説の方では最後の場面がかなりあっさりと描かれていたので少し拍子抜けした。堤真一や松雪泰子の演技が厚みをもたらしていたような気がする

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献身

2015/06/03 00:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

東野圭吾先生らしい謎解きミステリー要素もあり。
でも心に響くお話です。
人を本当に愛するってどういう事なんだろうとかんがえさせられます。

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容疑者Xの献身

2013/08/15 00:16

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春日の住人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

良くできたトリックで面白かった。

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やがて悲しき直木賞

2008/09/02 21:58

14人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼこにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 芥川賞・直木賞の発表を聞いても心が躍らなくなった。大仰な設定、思い込みの激しいヒロイックなキャラ、定石通りの筋運びという、デジャヴに満ちたマンガみたいな小説が増え続け、高く評価されるはどうにも辛い。
 で、直木賞に人生を狂わされた東野圭吾。久々に読んでみて内容の薄さに改めて驚く。この程度のネタは以前のこの人ならキレよく短編にまとめていたはずなのに、初めて候補になったあたりからやけに通俗的になってしまった。柄にもないメロドラマ路線を迷走したり、同じ型紙から単行本を二冊書いてみたり。
 本書は純愛モノと言われているらしいのだけれど、人物造形がディック・ブルーナくらいのシンプルさなんで、この長さで読ませるには難がある。そもそも「無償の愛」なんてとうに死語であって、昨今ではこういう行いはせいぜい「無害なストーカー行為」か「女性の人格を過小視した独善主義」と取られるのが健全な成り行き。せめて男女が逆ならまだ救いようがある気もするんだが。でなきゃいっそ軽くブラックユーモア仕立てにするとかな。あと、ここぞという時ヤニワに号泣するという手で乏しい感情表現の帳尻を合わそうとするのはこの人の癖か?それに多分生まれて初めてだと思うが(恥ずかしながら)、私は読んでる途中でトリックが分かってしまった。なんたる体たらくか。評価として星を三つつけたのは、こうした凡庸さに対する皮肉と受け取って頂きたい。
 大体この人は昔から、愛とは一方的な滅私奉公だと考えているフシがあるんだが、このご時世にそういう恋愛のスタイルを世に問うとはあまりにもセンスが古すぎる。実際は度を越した厚意の押し付けなんて今時重いだけだし。ま、今回の場合作者は「愛」ではなく「献身」と呼んでいるのでこれは言いがかりかも知れないが。彼がまだちゃんとした作家だった頃の「魔球」など、情愛方面に関しほぼ最低限の言及しかしていないのだが(単に興味が無かっただけかと思うが)、黙して語らず、という姿勢が一見無機質で独尊主義の登場人物にシブい立体感と奥行きを与えていた。硬く無愛想な殻の内に秘められた真珠のごとき正義、というギャップのあるキャラクターを、あの頃のこの人は憎いほどクールに書いていたものだ。
 そもそもトリックは書いても入り組んだ人間関係は描かない(描けない?)、という金属臭の強さが東野圭吾の持ち味なのであって、推理小説の性質上それはたいした欠陥ではなく好ましい潔さですらあったのだ。情に訴えたりキャラ頼みではなくプロットだけで読ませる、という気骨は今や見る影もない。紋切り型の登場人物がスゴロクみたいにてくてく進むだけ。分かりやすい、読みやすい、まあハズレはない。おみくじでいうと小吉。
 そりゃ私だって質の高いミステリをコンスタントに書いてくれなどと無茶は言わないつもりだが、これが賞に踊らされた結果なら本当に悲しい。
 若者の活字離れが進んでいる、と言われ続けているけれど、私には、本の作り手達こそ重症の活字離れを呈しているように思われてならないのだ。いい作家にはじっくりといい作品を書いて欲しいし、それなりの環境を整えてじっと待つ、というのも編集の仕事なのじゃないか?ジャンクフードみたいな本ばかり量産して土壌を荒らすのはいい加減にしてもらいたい。

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