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商品説明
【木村伊兵衛写真賞(第34回)】ガソリンスタンド、大食い選手権、病院、ラーメン屋、旅先での様子…。家族の休みを合わせて、場所を借りたり、服を決めたり、シーンを考えたりして撮影した、普通とは少し違った記念写真。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
ある朝本書が、某テレ...
ジュンク堂書店秋田店さん
ある朝本書が、某テレビ番組で紹介されていた。表紙に写っているのは、消防士の服を身にまとった家族。その表紙にインパクトがあり、中身を見てみたくなった。その日出勤して、とりあえず立ち読み。こんな面白い写真集に出会えたのは久しぶり。そして、書店員として『売りたい!!』と思い、まずは自分で購入してみました。
登場人物は父、母、兄、そして写真家本人の4人家族。この浅田家の皆さんがラーメン屋、バンド、極道などに扮しそれを1枚の写真に収めている。中でも一番のお気に入りはバンドの演奏をしているページで、お母さんが黒いタンクトップを身にまとい完全にボーカルになりきっている。こんなお茶目なお母さんは、なかなかいないのでは?
忙しいはずなのに家族が休みを合わせ、周りの協力を得ながら1枚の写真を仕上げていくのは大変な事だろうと思います。見終わった時、ほっこりした気持ちになれました。いずれ離れてしまう「家族」。こんなユーモラスな写真を撮れる朝田家の方々は、きっと強い絆で結ばれている事でしょう。依頼があれば撮影に来てくれるそうです。
秋田店 芸術書担当
紙の本
家族のさまざまな表情を写す
2022/07/01 06:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
単なるコスプレ写真集かと思いきや、背景に隠れているドラマが面白そう。良き理解者でもあり専業主夫である父、大黒柱が母親だというのもユニークですね。
紙の本
家族っていいなぁ
2022/01/14 07:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは2020年秋に公開された、二宮和也さん主演の映画「浅田家!」(中野量太監督)の原案となった写真集です。
映画を観た読者なら表紙の消防士姿の4人が写真家浅田政志さん一家(両親と兄と自分)だとわかるはず、
この写真集は、基本、この「浅田家」の家族のさまざまな姿を撮ったもの。
2008年7月に出版され、その翌年この写真集で第34回第34回 木村伊兵衛賞を受賞しています。
おそらくこの写真集を見た読者は、まずは笑い転げるのではないでしょうか。
映画「男はつらいよ」のおじちゃんの名セリフではないですが、「馬鹿だねぇ」とこぼしたくなるかもしれません。
そして、「家族」って何だろうと、ちょっと真剣に首をかしげるような気がします。
消防士になったり、ラーメン屋になったり、黒づくめの泥棒になったり、やくざの一家に扮したり、レーサーになったり、果てには遺体を取り囲む家族にまでなったりする「浅田家」。
こんなバカなことをしながら、彼らはどうしてこんなに楽しそうなんでしょう。
この写真集のおわりに浅田政志さんはこんな言葉を綴っています。
「僕の写真は記念写真です。(略)それは自ら記念をつくっていく記念写真です。待っていてもなかなか来ない記念日を、写真を通じてつくりあげていく。」
記念日が嫌いな人は少ないのではないでしょうか。
「浅田家」の人たちにとって、消防士になったりやくざの一家になることが記念日だったとすれば、やっぱり楽しい瞬間だったにちがいありません。
紙の本
素敵です
2021/12/11 11:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく浅田家の皆さんが全力で撮影に挑んでいるところが最高です。映画を観て感動し、購入させて頂きました。浅田家のストーリーを知ってから写真集を見ると、おかしいながらもやはり心が震えるような感覚があります。