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読割 50
紙の本
簞笥のなか (講談社文庫)
著者 長野 まゆみ (著)
親戚の家からゆずりうけてきた、古い紅い箪笥。年ふりたそのひきだしからは、時に不思議なものたちがあらわれる。そして箪笥によばれるように、この界ならぬ人びとがわたしを訪ねてや...
簞笥のなか (講談社文庫)
箪笥のなか
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商品説明
親戚の家からゆずりうけてきた、古い紅い箪笥。年ふりたそのひきだしからは、時に不思議なものたちがあらわれる。そして箪笥によばれるように、この界ならぬ人びとがわたしを訪ねてやってくる—。現実と非現実のあわいの世界をたゆたうものものを細やかな筆致で描き出し、著者の新境地を示す連作小説集。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
簞笥のなか | 9−27 | |
---|---|---|
鳩のパン | 29−51 | |
真珠採り | 53−75 |
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書店員レビュー
親戚の家からゆずりう...
ジュンク堂書店大阪本店さん
親戚の家からゆずりうけてきた、古い紅い箪笥。そのひきだしからは、この界ならぬ人びとが繋がりを求めてやってくる。現実と非現実、この世とあの世、出会うはずのない出会いを取持つ扉である紅い箪笥。しかしながら、双方の境目は実に曖昧で読者をなんとも不思議な浮遊の世界へ誘う。ジャコウアゲハの蛹、琥珀、真珠のような白い珠、真綿にまぎれた繭玉…。その出会いを受け入れ、縁を楽しむ箪笥の持ち主を描くさまは清々しく、不思議なことに自らの思い出と自然に同調し暖かい懐かしさを与えてくれる。 大阪本店 野田
電子書籍
淡々とした文章で語られる不思議な話
2017/07/24 18:11
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投稿者:黒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古い箪笥を引き取ったことをきっかけに起こる不思議な話が、淡々とした文章で綴られている。怪異を描いた作品ながら怖さは感じず、落ち着いて読める感じが心地良い。日常のすぐ隣にある不思議な世界を覗き込むような物語。