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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.9
- 出版社: 日本放送出版協会
- サイズ:20cm/261p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-14-081301-0
紙の本
中国夢と流転 庶民たちの改革開放
故郷を出た出稼ぎ少女、移住に賭けた極貧一家、改革開放の発祥の地…。市井の人々の1994〜2008年までの15年の軌跡が、中国の構造問題を映し出す。【「TRC MARC」の...
中国夢と流転 庶民たちの改革開放
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商品説明
故郷を出た出稼ぎ少女、移住に賭けた極貧一家、改革開放の発祥の地…。市井の人々の1994〜2008年までの15年の軌跡が、中国の構造問題を映し出す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
角 英夫
- 略歴
- 〈角英夫〉NHKに入局。「クローズアップ現代」のデスク、編責などを経て、スペシャル番組チーフ・プロデューサー。著書に「サイゴンの歌姫」など。
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紙の本
庶民の視点で中国を理解できる本
2008/10/03 08:41
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中国通 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと地味な印象で手にとったが、読み始めたら一人一人のドラマに引き込まれ、一気に最後まで読めた。中国人の庶民が本当に何を考えているのか、というのはこれまでよく分からなかっただけに貴重な本に出会った気がする。中国人の書かれ方は、これまで、いまにも農民暴動が全国的に起きるイメージか、あるいは、国力増強のために皆で邁進するイメージか、両極端だった。一人一人がいろいろな計算をして、国の政策をウォッチしながらチャンスを狙って、そして多くが夢破れているんだろうな、と想像できた。中国のことをよく分かっている人が書いた本という感じがするし、読み終わった時に自分も中国人の心情が理解できた気になる。
紙の本
中国の実相がわかるルポルタージュ
2008/09/28 18:58
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:聞き耳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国はどうなっているのか、これからの中国はどうなるのかといった「お説教」的本はそろそろ飽きたと思っていたのだが、本書は「お説教」とは一線を画し、現代中国の実相、実態をルポルタージュしていて興味深かった。
通常、NHKの人が書く本といえば放送連動型が多いなか、本書は放送をバックにしない「個人的ルポルタージュ」であるのが珍しい。15年前に放送のための取材で出会った人々を、15年後に「個人的に」訪ねる。各章で読者にわかりやすく15年前のことが前フリされているので、15年後への道のりがちょっとサスペンスチックになっているところもあり読みやすかった。それにしても、現代中国におけるこの15年がすさまじい変化の渦中にあることに驚かされる。