紙の本
引き込まれました。
2016/10/06 12:04
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
捨て荷の話が印象的です。また、芯の通った、かっこいい人物や行動、作戦についつい目が行きがちですが、そうではない人の気持ちや感情もまた、今回は特に印象に残りました。
紙の本
タンダとか牧童とかナユグとか
2019/02/07 15:01
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投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「一刻を争うときに、人助けをしている場合ではないのではないか。」とか「バルサといると、チャグムが子どもに戻るなぁ。普段やっぱりだいぶ無理してるんだなあ」とか思いました。
そして改めて、タンダみたいな呪術師とか、牧童とかナユグとか、そうした存在がこのシリーズをより面白いものにしているのだなぁとも思いました。
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良かった! とにかく良かった!! 全巻読み通してみて、あまりにも陳腐な感想だけど、今は良かった!という以上の言葉が見つかりません・・・・ ^^; この作品を読んでいる間の没頭の仕方と言い、世界観に対する共感と言い、KiKi のこれまでの読書の No.1 だった「指環物語」とあっさり肩を並べてくれちゃいました。
3巻という膨大な物語の感想をこんなチャチなブログの1日の記録に書けるものではありません。 でもチャグムの成長も、バルサとタンダの結末も(ちょっぴり胸が痛いこともあるけれど)、トロガイの活躍も、シュガの立ち回りも全てが彼ららしい生き方で「うんうん、そうだよね。 ○○は絶対こうでなくちゃ!」と頷ける、ものすごい大河ドラマでした。
(全文はブログにて)
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守り人シリーズ最終作3部の2。
帝国が攻めてくるのも間近。
皇太子チャグムは、故国では死んだとされて既に葬儀までされている身。
自治とは名目ばかりの帝国のやり方を知っているチャグム。
同盟して立ち上がろうと説くのだが…
苦難の旅路だが、描写の所々にある美しさにうたれます。
いいことも少しはある、ふくれっ面をしていた小さな男の子が今は一人前の男としてここにいる、とバルサが言うように。
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追っ手に追われながら、新ヨゴ王国を救うために旅するチャグムとバルサ。チャグムの決断と「ホイ」の、最後への伏線が良かった。
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表紙裏より・・・
カンバル王国編
バルサとチャグム、二人の旅路
国々の存亡をかけ、チャグムとバルサはカンバル王国へ向かう。
しかし、カンバル王の側近には、
タルシュ帝国に内通している者がいた!
壮大な物語の最終章 三部作の第二部。
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守り人シリーズ最終章の、中巻。カンバル王国編。
精霊の守り人以来の、バルサとチャグムの二人の主人公が一緒に旅する物語。というか、実は精霊とこの天と地の中巻だけだよね。
なんといってもホイ(捨て荷)のエピソードが秀逸。
途中でこの話が出てきたときは、なんでここにこの話が必要なんだろうかと訝しんだが、あとで出てきたときはめちゃくちゃ納得!!チャグムの、実は持っていた皇太子としてのプライドとの葛藤が、ホイの話で見事に辻褄があって、震えました。
しかしこの二人、先にも書いたが、これまでのシリーズで互いに常に想い合いながら話が進んできたのに、ここでともにバルサの故郷を旅しながら、また分かれ、最終章ではまったく会わない。なんだか不思議。最後にバルサがチャグムにかける話もすてき。母上だったらもっと優しい言葉をかけてやれたろう、って、バルサはチャグムの母上というよりも父的存在なんだろうなぁ。
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第二部に入って二人の旅は、より厳しさを増してきた。
チャグムをつけ狙う刺客、旅人を襲う山賊など道を阻むもの、敵か味方か判断が難しいものが大量に出てきた。
何度も傷つきながらもチャグムを必死で守るバルサ。
大人び、王たる資質を持ち始めながらも、若者らしい熱さの残るチャグム。
今まではどこか傍観しながら読み進めていたが、今回はまるで自分自身が彼らに乗り移ったかのような共感を得た。
第三部では、二手に分かれ行動するバルサとチャグム。
二人の行く末にどのような未来が待ち受けているのか、いよいよ第三部で完結。
あー終わっちゃうのかぁ。
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第2弾
戦もはじまる・・・異世界にも異変が・・・チャグムは大切な人たちをまもりきることができるのか?
2弾のラストではチャグムは戦の先頭にたち、バルサはトロガイやシュガに異世界の異変による天災を伝えにいくべく二人は分かれました。
さてラストはどうなることだろうか・・・
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バルサと一緒に旅するチャグムがかわいいです。
次巻でチャグムが新ヨゴ皇国へと戻り、とうとう最終巻。読みたい!終わりたくない!そんな複雑な想いで読み終わりました。
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ずっと心の底に押しかくしていたものが、暗い、その底の闇から頭をもたげていた。それを見てはいけないと、思いつづけてきたのに。
チャグムは、ふるえながら息を吸いこんだ。
自分が選んだ道はまちがっていない――これが北の大陸のためにはもっともよい道なのだと思いたかった。けれど、ほんとうは……心の底では、そうなのだろうか、という迷いがある。自分がこの道を選んだために、もうすでに何人もの人の命をうばってしまった。これから先は、もっと多くの人が死ぬことになる……。
同盟が成功したら、自分は、カンバルやロタの兵士たちを、新ヨゴへみちびいていくことになるのだから。
(異国の兵たちに、新ヨゴ皇国のために戦え……と、敵の矢に、剣に、その身をさらせと、命じるんだ……。)
そして、その戦の先に、父と向かいあわねばならない日がくる。
(本文p.88)
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最後のチャグムのホイが出た時、なるほど~とうなってしまった。このシリーズを読み始めた時は、これこそファンタジー!って感じたけど、最後のこの話はすごい現実感がある。地に足がついているというか、うまく言えないけど。もう次でラスト!読みたいけど、終わってほしくない!
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1部を読んでから丸1年以上放置していたんですけれど、ようやく先日読み終わりました
何時もなら読み終わったらすぐにレビュー書くようにしていたんですけど、これは読み終わったのが3日ほど前かなぁ?
最近忙しくて、ちょっとまとまった時間が取りにくいのです
さてまぁ、そんな背後さんの事情はさておき
まだ文庫版が完結していないので、例の如くでネタばれには注意していきますね
と言っても、あんまり書くことが無いんですけどw
チャグムの成長っぷりは目覚ましいものがありますね
バルサも流石に年を取ったなぁ、という感じもございますし
いつの間にかチャグムがバルサの身長を超しているのには驚きです。カンバル人はあんまり背が高くないんでしたっけね…?
今まで出てきた主要人物がかなり出てきますし、新キャラも多いので久々に読むと、こいつ誰だろう…、というのがよくありました
深く考えずに、さらっと流してしまいましたけどね
流石にちょっとキャラクターは多すぎるかなぁ、という気がします。それに、場面がいたるところに飛びますしね…
大事なことなんだとは思いますが、誰なんだー、と所々で困ってしまうところがありました
3部作と言う事もあって、今回も気になるところで終わっているので、引き続き第3部を読んでおります
斜め読みしちゃったんで、大体の結末は知っているんですけどねw
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これだけの話を構想無しで書き上げてるだなんて、なんてこと!!!!
あの人が気になる、あの人…主人公ではないけれど、あの人がいなくなれば守り人の世界観は乾いてしまう気がする。いなくなってしまうと思うだけで、胃が裏がえるような気分になるなんて。
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本書のラストにある、チャグムのホイ(捨て荷)のシーンが何とも言えなかった。心の中でカンバル王を罵倒していただろうチャグムも、実は同じ所(めんつに拘るって部分)にハマりそうになっていたのだろうけど、見事に。その後のチャグムの胸のわだかまりを、一言で溶かしてしまったバルサも見事だった。長かった旅もいよいよ次で最終巻。どうなるのか楽しみ。