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読割 50
紙の本
街道をゆく 新装版 15 北海道の諸道 (朝日文庫)
著者 司馬 遼太郎 (著)
道南の函館では『菜の花の沖』の高田屋嘉兵衛、この町で布教したロシア正教のニコライ神父の生涯を考える。江差港には、幕府海軍の主力艦で、沈没に榎本武揚が戦意を失った開陽丸が眠...
街道をゆく 新装版 15 北海道の諸道 (朝日文庫)
街道をゆく(15) 北海道の諸道
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商品説明
道南の函館では『菜の花の沖』の高田屋嘉兵衛、この町で布教したロシア正教のニコライ神父の生涯を考える。江差港には、幕府海軍の主力艦で、沈没に榎本武揚が戦意を失った開陽丸が眠る。旅のクライマックスは道東の陸別。『胡蝶の夢』の主人公のひとり、関寛斎の終焉の地でもある。晩年に極寒の地を開拓、深く慕われつつ劇的に生涯を閉じた。今は妻と眠る寛斎への筆者の思いは深い。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
北の文化
2020/08/19 05:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の文化で北からの影響を考える。交流やら衝突やらを繰り返して近代を迎え開墾が始まり原風景が失われてしまった。
紙の本
私にとっては旅行ガイドにとどまらず、北海道史の教科書でした!
2015/11/05 18:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり昔の今東光氏との函館訪問の思い出から漫談のような紀行が始まります。旅行記を読むというような気軽な入り方ができるのですが、その実、津軽と南部の微妙な関係、函館を中心に展開されるロシアとの関係史、同地のハリストス正教会とお茶の水のニコライ大聖堂の歴史と、息つく間もなく軽快なテンポでストーリーは展開していきます。読みながら、われわれ特に関東以西に住む日本人は“外国人・外国語”と言えば 通常は“アメリカ人・英語”を想像しますが、以前に函館で博物館を訪ねた際、この地ではそれが ある時期においては“ロシア人・ロシア語”であったのではないか、と考えたことを思い出しました。
本書の内容に戻りますが、函館近辺では過去 横暴であった和人へのアイヌの反乱、その後の幕末から明治初期にかけての松前や江差のエピソードと語られ、石狩から果ては月形の樺戸監獄へと進み、北海道開拓にあたった囚人たちの命懸けの労働史へと繋がっていきます。
読み進む毎に、読んだ内容を忘れていくのが余りにも惜しく、とうとうメモを取りながら読了する羽目になりました。この本も私に取っては「歴史の教科書」でした。読了とともに書店(古書店も含む)で、今東光『お吟さま』、船戸与一『蝦夷地別件』、吉村昭『間宮林蔵』と『赤い人』を買ってしまいました。実に充実した味読期間を過ごせました。
電子書籍
北端の地で何を感じたのか
2023/06/28 21:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の名作紀行連作である、
「街道物」の第十五作です。
四国を訪れた前作から一転して
著者の訪問するのは北海道の地です。
高田屋嘉兵衛、ニコライ神父、
榎本武揚、関寛斎といった人々について
著者の語りが続きます。
紙の本
北端の地で感じたのは
2022/05/25 02:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の紀行連作である、
所謂「街道物」の第十五作です。
四国を訪れた前作から一転して
訪問地は北海道です。
著者は、高田屋嘉兵衛、ニコライ神父、
榎本武揚、関寛斎といった人々について
語ってくれます。