- カテゴリ:一般
- 発売日:2008/10/25
- 出版社: バナナブックス
- サイズ:21cm/55p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-902930-21-4
紙の本
山本有三記念館 東京・三鷹市 (住宅物語)
緑生い茂る三鷹に建つ瀟洒な洋館、山本有三記念館。建築的にも評価が高く、大正期の洋風住宅を知るうえで価値ある、この貴重な建物をカラー写真で詳しく紹介。歴史、建物の概要なども...
山本有三記念館 東京・三鷹市 (住宅物語)
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商品説明
緑生い茂る三鷹に建つ瀟洒な洋館、山本有三記念館。建築的にも評価が高く、大正期の洋風住宅を知るうえで価値ある、この貴重な建物をカラー写真で詳しく紹介。歴史、建物の概要なども掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
大正期の洋風住宅を知るうえで価値ある貴重な建物。1926年に清田龍之介により建てられた。1936年4月より山本有三が住み、この家で代表作である『路傍の石』などの小説や戯曲『米百俵』を発表した。1996年11月、「山本有三記念館」として開館。
山本有三(本名・勇造)略歴
1887年(明治20年)7月、栃木県栃木町(現・栃木市)に生まれる。高等小学校を卒業後、東京の呉服店に丁稚奉公に出される。翌年、郷里に帰り生家の呉服商を手伝うが、その後上京し、19歳で東京中学校の五年級に編入する。紆余曲折を経て、1915年(大正4年)には東京帝国大学独逸文学科を卒業する。1920年(大正9年)に「命の冠」で劇作家として出発する。「嬰児殺し」「坂崎出羽守」「女人哀詞」などで、新劇の基礎を築いたひとりである。
1926年(昭和元年)に最初の長編小説「生きとし生けるもの」を朝日新聞に連載する。以後、「波」「女の一生」「真実一路」など話題作を次々と発表する。戦前の三鷹時代に書かれた代表作「路傍の石」は、現在もロングセラーを続けている。また、「日本小国民文庫」の編集や国語教科書の編集・監修でも知られる。1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)までは、貴族院議員、参議院議員を勤め、文化委員長を歴任する。平易な国語の実現にも尽力した。1958年(昭和33年)に、三鷹市名誉市民に推される。1965年(昭和40年)には、文化勲章を授与される。「濁流 雑談:近衛文麿」を朝日新聞に連載中の1974年(昭和49年)1月、86歳で死去。【商品解説】
目次
- 山本有三邸の歴史
- 建物の概要
- 中流住宅へ拡がっていく洋風化の流れ
- 大きく展開した昭和戦前の建物
- 椅子式の生活と住宅の変化
- 三鷹市山本有三記念館の紹介
- 山本有三の住んだ家
著者紹介
初田 亨
- 略歴
- 〈初田亨〉1947年東京生まれ。工学院大学建築学科卒業。同大学教授。
〈矢野勝巳〉三鷹市山本有三記念館館長。
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