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第3次オイルショック 日本経済と家計のゆくえ (平凡社新書)
過去2度のオイルショックを超える高水準を維持しながら、乱高下している原油価格。「石油依存社会」に生きるわれわれが、今後直面しうるリスクとは? 原油と経済のかかわりを詳細に...
第3次オイルショック 日本経済と家計のゆくえ (平凡社新書)
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商品説明
過去2度のオイルショックを超える高水準を維持しながら、乱高下している原油価格。「石油依存社会」に生きるわれわれが、今後直面しうるリスクとは? 原油と経済のかかわりを詳細に示し、日本経済と生活のゆくえを考える。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
永濱 利廣
- 略歴
- 〈永濱利廣〉1971年栃木県生まれ。(株)第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。一橋大学等の非常勤講師を兼務。
〈鈴木将之〉1980年千葉県生まれ。(株)第一生命経済研究所経済調査部エコノミスト。
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紙の本
原油とその周辺の統計・予測にかぎった空論 (?!)
2008/11/18 19:19
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
原油価格が一時は 140 ドルをこえた第 3 次オイルショックをさまざまな統計や予測によって分析し,第 1 次,第 2 次のオイルショックと比較している.数値的に把握することは重要だし,過去のオイルショックと比較することで,現在およびちかい将来どう対処するべきか,ある程度の指針をえることもできるだろう.
しかし,現在の経済状況においては,原油だけでなく金属資源や農産物の価格高騰や,サブプライム問題からはじまった巨大なバブル崩壊とそこからもたらされる世界不況など,さまざまな要因がからみあっている.それに対してこの本はほとんど原油とその周辺に話題をかぎり,統計や予測の数値に説明をくわえる程度の分析にとどまっている.他の要因をかんがえない予測にどれだけの意味があるのだろうか?
私自身もそうだが,一部のエピソードをべつにすれば,この内容が一般の読者の興味をひくものだとはおもえない.