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神宮の奇跡
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.11
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/306p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-215048-4
  • 国内送料無料

紙の本

神宮の奇跡

著者 門田 隆将 (著)

昭和33年11月、学習院大学野球部が東都1部リーグで優勝した。この奇跡には、3日後に婚約発表をした皇太子も含めた数々のドラマがあった…。高度経済成長前夜、「戦後」を断ち切...

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神宮の奇跡

1,543(税込)

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商品説明

昭和33年11月、学習院大学野球部が東都1部リーグで優勝した。この奇跡には、3日後に婚約発表をした皇太子も含めた数々のドラマがあった…。高度経済成長前夜、「戦後」を断ち切るかのような死闘を渾身の取材で描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

門田 隆将

略歴
〈門田隆将〉1958年高知県生まれ。中央大学法学部卒業。雑誌メディアを中心に政治、経済、司法、事件、歴史など幅広いジャンルで活躍。2008年出版社を退職し、独立。著書に「甲子園への遺言」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

日本人よ、自信を持て。

2008/11/27 16:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Y.T.Niigata - この投稿者のレビュー一覧を見る

 景気後退などの苦境では、先人の名言が読まれるという。日清食品の安藤百福は「執念なき者に発明はない」と語り、土光敏夫は「物事を成就させる力とは、困難に敢然と挑戦し、失敗に屈せず再起する力、執念である」と記した。人生にはピンチが訪れる。逆境のなかで何ができるのか。原動力となるのは、まさに「執念」だろう。本書を紐解いて、この「執念」という言葉を反芻した。「私は執念をもって、何か物事を成し遂げたことがあっただろうか」──
 戦後60年余、戦争を知らず、戦後を見ず、高度経済成長の恩恵を受け、バブル景気のなかで社会に出た私たち40代は、「執念」という言葉をむしろカッコ悪いものとしてきた。しかし今、はたと考える。汗をかき、涙を流し、血を吐く思いで働いたすえ、静かな老後を迎えた両親世代の「人間くさい」生活こそ、人間のあるべき真の姿ではなかったか、と。
「その時、皇太子も感動に震えた!」と帯にある本書『神宮の奇跡』は、学習院大学が東都大学野球1部リーグで優勝を果たした執念の顛末を渾身の取材で伝えている。試練あり、喝采ありの奇跡のドラマは、優勝した事実(試合の紹介)だけにとどまらない。生死を賭け戦禍をくぐり抜けて帰還した投手・井元俊秀の半生を、キャプテン・田辺隆二の母への深い思慕を、皇太子(今生天皇)と野球とのかかわりと成婚の経緯を、監督・島津雅男が今日のPL学園の礎を築いた心の歴史を描き、美しい「日本人」の精神を人間くさく活写している。
 正直に言えば、私は何かをあきらめ、今の日本に生きることを嘆いていた。しかし筆者は、日本人を心から愛し、日本に誇りをもち、『神宮の奇跡』に登場する人物たちと同じような人生を歩んだであろう、高度経済成長を支えた日本人に敬意をあらわすことで、混迷の中にある今の若き日本人に「自信を持て」と諭している。
土光敏夫は「執念の欠如した者には、自信を得る機会が与えられない」と語った。筆者は、執念の欠如した高度経済成長後の私のようなヤワな日本人に、今一度自信を取り戻すためのヒントを与えようとしているのではないか。
 筆者の日本人を見る目がはかりしれず優しいことに、胸が震える一冊である。

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2009/09/04 22:49

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2010/06/07 22:21

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2013/08/17 09:05

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2016/06/01 16:39

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