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リトル・リトル・クトゥルー 史上最小の神話小説集
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.1
  • 出版社: 学研
  • サイズ:18cm/255p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-05-403798-4
  • 国内送料無料

紙の本

リトル・リトル・クトゥルー 史上最小の神話小説集

著者 東 雅夫 (編)

プロとアマが一堂に会して八〇〇字の掌篇を執筆。それも、テーマは超宇宙的恐怖小説大系「クトゥルー神話」だ!とてつもない奇想、身も凍る戦慄、ドス黒い哄笑…読むほどに唸らされる...

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リトル・リトル・クトゥルー 史上最小の神話小説集

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商品説明

プロとアマが一堂に会して八〇〇字の掌篇を執筆。それも、テーマは超宇宙的恐怖小説大系「クトゥルー神話」だ!とてつもない奇想、身も凍る戦慄、ドス黒い哄笑…読むほどに唸らされる驚愕の全111編。【「BOOK」データベースの商品解説】

とてつもない奇想、身も凍る戦慄、ドス黒い哄笑…。プロとアマが一堂に会して執筆した超宇宙的恐怖小説体系「クトゥルー神話」の掌編、計111編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

手乗りクトゥルー 葦原崇貴 著 10−11
一歳 葦原崇貴 著 12−13
Radio Free Yuggoth 葦原崇貴 著 14−15

著者紹介

東 雅夫

略歴
〈東雅夫〉1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。アンソロジスト、文芸評論家。怪談専門誌『幽』編集長。著書に「百物語の怪談史」など。

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

目が合ったのが運の尽き

2009/03/29 20:59

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

図書館の新刊書の書架で、違う本を探していたはずだった。

そうしたら、なぜか、目が合ってしまったんだ。

泥水の茶色に黒いライン、そして白い文字が描かれた背表紙と。

文字の中には異質に曲がった文字が混じっている。

今にして思えば、この曲がった「リ」と「リ」と「ク」は、
文字のふりをしているが、
きっと文字じゃなかったんだ!

あの「ク」の「鈎針」に、私は引っ掛けられてしまったに違いないと思う。

吸い寄せられるように手に取ってしまった。

表紙には、なんだか怪しくもユーモラスな化け物が描かれている。

いろいろな化け物が合わさっているようでもあり、
たくさんの顔を持つひとつの化け物のようにも見える。

これはここに載っている物語の世界を体現しているのだと思う。

そして、やっぱり、生き物に見える「リ」と「リ」と「ク」が
そこにあった。

文字がちょっと曲がっているだけなのに、
なんでこんなにあやしいんだろう・・・。

ひとつひとつの話が800字で完結するのも、
それぞれのお話が独立していながらも、
次のお話の世界観とつながっているように感じるのも、
『てのひら怪談』と同じ。

最初は、初心者なのに、地図も持たずに、
知らない世界に迷い込んでしまったみたいで怖かった。

ねっとりしていて、ぬめぬめしている。

自然にユーモアをもって語られている世界で
ありえないことばかりが普通に起こっている。

いや、ありえないと思っているのは、私だけで、
お話の住人達はそこで普通に過ごしているようなのだ。

それが立て続けだと、ひとりぼっちの私の方が異邦人なんだと心細くなる。

『クトゥルー神話事典』を携えて、
入ってくればよかったかな。

そうしたら、この世界の法則が分かるのにな・・・。

もう、怖いから帰ろうかなと思い始めるのだけど、やめられない。

なんとなく、癖になっていく。

怖いもの見たさなのか、なんなのか、やめられなくなる理由が、
よくわからない。

そのうち、前のお話と次のお話がキーワードでつながっている
ということだけではなくて、
全体に見え隠れするキーワードたちに興味がわいてくる。

「角」があると襲われるから円でできたシェルターに逃げるエピソードが
何度も出てくる。

でも、たいてい、ひょんなことで角ができちゃうんだな。

「ネクロノミコン」、Necronomiconとつづるのか・・・。

ネコ用のなら、私も読めるかも?

真剣なのにおバカな、ダゴン秘密教団日本支部。

こんな深海の民なら、友達になれるかな?

猫好きとしては、『夢猫記』や『英猫碑』がお気に入り。

1ページだからわずか400字なのだけど、
印象に残ったのが、『魚屋にて』。

実は、いるのかも、魚屋に!

「しゃべる蛸」や「しゃべる烏賊」や
「しゃべるなんだか訳の分からない魚」。

実は気づいてないだけで、毎日見慣れたはずの風景の中に、
本当は異世界がぱっくり口を開けてそこにあるのかも。

怖くなっちゃった、お魚・・・。

なんだかわからないと怖いままだから事典読んで落ち着こう。

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紙の本

111篇にも及ぶ秘せられし神々の狂宴

2009/02/07 16:59

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:御於紗馬 - この投稿者のレビュー一覧を見る

期間限定で公募された800字のクトゥルー小説群。
原稿用紙2枚に収められた掌編ではあるけれど、
その数、111編。抜群のボリュームです。

全く異なる角度から切り広がる
狂おしき夢魔と宇宙規模の神々の世界は
時に恐ろしく、時に笑いを含み、時に優しく、
物悲しく貴方の魂に迫ってくることでしょう。


編者は『クトゥルー神話事典』の東雅夫氏。
この点で、作品の内容やレベルについては
折り紙つきであります。

著者はプロアマ問わずのごった煮状態なので、
「えっ、アノ人が!」みたいな所も楽しめると思います。


知らない人にはサッパリな世界かも知れませんが、
どこから読んでも大丈夫な珠玉の作品集ですので、
入口としては非常に入りやすいかも知れません。


ほら、その戸口の陰からも、早くおいでと喚ばれていますよ……

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紙の本

求めているものはここにはない…

2016/01/20 16:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

作品にばらつきがあるのは、かえって起伏があっていいがいうなれば「クトゥルーのおもちゃ箱やあ~」。しかし、求めているものはここにはないという感じは否めない。

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2009/04/12 12:22

投稿元:ブクログ

とても面白かった。
ほかに言葉を知らない。一遍が見開き一ページの短い話。しかしそんなことは内容には関係ない。
クトゥルー神話について、僅かな神の名前と、それらのモチーフを用いた漫画やゲームを通してしか知らないけれど。読むほどにますます原点を知りたくなった。

2009/05/17 21:45

投稿元:ブクログ

本当にショートショート! 本格派のものの、思わず笑ってしまうものも、ブラックユーモアも。
日本人の作家さんの手による、こういう神話ものが読めるのは嬉しいところ。
短さも気持ちよい。短編は作家さんの力量が本当に現れる。

2013/07/19 18:07

投稿元:ブクログ

クトゥルフ初心者には意味が分からないものもあるので、中級者以上向きだと思います。
掌編なので読みやすく、クトゥルフを知らなくても楽しめるものも、いくつかあったので、全体的に面白かったです。

2009/03/04 12:57

投稿元:ブクログ

クトゥルー神話掌編アンソロジー。発想は面白い。面白いのだが、ラヴクラフトの文体模写が連続すると死にたくなる。クトゥルーなんて、特定のコミュニティの中でしか通用しないネタだから、自慰行為と紙一重なんだよな。「手乗りクトゥルー」みたいなおふざけ系は読んでて楽しいんだけど。にしても、日本人は本当にディープ・ワンズものが好きね。

2009/05/02 21:47

投稿元:ブクログ

「史上最小の神話小説集」という言葉に牽かれて購入。
プロアマが混ざっていますが、思っていたよりも面白かったです。
ただ、元ネタがわからないと笑えない&楽しめないものが殆どなので、 基本は押さえてから読んだ方がいいと思います。

個人的には、怖い系よりも、ネタ系、微妙にほのぼの(と言っていいのかどうかはわかりませんが)系が好きかも。

2010/01/20 01:01

投稿元:ブクログ

「てのひら怪談」で好きになった君島さんが書いているようなので。
クトゥルーはちょっとしか読んだことないんだけど大丈夫だろうか。

2010/10/03 03:10

投稿元:ブクログ

まずはちゃんとクトゥルーを読んだ方がよかった。少なくともどの邪神がどんな特徴かを思いだせるようにするべきであった。

中には一切関係ないもあったから何とも言えないが。

いあ・いあ・はすたー。

2011/06/12 12:06

投稿元:ブクログ

クトゥルー神話ネタが意外とショートショートに合っていて、全体的に楽しめる一冊でした。
ま、枚数が少ない分、読者に一定の知識を求められるのはしょうがないことでしょう。
ちょっと、インスマスネタが多かったかな?
ま、有名且つ特徴的なエピソードですからね。

2012/09/23 19:35

投稿元:ブクログ

クトゥルー入門として購入、読破したのだけれど本編のパロがメインだったので入門には向かないかな。ただ、短文指定なのでちょこちょこ読み進めるにはいいかも。

2015/08/29 12:38

投稿元:ブクログ

クトゥルフの知識が多少なりともないと、なんぞ?みたいな話もあったが、ネタ的な話等も交ざったり楽しめる。
800字だろうが怖いものは怖いし、面白いのは面白いというのを、知った。

☆『やれやれ、また魚か!』『双生児』『とあるペットショップにて』『転界』『魔女の絵画』