紙の本
自己信頼
2022/05/05 18:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
持って生まれた力があるのに、どこであれ自分の外側に価値あるものを求めた結果、人間はこんなにも弱くなってしまった。
あなた自身をおいて、あなたに平和をもたらすものはない。
こうなりたいと思う自分にいま、なるのだ。いま行動せよ。
自分の仕事に専念しよう。人のことはその人に任せておけばいい。人の同情や称賛を求めず、自分で自分を認める、自立した人間になろう。
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自己啓発書の祖と言われる、19世紀に刊行された書。
福沢諭吉に影響を与えたそうな。
にしても、宗教臭さはなんとも幻滅の所。
であったとしても、時折きらめく一言一言は、手に取り書き残さずにはいられなくする。
まあ世代と時代を超える訳をなんとなく感じてしまう魅力はあり。
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「自分を信じよ。あなたが奏でる力強い調べは万人の心をふるわせるはずだ」
「こうなりたいと思う自分に今,なるのだ。今行動せよ。どんなときも人目を気にしないようにつとめれば,常にそうできるようになる。」
「力は活動を止めた瞬間に消える。そして過去から新しい状態に移る瞬間,深い淵を飛び越えるとき,目標に向かって突き進むときに現れる。」
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さて、そんな考えに至るにも実はもう一つ下のベースとなる
自分への信頼というものが大切です。
そんな自己信頼のための一冊。
オバマ大統領が選んだ12冊のうちの一冊です。
全体として、ロジックで書かれた印象はないですが
ところどころ刺さるメッセージがありました。
・一貫性を保つ必要はない。
これって一見変な話に聞こえますが
自分が正しいって考えが変わったら
一貫性が保たれない事もありますよね。
とまぁ、いろいろとありますが
楽しくやっております。
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最近はこういった分野の本にとても興味をひかれています。恐らくそれは、「会話」を感じる書物を求めているからなのでしょう。
「いま考えていることを断固として語りたまえ。そして明日は、たとえ今日いったことのすべてと矛盾していたとしても、そのときに考えていることを断固として語るのだ」
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アメリカを代表する偉大な思想家ラルフ・ウォルドー・エマソンのエッセイ“Self-Reliance”の新訳ということです。帯には、オバマ大統領の座右の書とあり、頷ける。
すっきりした白地にタイトルの“自己信頼”が金文字の装丁が、著書そのもののシンプルな美しさを表わしていていい感じです。。
文章は短く、本の厚さからすると薄めですが、内容はどこを読んでも、読み返すたびに、実に含蓄深い言葉が響いてきます。
付和雷同することなく、自らの内にある真理に気づき、他ならぬ本来の自分自身をいまここで生きるよう述べられた名著。
私たちがそれぞれ、心から、自分自身を愛し信じられるようになって本来の仕事をすることこそが、最優先事項なのだと再認識させられる。
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決意、自立。
こんな言葉を想起する。
洋書あまり読まないが、世界が広がることを感じる。
そもそも、日々生活していく中で「世界」を意識するってこと
あまりない自分に気付く。
ダメだ、ダメだ。
今この瞬間を精一杯生きている人が
世界に数え切れない程いることを考えると
「よっしゃ、いっちょ鍛えるか!」って気持ちになる。
「でっかく考えることを恥ずかしがるなよ、おまえ」って気持ちになる。
井の中の蛙。
脱している人は強いよね。
もしかしたら、「世界!」と思考を縛っている状態も
井の中の蛙だったりして。。☆
より高い視点で、より広い視野で。
この本は、読み返した時に更なる力をもたらしてくれる
そんな気がしたため、時間を置き、また読みたいと思う。
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オバマ大統領の座右の書ということで読んでみた本。
タイトル通り、「自分を信じること」の重要性を説く。
キリスト教が広く定着する国で、「神は自分の中にいる」とする内容が、アメリカ社会で受け入れられたということに驚く。
『七つの習慣』の内容にも通じる部分が多いということが興味深い。
社会に盲従するな。
自分の仕事をしろ。
自分を信じよ。
簡単なことのように思えて、意外と出来ていない事柄だ。
そして、この本のいわんとすることを試してみる価値は、ある。
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良かった。自己信頼ってのは本当に大切だ。旅を批判しているところが印象深かった。賢者は家に留まる、という言葉は当時旅に魅かれていた自分にとってインパクトがあったが、次第にそうゆう側面も理解できるようになってきた。
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自分の甘さに気づかせてくれる。自己信頼の領域に到達するには、相当な自己研鑽が必要。
まだエマソンの言いたいことが完全に消化しきれてない気もするので、複数回読むべき本という位置づけ。
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It is thought a disgrace to love unrequited. But the great will see that true love cannot be unrequited. True love transcends the un worthy object,and dwells and broods on the eternal...
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松本先生に薦めて頂いたアメリカの思想家エマソンの書籍。拠り所は常に自分にある事、自分を信じて主体的に生きる事を説いている。世の中は便利になっていっても、人間の根っこにあるだろう考え方は、はるか昔のギリシャ哲学の時より何にも変わっていない事に気付かされる。思想の根本として常に忘れずにおきたい考え方だと思う。
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オバマ大統領・座右の書だそうです。中身は、かなり詩的なので、苦手な分野であることは認めざるを得ないですが、非常に印象的だった一行。
自分の考えを信じること、自分にとっての真実は、すべての人にとっての真実だと信じること ー それが天才である。
やはり『考え』があっての話。これを抜きにして、手法だけを語られると、安っぽい能力主義に陥るのだと思う。根源にあるものは、一人一人違うはずだし、隣の人がどう考えようが、関係ないというか興味はないはず。
後は、そんな想いが降ってくるのを待つばかりなのか・・
だが、文章は続き、
自分の仕事にまごころをこめ、最善を尽くすなら、心は安らぎ、晴れやかになるが、そうでない言行からは心の平安は得れない。才能にも見捨てられ、創造も希望も生まれないだろう
なるほど、明日も頑張れる。
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7つの習慣でいうところの、“インサイドアウト”の究極が、すなわち自己信頼なのだろう。
抽象的で哲学的な表現も多く、一度にすべてを飲み込む事は難しく感じたが、何度も読み込むべき人生哲学の古典ではないかと思う。
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・一貫性と偉大な魂の間には何の関係もない。明日今日言ったことのすべてと矛盾していても、その時に考えていることを断固として語るのだ。
・自分を偽らず、凡庸さから離れる。
・世間の習慣に盲従しない。私は自分自身であり続ける。あなた方のために自分を破滅させることはしない。あなた方を破滅させることもしない。
・ありのままの私を愛してくれるなら、私たちはもっと幸せになれる。ありのままの私で愛せないというのなら、ありのままで愛される人間になるよう努力する。
・人生を先延ばしにせず、すでに人生を生きているようにする。
・自分自身の魂からの考えにこだわる。他人を模倣してはならない。生まれ持った能力なら、歳を重ねるほど豊かに表現できる。他人から取り入れた能力は当座しのぎのもので、いつまでたっても完全には身につかない。