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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 63件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/01/28
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/159p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-327820-9

紙の本

著者 山崎 ナオコーラ (著)

日本のロリコン文化を批評する、新しいファザコン小説がここに誕生。『人のセックスを笑うな』『カツラ美容室別室』の人気作家山崎ナオコーラがスタイリッシュな文体で綴る快作。表題...

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税込 1,362 12pt

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商品説明

日本のロリコン文化を批評する、新しいファザコン小説がここに誕生。『人のセックスを笑うな』『カツラ美容室別室』の人気作家山崎ナオコーラがスタイリッシュな文体で綴る快作。表題作ほか3作を併録。【「BOOK」データベースの商品解説】

「私」は25歳。付き合ってきた男性はいつも年上。今度は2歳上の先輩といい仲ながら、お父さんより年上の大河内さんとも京都旅行へ…。日本のロリコン文化を批評する新しいファザコン小説が誕生! 表題作ほか全4作を収録。〔「お父さん大好き」(文春文庫 2013年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

5−97
笑うお姫さま 99−115
わけもなく走りたくなる 117−123

著者紹介

山崎 ナオコーラ

略歴
〈山崎ナオコーラ〉1978年福岡県生まれ。國學院大學文学部日本文学科卒業。「人のセックスを笑うな」で第41回文藝賞を受賞し、作家となる。ほかの著書に「浮世でランチ」「カツラ美容室別室」など。

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みんなのレビュー63件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

最近コーラを飲んでいない

2009/04/27 08:28

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どうして、これ、あ、山崎ナオコーラさんの『手』のことですが、芥川賞(第140回)をとれなかったんだろう、というか、津村記久子さんの『ポトスライムの舟』に負けちゃったんだろう。
 二つの作品はたいへんよく似ている。
 一方、津村さんの方、がワーキングプアの世界だし、他方、山崎さんの方、は「やる気が皆無」な世界だし、どちらにしても積極的に社会と関わっているという印象の少ない若い女性が主人公の作品だ。
 でも、とってつけたような津村さんの主人公ではなく、あくまでも自然に描かれている山崎さんの方が、数歩、じゃんけんケンパ遊びでいえば、チョキで勝って、トントンとふたつ、前に進んだくらい、いいように思う。

 「書物は他人から声をかけられないための、防御壁」として会社で本を読んだり、働いているのも「給料がなくては生活できない」し「家族に対しての体裁が悪い」からという二十五歳の「私」。
 生きがいといえるものは、「おじさんコレクション」で、会社や街で「おじさん」を盗撮して楽しんでいる。「皆が女の子に対してやっていることを、私はおじさんに対してやっている」だけ、ということなのだが、盗撮趣味のおじさんたちがそうすることで社会とつながっているように、「私」もそうして社会につながっているのだろう。
 会社の上司の「おじさん」大河内さんとはそういうつながりのひとつとして京都旅行に行ったが、セックスはしない。元同僚の森さんとは「推定三十一回」セックスはしたが、それ以上のもの、例えば結婚とかそういうわずらわしいもの、に進むことなく別れる。
 
 「私」は思うのだ。「パートナーはいらない。それよりも、この世界の仕組みが知りたい」と。
 このあたりは津村さんの主人公に本当によく似ている。
 関係性を結ぶのが苦手なくせに、本当の社会とのつながりを求めている。それなのに、流されている。
 あきらめではないが、生気に乏しい生き物。だけど、それは、生きている。生きようともがいている。それを誰も否定できない。

 芥川賞の選評で村上龍氏は「コントロールできそうにないものを何とかコントロールしたいという意思を持っているように思った」と書いているし、川上弘美氏は「繊細に揺れているようで、けれども確かだ」としている。
 その一方で、「今後において氏(山崎さんのこと)がなにも芥川賞にこだわることはないのではないか」と宮本輝氏は書いているが、別に山崎さんがこだわっている訳がないのに、それはないでしょ、とコラコーラと云いたくなる。

 ◆この書評のこぼれ話はblog「ほん☆たす」で。

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紙の本

手と手 重なり合うと仕合わせ

2009/02/08 00:22

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろでむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

四半世紀も私にくっ付いたまま離れない指が、今日もキーボードを叩いていた。
昔、ユーラシア大陸の右端に、小さな国があった。
私は昔、狩をしていたことがある。
「いたわり」という感覚が全ての人間に備わっているのは不思議だ。



山崎ナオコーラの新作「手」の中に収められている、4つの物語の出だし。 いつも思うのだが、彼女の小説は僕にとって読みやすい。かなり読みやすい。年齢が近いからか?はたまた登場人物が僕にとって身近な存在だからか?やはり、年代が近い=感覚が近いような気がする。

今回の小説では特に、「手」の中の25歳の女性。似ているような気がする。
きっと僕だけ感じる感覚ではなくて、この年齢の人は強く感じていると思う。どこか、現実逃避をしているのだ。
仕事にせよ、趣味にせよ、攻めているようで、逃げている。きっと寂しがり屋が多い。この25歳女性寅井さんは、寂しがり屋。けれども、気づいていないのだろう、本人は。

好きな一文を書いて、締めくくりたい。



京浜東北線の社内は、ほど良い混み具合で、皆でビル群を抜ける。そんな中、隣りで吊革をつかんでいる二十七歳の男が泣き出すのを眺める、というのは素敵な体験だ。

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紙の本

僕はAカルチャーセンターの飲み会で山崎ナオコーラと隣の席だったことがありますが、そういうことは抜きにしてもおすすめです。

2009/04/24 22:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

山崎ナオコーラは新進の作家の中で、僕が一番気に入っている作家だ。単行本は『人のセックスを笑うな』と『浮世でランチ』以外はすべて読んでいる(と書いて、上記の二つも早めに読みたい自分がいる)。
本書『手』には「手」「笑うお姫さま」「わけもなく走りたくなる」「お父さん大好き」の4編が収められている。どれも超一級の作品だ。

まず「手」。「私」は「新聞のラテ欄を作る仕事をしている」25才の女性。『カツラ美容室別室』では主人公の男が同様にラテ欄を作る仕事をしていた。もしかしたら、山崎ナオコーラは実際にこの仕事をしている人と知り合いなのかもしれない。
「手」の主要な登場人物は「私」と「森さん」と「大河内さん」。「森さん」は同じ会社の27才の男(部署は違う)。「大河内さん」は58才で「私」の上司(男)。
「私」は「森さん」といい関係になりながら、「大河内さん」とデートもする。「私」は今まで、「十代後半の頃から、いつだって年上の男友だちがいた。セックスはしなけれどデートはする、ということをしてきた」。
「手」は芥川賞の候補になり落選した。宮本輝は次のように言っている。「山崎さんは最初から点が低かった。いままでの作品の方がよかったという声があった。(今回は)のっぺりしすぎて、主人公の女の子があまりにも都合のいい女の子になりすぎていた。いままでのある種、毒をもったものが消えてしまって残念」(産経msnニュースより)。
たしかに「私」は「森さん」と「推定三十一回」のセックスをし、「大河内さん」には胸を触られる。たしかに男から見れば、「都合のいい女の子」だろう。しかし「私」は、こう、思っているのだ。「パートナーはいらない。それよりも、この世の仕組みを知りたい」。
そして物語の終わりで、「私」は悟る。「これが社会なのだ」。
僕はさっき、主要な人物は3人だと書いたが、この小説の隠れたそしてもっとも重要な人物は、「私」の「お父さん」だろう。
僕は、「手」は、「父娘小説」ではないか?と思う。

次は、「笑うお姫さま」。これは15ページのとても短い小説である。しかし、内容は充実している。
「(中国の故事に、幽王と褒似の、愛のエピソードがある)。昔、ユーラシア大陸の右端に、小さな国があった。」という意外な書き出しから始まるこの小説は、山崎ナオコーラが書き続けてきた「男らしさ/女らしさって?」ということが見事に表現されている。この故事をどうやって知ったのか分からないが、そこから想像力を拡げて、自分のテーマの小説を書いてしまう力量はすごい、と率直に思う。

「わけもなく走りたくなる」の書き出しもすごい。「1 私は昔、狩りをしていたことがある」。そして、「3」の書き出しは、「さて、現代の私は会社員をしている。」
この融通無碍さも山崎ナオコーラの特徴だろう。それは『論理と感性は相反しない』でいかんなく発揮されていたものだ。
何気ない日常を描くにしても、時間・空間の広大な広がりをそこに書き込む。そういう世界が僕には好ましい。

最後の「お父さん大好き」は感動的な話しだ。「俺」は妻が出て行ってしまい、大学一年の娘「ユカリ」と住んでいる。ここでも「男/女の決まり事」に対する違和感が表明された後、物語はこう、締めくくられる。
「毎朝、目覚めるだけで、表現になる。/「俺は、この世に生きています」/それを体中が叫んでいる。「まだ、生きたい」「世界を、味わいたい」/まばたきするだけで、世界を受け取れる。/家族の問題や仕事の人間関係、おかしくなっているときでも、毎朝の空気を鼻で受け、瞼に日差しを載せ、指で布団を触ることができる。/生きているだけで、えらい。/俺は生き続けるだけで、えらい。(スペース)朝というものは、絶対的に美しい」
まるで一編の詩のような文章で、「お父さん大好き」は、そして、『手』は幕を閉じる。「お父さん大好き」は読みやすい、ということが、必ずしも欠点なのではなくて、読みやすくても深く人の心を揺さぶることができる、ということを見事に表現した傑作だ。

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2010/05/15 17:25

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2009/10/11 20:23

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2013/09/29 13:09

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2009/09/14 00:11

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2010/06/19 00:56

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2009/06/06 15:43

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2014/07/08 23:00

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2009/12/27 20:12

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2010/12/11 11:05

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2009/05/15 00:00

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2009/02/20 19:05

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