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経済状況の変化したこの今こそ、財布のひもを引き締めるべきかと考えさせられる。
すべて役に立つとは思わないが(中古パソコンの利用には疑問符もつくが)かなり役に立ちそうなアイデアもある。
メモ:
・人件費(固定費)が削減できないなら効率化も外注化も意味なし。
・コスト削減は超重要
・変動費を回収するために薄利多売のビジネスモデルも重要
・決算書は納税と投資家向け。実際の儲かり(キャッシュフロー)と関係ないこともある
・従来をアウトプットを増やす経営。これからはインプットを減らして購入したものは徹底して使い切る=エコロジー
・コスト削減には精神論ではなく、しかけで対応。
・カラーコピーは使わない、旅費は個別に契約しないなど
・リース契約に注意。同じ車に乗り続けるのが一番安い
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タイトルは、かの「食い逃げされてとバイトは雇うな」にならってつけられたのがミエミエなのだが、中身は意外と確りした実用書。
外注任せや部門のアウトソーシングが、企業の経費削減、財務体質の改善につながると妄信する人々に物申している。 薄利多売の良い点や、変動費が稼げるのであれば赤字でも売るべき、など、一見逆説的な話をきちんとした原価構造の説明とともに紹介。 見るべき本質に焦点を当てた本といえる。
また、経費削減の指南書が実際には実践されていない理由を
? 方法論が抽象的
? 何が成功か?が定義されていない(目的が不明確?)
? 実行に努力を要することが前提となっている。
と述べている。 特に節約は楽しんでするもの、と強調している。
資材部門に従事していた著者の視点が参考になった一冊。
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中小企業の再生のパターンで、リスケジュールをして時間を稼ぐ一方で財務体質を改善してしまう、というのがあります。
つまり、儲かる体質にしてしまうのですが…
やり方は販売促進とコストカット!
中小企業のコストカットにはコツがあります。この本、すごくうなずきながら読みました。
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端的に言って、セールスのために奇抜なタイトルで売っている本というところでしょうか。
ひどいことにタイトルに対する解答がありませんでした。
「節約術100連発」の54番に、電化製品の待機電力は電気代の10%ほどを占めることになるから、「こまめにコンセントから抜くことが大切」と書かれています。
タイトルとの矛盾も説明していないところに、この本のレベルが窺い知れます。
内容にも特に取り立てて斬新な点はありませんでした。
第3章だけ(と言っても目新しいことはありませんが)立ち読みで確認すれば十分といえる本です。
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タイトルと 内容とに 若干の矛盾があるかもしれない
効率化というだけでは利益はでない
空いた時間に 何をするか
遊んでいる固定費を如何に回収するか
そして後半は 節約術の大量列挙
同じ売上であれば 費用を減らすことで 利益が増える
出ていくお金を絞ること 収益につながらない費用 労力をしぼる
そんなことを感じられる本でした。
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まず、「節約とは快楽のことである」という著者の主張が興味深い。後半の節約術も必読だが、前半の具体的な財務マネジメントの話も勉強になる。例えば、ホテルアイリスを例にした固定費や変動費の話はとてもわかりやすい。私が本書の1番おもしろいと思ったのは、節約を数値からのみではなく社員(人間)の意識を上げる精神的アプローチからも理解するように推奨している点だ。これが、「節約(具体的数値)=快楽(精神的感覚)」理論の根拠ではないだろうか。因みに、その精神とは、?人間は、愉しいこと、自分の利益になることしか進んでやろうとしない、?人間は、ルールやシステムがないと、高い倫理観を持ち続けられない、?人間は、強制的にやらされることしか達成できない、の3つである。この視点から考えると、確かに節約ってワクワクしてくる。斬新!
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メモ
・効率化やコスト削減は手段であって自己目的化した瞬間に、さまざまな落とし穴が出てくる。固定費と変動費の基本理解ができていないと。
ex)安くアウトソースしたからといって、そのぶん人を減らせないのであれば固定費は削減しないのだから意味ないでしょ。
浮いた時間をより価値のある仕事に振り向けられるから・・・って本当か、検討の余地はあるよ。
・また決算書とフリーCFとの基本的な知識理解も必要。
ex)売上原価、減価償却、購入とリース
・利益を先に決めてしまって、費用を逆算するという方法あり。そのとおり。
メモおわり
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09/7/4 ★★★☆
会社における節約を主題とした。
これを読むと、あのハンバーガー1つ65円のカラクリが少し解る。
この本には終身雇用を維持していく方向性みたいのが示されていて、
そこんとこは興味深くおもしろい。
ただ、第3章の節約100連発みたいな所から、
ちょっと読むのがダルくなってきたかなぁと。
特に第5章はなんかどーでもいい話だったような…
まぁでもこの人の本はなかなか良い
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・人間は、自分の利益になることしか進んでやろうとしない
・ルールやシステムがないと、高い倫理観を持ち続けられない
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辛口だけど、真実です。
奇をてらった題名だなぁ、、、とマイナスイメージで手にとりましたが、内容は本格的。
一見、常識ハズレなその方法も、簡単なモデル(例)を使って説明されると腑に落ちます。
節約は快楽だ、と言う著者。
難しい内容を、これだけ簡単に説明できるというのは、相当頭が良い方なのでしょう。
大好きです。
学者先生の机上の空論ではなく、メーカーで実際に修羅場をくぐった体験が文章がらにじみ出ています。
読んでおくべし。技術者も、経営者も。
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具体例を出しながら、経費を削減したり、利益を増やす方法を教えてくれる。3つの人間の特性を踏まえた上でコストを削減するという考え方は、自分に当てはめてみても、なるほどと思える。
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[ 内容 ]
効率化したら会社が潰れる!?
カイゼンでは利益が上がらない。
アウトソーシングは利益を減少させる。
決算書を読みこなせても、儲けにはつながらない。
努力を求める節約は必ず失敗する。
[ 目次 ]
1章 「効率化すれば利益はあがる」のウソ(アウトソーシングでは、利益はあがらない 作業のカイゼン・効率化では、利益はあがらない 決算書知識は役に立たない 薄利多売には意味がある)
2章 なぜ節約・コスト削減が必要なのか?(これからの時代は売上が伸びない 「前年同期比○○%アップ」「前年同期比○○%削減」という幻想 節約・コスト削減とはエコロジーである 節約・コスト削減と企業の社会的責任(CSR)はつながっている)
3章 節約術100連発(節約術100のアイディア・観点)
4章 仕入品を見直す(仕入れ品を見直す、取引業者を見直す、価格を交渉する 仕入れ量を見直す 仕入れ品の詳細管理・長期的な価格低減を徹底する)
5章 節約が会社を変える
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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著者は仕入、購買のプロ。
仕入額を削減すれば利益が出ると主張される方。
本書は著者が経験されたコスト激減100の秘策が書かれている。
全てではなく自社で適用できるものを採用すれば良いかと。
本書はある程度会計が理解されている方がより理解できると思います。
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■読了日
2011/6/27
■感想(メモ)
・仕入れのプロである筆者が考える"コスト削減の勘所"を、具体例付で解説
・人件費(固定費)が絶対的に減らないのであれば、アウトソーシングしても意味はない
・節約術100連発(企業向け)
・筆者が好きなように書き綴っている印象を受ける。
・会計の基礎知識がないと、読んでもピンとこないと思います。
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節約モノかと思ったが、、、前半で管理会計の基礎が説明され、限界利益や固定費の改善の具体例があげられる。ただ、かなり端折った説明になっており、これでどこまで理解できるのかは相当に疑問に思う。後半ではコスト削減100の秘策、が語られるが、PCのバッテリーがへたったら、本体を買い替えるのではなくバッテリーだけ買いましょうとか、お金を払ってまで読む価値のない話ばかり