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同僚から借りた本。ライフネット生命社長の出口さんの本でライフネット創業にかける思いがひしひしと伝わってくる。その中でひかれるのはやはりライフネットの商品、そして会社としてのメッセージのシンプルさ。す〜っと入ってくる感じ。出口さんの「遺書」生命保険入門も読みたくなった。[2009/08/25]
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ほんと楽しく読めた。前半の会社立ち上げの章はほんと読んでいて羨ましい。いつかきっと僕もと考えさせられました。 あと、出口さんのパワフルさ、好奇心の旺盛さを見習わなければ! それにしても既存の生保の仕組みはなかなかですね・・・・・。
http://kaeru.orio.jp/blog/2009/11/book_20.html
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生命保険業界の中で独立系として74年ぶりにスタートした生保のベンチャー企業の社長による著書。
内容は会社の理念・マニフェストからそれを実現するために実行して来たこと。
還暦ベンチャーを立ち上げる出口社長の熱い思いとそれを忘れることなく忠実に実現しようとしている姿と気持ちが伝わってくる。
これを読めばなぜココまで生命保険料を安く出来たのか、安いなりの理由を納得できます。(たぶんWEBだけでも説明されているはず)
5章の著者の来歴は本を厚くするために書かれていたのか、別に読みたくなかったかな~。
TVでCMをバシバシ打てるわけでもないので、
この本自体もひとつの宣伝活動のひとつとして出版されているのかなという印象。
内容はこれ以上であっても、これ以下であってもおかしいのでこんなもんかな言うところでしょうか。というところで★3
加えて会社の志と応援の意味を込めて+★1
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ライフネット生命社長が書いた本。
どのような経緯でライフネット生命を立ち上げたのか、岩瀬さんとの出会いなどが書かれていた。やはり、ライフネット生命を宣伝するという目的もある為か、宣伝部分が本の1/4程度さかれていたが、保険業界の現状を知ることができなかなか読み応えがあった。
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戦後初の独立系生保を立ち上げた出口社長の一冊。
Wikipediaなどを見るに、どうやら出口氏は生保業界では「伝説の人」なのだそうだ。恥ずかしながら、私はこの本を読むまで、そこまですごい人だとは知らなかった。副社長の岩瀬氏のことは「ハーバードMBA留学記」を通じて知っていたのだが。
「わかりやすくシンプルな商品」「プッシュ型販売をやめてプル型販売に徹する=お客様に選んでいただく」「情報公開を徹底して真っ正直な経営を実現し、お客様の生保不信を払しょくする」新しい三位一体構造を実現することこそが、生命保険をよりよくする道ではないでしょうか。少なくとも私はそう信じています。そこで私は、新しい会社をどこに出しても恥ずかしくないど真ん中の直球勝負の会社にしようと決意しました。
「直球勝負の会社」p3
私が素敵だなと思うのは、「自分はこういう会社を作りたい」という思いが明確で、自分が描く理想の姿を心から信じ切っているんだな、と思えること。この強い思い、信念こそが経営者には必要なものだと思う。この本の前半部分を読むと、出口氏がライフネットに賭ける思いが伝わってくる。保険業界の同業者としてはライフネットはライバル企業の一つとなるわけだけど、起業家の卵にとっては、先輩ベンチャー企業の一つとして、是非頑張ってほしいものだと思う。
システム部門担当者としては、ライフネットのシステム構築に関する章は興味深く読ませていただいた。私も昔LIFE/J導入のお手伝いをしたことがあるのだけれど、あのパッケージってそんなに実績があるものなのかしらん?また、UI部分をSIerを使わずベンチャーを使って構築したのは正解だったと思う。ライフネット程度の規模だったら、スパイラル型開発モデルを使っても十分回るだろうしね。開発現場も少人数ながらも活気がありそうでうらやましい。基幹系とかの大きなプロジェクトに携わるのもそれはそれで楽しいけれど、小規模だけど活気のある開発現場が懐かしくもある。これは単なるない物ねだりなのか、どうなのか。自分が仕事を通じて得られる喜びはどこにあるのか、ふと考えてしまった。
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生命保険会社の王道を歩まれてきた書籍。
身をまかせて、このような道を歩いてこれたのは羨ましくもあり、憧れる対象ですね。
こういう方と一緒に働けたら面白いんだろうな。
ライフネット生命が生命保険を変えていくなら、生命保険会社で働く僕も変えていきたい。
生命保険のあるべき姿が実現できるように、微力ながら貢献していきたい。
会社だけでなく、生命保険業界だけでなく、日本そして世界という大きな視点で物事を考えるきっかけになる書籍だったな。
出口氏に逢っでみたいなと純粋に思う書籍でした。
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20100914読了。
13日にライフネットにフットサルしに行った際、岩瀬さんからもらった。ライフネット設立の経緯and動機、日本の生保が抱える問題点、出口社長の社会人人生など。
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ライフネット生命創業者出口治明さんの本。
同社立ち上げの経緯や出口さんの問題意識、出口さんご自身のキャリアなど。
ネットでの申込開始のとき、社員みんなで早朝に出社し、開通を喜びながら記念撮影をして前日に買っておいたパンを食べた、というシーンがなぜかとても好き。
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ライフネットの創立の物語。ベンチャーとして生命保険に焦点を当てた理由として、1.市場規模が大きい、2.消費者の不満が大きい(改善点が多くある)、3.世の中の主流に合致している、4.明確なソリューションを持っている、5.参入障壁が高い、の5点をその条件に挙げている。従来の保険が消費者にとってサービスの行き届かない(内容がわからない、種類が少ない、など)、それでいて高い買い物であるという不満を解消すべく立ち上がったところに、この世の中を、社会を良くしていきたいという企業としての明確で確かな意義を感じ取ることができた。全体を読み通してみて思ったのは、この著者の出口さんが自分の理想とする生き方を体現していたことだ。時計や手帳といった近代の拘束から逃れ、書を読み、よく食べ、よく寝るという生活。まさに最高の自由人。自分の心の声に素直に耳を傾け、風のように心地よく、雲のようにのどやかに、時の流れに身をまかせて生活してみる。考えただけでも、わくわくしてしまう。
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74年振りの独立系生保企業の立ち上げ話。常識を変えるってこういうことなのかと感じる話が多く、特に生保のプランをレゴに例え顧客が複数企業のプランから自由にカスタム化できるのが理想という話に強く感じた。常に顧客側の視点を持ち努力し、かつ生保業界のイメージ改善をも行おうとする著者の志は素敵だ!
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出口さんの講演を聞いた後、すぐ買って読んだ。飾ることのない人柄そのまま表れてた。還暦のお歳であるが、おさるのジョージ並みの好奇心。すごいの一言。ある先生から「60歳のメンターを持つべきだ」と教わったが、出口さんになって頂きたい。
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ライフネット生命出口社長の著書。個人的には生命保険の仕組みは複雑怪奇で苦手。約款も不親切だし。この複雑さから余分なものを削ぎ落とし、骨太のサービスを提供しようとする熱意が感じ取れる一冊。
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日本生命を退社後ネット生保を立ち上げ、マスコミにかなりの頻度で登場している社長の本。開業後5年を経過し順調に業績を伸ばしているが、この本は立ち上げ後1年くらいの時に書かれたものである。
内容は、大手生命保険会社直接的に誹謗中傷する内容は意識して控えている印象であるが、従来の業界文化を強烈に否定してしながら自分のビジネスモデルの正当性をアピールしている。
個人的には好きではないが、会社の設立の趣旨やそのための戦略、努力は敬意に値する。
もちろん保険は安ければいいということではなく、加入者である我々がどこまで理解して加入するのか、またいざという時に「支払」をしてくれるのか、ネットであれば加入者や遺族が気付かないというリスクはないのか、などそのスキーム自体には疑問は残った。
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この社長好きなんですよね。勢いと知性と、バイタリティ。本を読み終わって、「記憶の中の話」って書いてあったのがすごく印象的。
時間にも手帳にもとらわれないというポリシーだからなのか、素晴らしい記憶力。
起業をする時の手順、考え方、すごくシンプルに何が大事か、シンプルなビジョン、実行力。
岩瀬さんとの住み分けもうまくできてるんだろうなー。
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出口治明著「直球勝負の会社」ダイヤモンド社(2009)
*人智を超えた大きな時代の力が常に働いている。人間は1人では生きて行く事はできない。すべての人間は他者や時代との関係性の中で生かされている。そであれば、川の流れに身を委ねて自然体で生きて行きたい。
*長所と短所はまったく同じもの(その人の個性)であり、長所をのばして短所を直すという考え方はそもそもあり得ないと思っています。無邪気にそう思っている人はトレードオフの関係を理解できていません。長所をのばして短所を直そうとすれば三角形や四角形の中に収まる小さな円(破棄を失い、ひたすら円満を心がける面積の小さな人間)になってしまう。
*プレゼンではベンチャーが成功する5つの要因を最初に説明(1)市場規模が大きい事。毎年40兆円以上の市場であり、これは税収に匹敵する。自動車産業は7〜8兆円。(2)商品、サービスに対数消費者の不満が大きい。これは保険金の不払い問題。(3)たこをあげる風が吹き始めている。つまり生命保険はこのままではいけない。もっと改革が必要だと言う流れが起きている。(4)インターネット販売による分かりやすくて安くて便利な商品サービスお提供という明確なソリューションをもっている(5)参入障壁が高い、すなわち免許事業であり、費用も莫大。
*ライフネットのビジネスパートナー選定ルールは。原則三者以上の競争入札制度を採用しており、株主の紹介の有無については特段の考慮はしていない。徹底的な効率経営を進めて早く上場を果たす事が株主に対するライフネット生命の基本的な責務であって、株主の関係会社に便宜をはかる事ではないと考えている。株主にもこうしたアームズレングスルール(すべての応札社を公平に取り扱うルール)を適用することについては了解を得ている。
*統計データと見たときにラオイフネット生命の最初の主戦場を20、30、40台の子育て世代を対象にきめた。(参考:世帯主の年齢階級別に見た一世帯当たりの平均所得)
*比較して納得して加入して欲しいという考え方にたって、保険料の比較ボタンをもうける。
*一般に生命保険会社が破綻する原因は3つです。(1)資産運用の失敗、(2)高い予定利益の設定による逆ザヤの発生、過去の日本の生命保険はほとんどこのパターンだった(3)乱脈経営。
*純保険料はほぼ同一となります。したがって保険料の高低は、手数料によってきまります。ライフネットが生命保険料を半額にするためには、この手数料を引き下げる工夫をしなければなりません。生命保険料の手数料は一般に販売経費が6割、契約の維持管理経費が4割と言われています。この両方を引き下げて一番料金の安い保険料を実現したいと考えていた。
*ライフネットは100年続く企業にしようと決意。そしてその最初のステプは開業後5年以内の上場、そのつぎは10年以内にアジアに進出して東アジアで評価が一番高い生命保険会社を目指す。
*可能な限り、仕事本来の目的だけを考えようと努める事は重要だと考えている。
*上司を自分の仕事で説得できないのであれば自分は無能だと思いなさい。なぜなら��上司の法が職務範囲が広く細部まで眼が行き届かないからである。またお茶汲みのおばさんにかわいがられなければ決して偉くなろうとは思っては行けない。なぜなら失う物がないかの上たちは諸君の人間性を一番みているのだから。
*「悔いなし、遺産なし」が信条。
*ほとんどすべての生命保険会社が、いわば金太郎アメの構造。同質的な競争がいくら激しくてもそこからは進化が得られないと考えている。異質の競争、すなわち多様な八ヶ岳型こそ進化の原動力になる。
*心がけた事の一つにスピードの重視。
*社内の会議は30分か1時間に決めて、最初に会議の目的を相互確認することが重要。今日は何を決めるから。人件費を考えれば会議ほど高くつくものはありません。