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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発行年月:2009.3
- 出版社: 集英社
- レーベル: 集英社スーパーダッシュ文庫
- サイズ:15cm/271p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-08-630479-5
紙の本
がく×ぶる 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者 本田 透 (著)
女性アレルギーを克服して、“がくぶる”しなくなったはずの御影美千緒だが、逆に女の子を見ると“どきどき”が高まりすぎて前屈みに—。そんな中、夙川可夢偉のボディガードであった...
がく×ぶる 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)
がく×ぶる 2
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商品説明
女性アレルギーを克服して、“がくぶる”しなくなったはずの御影美千緒だが、逆に女の子を見ると“どきどき”が高まりすぎて前屈みに—。そんな中、夙川可夢偉のボディガードであった甲陽園ナガレが帰国し、美千緒へ護衛権を賭けた挑戦状を叩きつけた。美千緒は可夢偉の側にいることは出来るのか!?今回もブレーキなしで突き進む、ド直球ハイスピード・ラブコメ第2弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
連投に連投を重ねて疲れが見えた作者のやや失投気味な一球?
2009/04/14 14:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここ数ヶ月の間にこれだけ連続で執筆して出版できるのだから、嬉しい悲鳴であり贅沢な悩みであろう。ただ、それでも作品の質は維持して欲しいと望むのが読者である。本巻で主人公【美千緒】が女性アレルギーに至った要因や、姉【ウテナ】との秘密などが見えてきたし、ウテナにはビックリ仰天の引きもあった。暴走機関車と化した御影姉妹+母の、美千緒に対する振る舞いも過激の一途を辿り、場面によっては官能小説か?というほどの際どいシーンにまでなっている。御影姉妹だけでなく夙川さんの想いもまた無自覚ながら進んでいる。だがそれでも美千緒のアレルギー症状が真逆になっただけで、本巻の基本的な進行が前巻と同じに感じてしまうのが残念で仕方ない。そして、相変わらず小ネタ満載の文章は面白い(まさか中国最先端技術の結晶(?)とされる、あの二足歩行ロボットまで出てくるとは思わなかった)のだが、なぜか行間に情熱、とまでは言わないが、意欲というかアツイものがあまり感じられず、あまり宜しくない意味で淡々と書き連ねている印象を、特に前半で感じるのである。ちょっと失礼な物言いかもしれないが、前巻の焼直しを読んでいるような、既視感に近い感覚である(同じプロット使ってない?)。もしも万が一、締切重視で作品を仕上げることのみを優先しての結果ならば、かなり失望的な状況にも成り兼ねないので、次巻ではきちんと読ませて欲しいと切に希望する。締切重視で仕上げること自体を非難するのではない。そういった雰囲気を容易に感じさせないで欲しいのである……違ってたら平謝りだけど。