ないしょのおともだち

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子どもたちは細部までこだわった「小さな」（これは大きなポイントだ）部屋の絵が大好きだ。作者は、そこのところをようくわかっている。マリーは、夕食の後で落ちたスプーンを拾おうとかがんで、自分の家の壁の奥の素敵な家に住む、ねずみと目が合う。毎晩ふたりは手を振りあうようになり…。とにかくお部屋のインテリアが素敵だこと。マリーが長じて住む「おおきないえ」は垂涎もの。案の定、娘のお気に入りに。

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「ないしょのおともだち」ビバリー・ドノフリオ 文／バーバラ・マクリントック 絵／福本友美子 訳
アメリカの絵本。カーマイン。
MOE絵本屋さん大賞第6位。
クレヨンハウスブッククラブR '12.10

なんていうか、カントリーな絵本です。温かい感じは好き。
母と娘、女の子とネズミの子のシンメトリーがうまく絵になってると感じました。
なので、さいごのおおきなひそひそごえ、「おやすみなさい！」が印象に残ったかな。
女の子向けだと思います。(3)

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ぱっと見た感じは、ちょっとレトロなんだけど、
丁寧に細かく書き込まれた絵は、とっても魅力的。
シンプルなお話だけど、とっても楽しい。

特に、ネズミのお家のインテリアに注目！
人間の道具を、実にうま～くおしゃれに使ってます。

あと、個人的に気に入ったのが、マリアの部屋のぬいぐるみ。
カメレオン？　それとも、ドラゴン？
なんだかよくわからないんだけど、めちゃかわいい！

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図書館本。

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マリーとネズミ。
家族構成や学校へ通っていること、共通点のある1人と1匹。
そんなある日、ふとしたきっかけでお互いのことを知ることに。

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絵が少女漫画みたい。
とても細やかで可愛らしくて、絵を見ながら色々と語り合えてしまえそう。
お話も穏やかに紡がれていく日々とちょっとしたきっかけで始まる不思議な交友が楽しい。
いつの間にかそれぞれが成長して、その後の展開も素敵。

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うー４歳１ケ月。
本屋さんが選んだ本ということで、気になっていましたが、
立ち読みして私が気に入ったので、購入。
うーも大変気に入り、寝る前の読み聞かせで週の半分はこの絵本を選びます。
最後の「おやすみなさい」はかならずうーが読みます。
読んでいてほのぼの。
二つのお部屋のインテリアを見比べるのも楽しいです。

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数年来気になっていて、ようやく借りた。

むかし、とてもおおきないえに、マリーというおんなのこが　すんでいました。

このおおきないえのすみに、
ちいさないえがあって、
ネズミのおんなのこが
すんでいました。

ネズミ系のおはなしね、と思って表紙を開いてカバー見返しをみて、おっと思った。
二世代に渡るおはなし、何か違う予感……と思ってとびらの絵をみると、美しい絵から いい絵本感 が伝わってきた。
こういう絵本を子どもにすすめたいなぁと感じる。
「ネズミも、がっこうで、それとおなじことをしました。」と現在の文の対比が、物語の展開にかかわっている。
すてきな絵本です。

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女の子の家にはねずみの女の子が住んでて
お互い近づいちゃダメ！とは言われてるけど
なんとなく仲良しというか、お互いを意識してる

そのうちお互い家を出るけど
また別の家でいっしょに（？）暮らしはじめて
お互いの子どもも仲よしになる

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同じページで人間の家族とネズミの家族が似たようなことしているのがユニークです．
少女は大人になりその娘がまた大きくなっていく．

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絵のすみずみまで楽しめます。
ないしょのおともだちは、そっと手を振り合うだけ。かわいい。
でも、そこでおしまいじゃない。とこがいいんです。
それぞれが母になって、娘たちがまた、ないしょのおともだちに。
ラストには、にっこり微笑みたくなります。

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女の子とネズミの、スプーンを落としたことからの心の通い合う様子がほのぼのと丁寧な絵で語られて、絵を見るだけでも楽しい。そしてこの不思議な縁が次の世代にも引き継がれて行くのが、とてもいいです。