- カテゴリ:一般
- 発行年月:2009.5
- 出版社: 論創社
- サイズ:20cm/158p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8460-0511-5
紙の本
アーミッシュの昨日・今日・明日
著者 ドナルド・B.クレイビル (著),ダニエル・ロドリゲス (写真),杉原 利治 (訳),大藪 千穂 (訳)
「外の世界」とは異なる生き方を選びとった、現代のアーミッシュたち。宗教的ルーツ、結婚式、技術の選択的利用など34のテーマを通して、愛と平安にみちたアーミッシュの人々の生活...
アーミッシュの昨日・今日・明日
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商品説明
「外の世界」とは異なる生き方を選びとった、現代のアーミッシュたち。宗教的ルーツ、結婚式、技術の選択的利用など34のテーマを通して、愛と平安にみちたアーミッシュの人々の生活を、美しい写真とともに紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
信仰と現代文明との折り合いの付け方。
2009/05/30 22:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アーミッシュというと「現代文明」から背を向け、産業革命以前のままの生活をしている人々、というイメージがあるが、彼等の信仰とアメリカ合衆国の法律とを上手く折り合いをつけて生活をしているわけだ。
ただ、この本の中で「英国人」(20頁)に訳されているのは、多分"Englisher"、という言葉だろうが、この表現は英語を常用している周囲の人々をさす表現なので、違う訳語を使った方がいい。
アーミッシュが常用しているペンシルベニア・ダッチ語は、彼等と周囲の"Englisher"とを区別する為に使用しているところが、ユダヤ教の超正統派が周囲の社会-彼等の考え方とは違う生活をしているユダヤ人社会を含めて-イディッシュを使い、ゲットーの時代に着ていたような服装をイスラエルでも着ている姿に似ている。
偶然だが、ペンシルベニア・ダッチ語は南ドイツやスイスで使われていたドイツ語から派生した言葉で、イディッシュはドイツ語にヘブライ語やスラヴ諸語が混交して生まれた言葉だ。