投資戦略の発想法 ２０１０

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版が新しくなるたびに厚くなっていくが、基本的な内容は第一版と同じ。仕事を大事にして、生活防衛資金として必要な額を貯蓄し、投資話については「世の中にうまい話はありません。絶対にないのです」というスタンスで臨む、というごく当たり前のことが当たり前に書かれている。増えた部分は最近の政治経済についての解説がほとんど。年金についての「日本を現在の経済大国にしてくれた人生の先輩たちに贈与したものとして観念しましょう」というあたりもスッキリする。著者自身については毀誉褒貶が激しく、村上ファンド、ホリエモンと並びMHKと称されることも多いが、このシリーズは名著だと思う。

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狸顔した怪しい人と思ってましたごめんなさい．
経済と政治との関係は知識の整理に大変役立ち，勉強になりました．住宅ローンの設定のまえにちゃんと読んでおいてよかったです．また投資だけでなく，節約をする意味，方法など，お金全般について素晴らしい教科書だと思います．子どもがせめて大学生の間に，これを読ませようと思います．これで1900円は安い．

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投資の本は、得てして「簡単に儲ける方法」などを記載しているものだが、本書はいたって真面目な事を述べている珍しい例だと思う。

「あなたのポートフォリオの中核は仕事です。」という言葉にはとても説得力がある。僕を含め、「うすうす気付いていたことをはっきりと言われた」と思った人が多かったのではないか。

もう少しじっくり読んでみようと思わせる良書である。

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投資を始める前にぜひ読んでほしい一冊。
仕事や節約こそが最もパフォーマンスが良いと言っている。
また、世の中には甘い話しはなく、ハイリターンの投資は相応のハイリスクがあるため注意が必要だと警鐘を鳴らしている。
賢く資産運用することの大切さがわかります。
2011/9/25
久々にログイン。評価訂正4→3。

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投資戦略だけでなく、政治についても面白く論説されている。
「節約家ほどすごいファンドマネージャーはいない」「投資で成功したいならばなるべく多く貯蓄せよ～ジョン・Ｅ・コア」

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ページを大量に割いて「投資に必勝法なんてねぇ！甘いこと考える暇あったらはたらけ！！」と何度も読者に訴える姿勢は好感がもてた．
上記こそ投資の真理であるが，初心者はそれを忘れがちである．
投資方法としては下記５分割ポートフォリオをおすすめしている．
　1.銀行預金
　2.日本株式
　3.外貨MMF or FX(一倍)
　4.外国ETF
　5.日本国債

個人投資家の投資スタンスとしてはシンプルなものを買う，長期保持を行う，とのこと．

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投資の前に自己資産を把握する。
生活防衛資金として生活費2～3年分を預金や国債で持つ。
生活防衛資金がないのなら節約して貯める。

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20110809読了。
以前2005年版だか昔のバージョンを読んだ。
その際に結構勉強になった記憶があって
読み返そうと思ったので新しい版を読んでみた。

内容的に大きな変化はないけど
政治に対する言及がちょいちょい挟まってるので
興味が人はとばすと良さそう。

基本的には
・分散投資やポートフォリオの考え方
・手数料は少ないのを選ぼう
といったあたりさわりのない内容。

ただ、投資以前にパフォーマンスが高いのは支出を選らすことを推薦してたり、
預貯金の重要性を強く推しているところが類書と異なると思う。

投資の本だと、株や債券などの狭義の投資のみ語るものが多い。
しかしこの本では、狭義の投資はあくまで資産のポートフォリオの一部であるため
優先度は低いと説いており、好感が持てる。

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手元にあるものは最新版ではないですが、木村剛さんの投資の入門書。

木村さんは、東大から日本銀行に入行したあとで独立し、金融関係の総合サービス会社を経営しています。

金融関係の書籍も多く、日本を代表する金融コンサルタントです。

この本では、投資について幅広く記載があります。

入門書としては最適です。

途中から少し難しくなりますが、がんばって繰り返し読めばかなり金融の力つくと思います。

でも、この本で前半で木村氏が強くおっしゃっているのが、

「一流の投資家への近道は、仕事で超一流になること」です。

まさにそのとおりです。

投資はあくまでも副業にすぎません。

仕事で一流になること、自分自身に投資すること、一流になるために全力を投じること

自分の価値を上げることが投資以前に重要なことだと思います。

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木村剛の資産運用シリーズの最新作。一部偏った見解はあるものの、中身は濃い正統派の本。自身の個人資産形成哲学とも概ね一致しており、納得度が高かった。
資産運用を考える個人にはお勧めの一冊である。

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ただの胡散臭い人かと大きな誤解をしていた。投資に関する基本的な考え方が背景と共に語られている。
マネー誌は絶対に買いません！

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推奨10冊
①敗者のゲーム
②ウォール街のランダムウォーカー
③インデックス・ファンドの時代（ジョン・C・ボーグル）
④ピーターリンチの株で勝つ
⑤株で富を築くバフェットの法則　１２の銘柄選択法（ウォーレン・バフェット）
⑥お金を増やす本当の常識（山崎元）
⑦お金は銀行に預けるな（勝間和代）
⑧月光！マネー学
⑨投資は世のため自分のため（澤上篤人）
⑩投資信託にだまされるな！（竹川美奈子）
⑪内藤忍の資産設計塾
⑫貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント（北村慶）
⑬なぜ投資のプロはサルに負けるのか？（藤沢数希）
⑭金持ち父さん貧乏父さん（ロバート・キヨサキ）
⑮リスク

他にも
バフェットの投資原則（ジャネット・ロウ）
投資苑（アレキサンダー・エルダー）
アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書（山岡道夫）
サルでもできる弁護士業（西田研志）

財産形成は節約（防御）＋仕事（攻撃）→自己投資
経済原則
金利
　①好景気＝高金利
　②お金が少ない＝高金利
株価
　①景気がいい＝株高
　②高金利＝株安（会社の負債金利が高いと株主の価値が下がるので安くなる）
物価
　①景気がいい＝物価高
　②お金が多い＝物価高
　③物価高＝高金利（コモデティと同じだけの利率を金利に求める）
為替
　①好景気＝円高
　②高金利＝円高
　③物価安＝円高（物に対して円が強い）

必要な経済指標
①景気（名目GDP）②金利③株価④物価⑤為替

5分割ポートフォリオ
①銀行預金（年間支出１～２年）
②日株　できるだけ
③外貨MMF　or　FX1倍　円安への保険として
④外国ETF　国際分散投資、③を一部振替
⑤国債　上記を取り除いた残り

個別株は自分が転職したい企業を
将来の予測ができるのは人口構成のみ、そこから推測を
他にも投資関係の参照先が巻末に

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個人でもB/SやP/Lで資産を管理すべきとする主張には共感する。

だが、多少でも資産運用のノウハウ本を読んだことのある人には、特段お金を払って読むほどの内容ではないと思う。分散投資の重要性や物価と金利の変動なんて常識だし、これぐらいの情報はそこら中の本に書かれている（ネットでいくらでも見つかる）。

あと、あえてタイトルに「2010」とあるので、ここ最近の高速アルゴリズム取引が市場にもたらす影響や、世界中の取引所が統合される流れなんかも考察されているのかと思ったが、特にそういったタイムリーな金融事情は扱われていない。

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長期投資のすすめ。近視眼的な投資はやめようという話。
著者は銀行の経営に失敗して逮捕されてしまいましたが、この本で言っていることは間違っていないと思う。
投資の考え方はいくらでもあって良い。どれが正しいかは、実践しなくては判らないと思います。

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資産運用の基礎。「投資を始めたいのだけどまず何を勉強したらいい？」と聞かれたときいつも最初にオススメする本