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○195自然渋滞をなくすには、 「不安定な流れを何とかして安定化させる」「不安定な流れを作らない」
★イライラの原因、渋滞、この現象自体が科学されているとは、知らなかった。何故、渋滞が起こるか、各個人が気をつけて運転すれば起こりにくくなる、車間距離40m、実践できるほどこの国のモラルはたかくないんだろうな。。。
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利他的な行動を取ることが、結果的に利己的な結果(自分にとって有益)な結果を有無。
こういう逆説的はおうおうにして起こりうる。
ただ、それを生み出すには大部分のステークホルダーに高い俊樹と経験が必要。
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21/9/9 70 分かりやすい。見方の一つとして面白し
渋滞解消のコツ>急がば回れ
待ち行列理論>アーラン
劇場などから退出する場合、お互いの間隔を1秒以下につめないほうが全員出終るまでの時間は短くなる
リトルの公式>待ち時間(分)=行列の総人数÷1分間の到着人数(自分の後ろに並ぶ人)
ムラがあるからムリをする。ムリをするからムダになる
人々はプラスの刺激よりもマイナスの刺激に対してずっと敏感である>悪いうわさは広まるのが早い
車の運転手は自転車でヘルメットをかぶっている人を見ると、その自転車スレスレのところを通過するようになる
オランダ、フリースラント州のドラフテン>町から信号機をなくした。
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高速道路走行時に 渋滞につかまって
イライラしてると、急に「今までの渋滞は
なんだったのか?」と思うくらいスムーズに
走り出す時がある。
そんな不思議な渋滞の構造が解りやすく解説され
とても読みやすい。
そして知れば知るほど面白い「渋滞学」
ましてや、道路だけでなく世の中全体に
発生している多種の渋滞が(アリの渋滞
笑いの渋滞・経済の渋滞・・・・・)取り上げられ
目からうろこ、驚きの一冊!
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『渋滞学』というのがあるんですね。渋滞の仕組みがわかって、へぇという感じです。
「渋滞とは、密度の増加とともに流量が減少する状態」と定義できるそうです。
どこかで聞いた話だと思ったら、『世界一受けたい授業』に出ていたのを見ていたようですね。
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おそらく本当に書きたかったことは、第1章と第2章に集約されている。
高速道路などで採った膨大な統計データから、渋滞が起こりはじめる状況、しきい値となる速度などを導き出している。前後に並んだ車が徐々に動きだす速度の差を「膨張波」として見立てて、その波の挙動に一定のルールがあるという発見。おもしろい。「メタ安定」「臨界密度」など、物理学の考え方がわかりやすく適用されている。こんなフィールドワーク+データ分析に一度はどっぷり浸かってみたい。
第3章以降は、書籍向けなのか、世の中いろんなところに「渋滞」があるよという哲学論。ボトルネック、パーコレーション、集団心理などがキーワード。人事組織やSCM、社会問題などにまで言及している。「問題はこう考えてもみられますが、その解決は私(または渋滞学)の役目ではありません」というスタンス。セミナーでさらっと聴くとおもしろいと思うけど、書籍として読むと「So what?」がいくつか。
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私はこういう「渋滞」の本が読みたかったのですよ!これは新書なので、内容をすごくやさしく書いてあるけれど、それでも十分面白かった。
・車間距離を40mとれば自然渋滞は起こりにくくなる
・ブレーキを踏む回数を減らす
・右折は1.5秒で
・渋滞のし始めは左車線が空いている
・高速道路が渋滞していたら一般道路も80%渋滞している
渋滞を発生させないための知識は、ぜひとも教習所で教えるべきだと思います。
この本でエッセンスはわかったので、次はもう少し詳しく書かれた同作者の「渋滞学」を読むのです。
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●リトルの公式
待ち時間(分)=(行列の総人数)÷(1分間の到着人数)
●稟議書の回転スピードを上げるためにはどうすればよいのだろうか。まず、自分が印を押す書類が回ってきたら、例えば1時間おきなどの定時に必ず内容をチェックして印を押し、次に回すとよい
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様々な渋滞を分野横断的に研究する「渋滞学」を解説した本。
車の渋滞に関しては、料金所や工事などのボトルネック渋滞しか知らなかったが、他にも自然渋滞、ダンゴ型渋滞があり、それぞれの発生するメカニズム、発生させないためにできることがわかりやすく書かれている。
後半では、車や人の渋滞の他に仕事の流れ、経済、体内の血液の渋滞なども取り上げている。分野は異なるがアリの行列が渋滞しないという話は面白そうだと思った。
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2010年11月 渋滞学の本。70%~80%は車の渋滞の説明が中心。なぜ渋滞が起こるか・どうすれば防げるか。科学的分析や心理的分析等、多方面からの視点がある。興味が喚起されやすく、非常に分かりやすい。内容を基に、MASを用いてシミュレーションしてみた。非常に楽しかった。残りの20%程度は、車以外の渋滞について。人間の体内の渋滞や、会社内での渋滞等、身の回りの”渋滞”について気づかされる事が多かった。
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高速道路などでよく起こる渋滞の先頭は何をしているのか?
実はスイスイと車両は快適に走っている。
こうした現象、実は世の中で起こる色んな人・モノ・金・情報の「渋滞」においても同様の現象が見られるのだ。
人口・人の流れを問題とする都市設計、フラッシュ・クラッシュでも問題となった金融、タンパク質の流れなどの生物化学、組織論でも人事ピラミッドにみられる人材の新陳代謝...etc
世の中で起こる「渋滞」を科学するのは実はポテンシャルがあって、解決モデルを構築出来たらとてつもなくモノスゴいことになるのではないか?という視点で書かれている。
渋滞の定義として「密度増加とともに流動性が低下してしまう状態現象」としている。車の渋滞の場合だと、その原因は何らかのブレーキ、傾斜に気付かない減速などによる密度増加によって起こってしまう。
縦軸に車の流量、横軸に車同士の密度をとったグラフをプロットさせると、ある密度の時点で途端に流量が激減する現象が起きることから定義している。
渋滞の面白いところは「連鎖反応」だと指摘する。メタ安定(本来安定状態でないにも関わらず緊張を保ってスムーズに事なきを得ている状態)が一度でも限界を超えると、途端にクラッシュしてしまう。でもアリや蜂などはフェロモンや羽の音の効果で絶対に渋滞が起こらない結果も示されていたりと面白い。
数理物理学を専門とする著者の西成氏は、様々な"渋滞"を分野横断的に研究する「渋滞学」を提唱し多くの活動をされている。世の中には面白い研究をされている方々もいるんですね〜。
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[ 内容 ]
車間距離を40m以上空ければ、渋滞は発生しない-年間12兆円ともいわれる渋滞による経済損失を総裁するための鍵は、人の心にあった。
本書の著者、東京大学教授の西成活裕は、渋滞のメカニズムを物理学や数学の見地から総合的に解析し、解消法を導き出す「渋滞学」を生み出しました。
高速道路の渋滞、電車の遅延、運動会の場所取り、インターネット、流行や噂・・・社会にはびこる様々な「渋滞」にメスをいれます。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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なるほどと思う箇所多数。豆知識が増えたので益としたい。
キーワード
●相対移
●渋滞の原因第一位上り坂,以前は料金所
●起きやすいsag
●渋滞をなくすには不安定な流れを安定化させるか不安定な流れを作らない
●踏切前の無駄な一時停止廃止しろ
●オランダのダフリースラント州ドラフテンは信号機をなくした
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渋滞学を仕事という観点で考察することができないか?と思って購入。
まず、行列の総人数=待ち時間(分)×(1分間の到着人数)
行列の待ち時間がわかる「リトルの公式」というものだ。携帯電話を触ったり、子供を見ていたりしてると現実があるが、この公式を知っておけば仮定したうえで概ね時間を見積もることができるというもの。
満員電車から出入り口が混雑することを「アーチアクション」と呼ぶらしい。そこに、ある一定の制御、混雑する出入り口に障害物を設置すると、全体的な渋滞が緩和したという研究結果が出ている。
「笑の渋滞」・・・爆笑問題さんは、とある番組で、デビューしたての頃「君たちの漫才は、ネタが詰まりすぎていて、お客さんに笑う隙を与えない」と指摘されたのだという。要するに、ネタとネタとの間をあけて、お客さんを笑わせるように工夫していったらしい。
場所や人数によって、隙間やネタを変えているとのこと。
企業における渋滞の解消法は「トヨタ生産方式」と「TOC」の二大ツール。
トヨタ生産方式は平準化を、TOCは従属性を保たせることで在庫や流れを解消させている。二大ツールは私の働く会社でも実践した経験もあるので、さらなる進化を遂げていきたい。
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「渋滞学」とほぼ同じ内容で、ややこちらの方が読みやすい。急ぎすぎない事が渋滞回避には大事ということ。