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商品説明
意識とは情報処理なのか? 人工知能研究や認知科学、脳科学についてのエピステモロジー(科学の哲学)的な立場から、現代脳研究の成立基盤を問いなおし、「心とは何か」に迫る科学の発展と限界を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
近年の脳研究の発展にはめざましいものがありますが、どのようにして脳から心が立ちあらわれてくるのか、我々は自由意思をもつのかという、心の根本問題への答えはいまだに得られていません。「脳は高度な情報処理機関」というこれまでの考え方は、はたして有効なのでしょうか? 本書は、一般性や反復などの概念にもとづく「科学」という営み全体を捉えなおすことから始めて、この問いに迫ります。「意識の科学」の提出する驚くべき成果を読みほどき、脳科学の哲学的基礎を考えるしなやかな認知哲学の入門書です。【商品解説】
目次
- ◆ワードマップ 認知哲学――目次
- 目 次
- 《はじめに》「意識の科学」はなぜ困難なのか そもそも「科学」とはなんだろうか?
- 心身問題 「意識の科学」をめぐる古典的難問
- 科学の対象としての意識 科学は「一般性」を捉える
- アナロジー よく知っているものにたとえることで理解する
- Ⅰ 心をコンピュータにたとえる 計算機は心を持つか?
- コンピュータはなぜ「計算している」といえるのか 計算機の思想と基本的な仕組み
- 中国語の部屋 コンピュータは「意味づけ」をしない
著者紹介
山口 裕之
- 略歴
- 〈山口裕之〉1970年奈良県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻(思想文化)哲学専門分野博士課程単位取得退学。徳島大学総合科学部准教授。著書に「人間科学の哲学」など。
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著者/著名人のレビュー
「脳」・「脳科学」...
ジュンク堂
「脳」・「脳科学」というキーワードが、様々なメディアで取り上げられブームになっている昨今。しかし「科学」としての根拠が曖昧なものも多々あるように思う。本書では「意識の科学」について、そもそも「科学とは何か」という観点から考察し、又、現代における哲学の意義を求めて果敢に論考をすすめている。著者の力量に圧倒される一冊だ。