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さよならピアノソナタ encore pieces(電撃文庫)

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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発行年月:2009.10
  • 出版社: アスキー・メディアワークス
  • レーベル: 電撃文庫
  • サイズ:15cm/315p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:978-4-04-868078-3

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紙の本

さよならピアノソナタ encore pieces (電撃文庫)

著者 杉井 光 (著)

とあるピアノソナタに秘められた真実がナオと真冬を結びつける「Sonate pour deux」。フェケテリコに新しく加わったサポートメンバーと千晶の交流を描く「翼に名前が...

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さよならピアノソナタ encore pieces (電撃文庫)

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商品説明

とあるピアノソナタに秘められた真実がナオと真冬を結びつける「Sonate pour deux」。フェケテリコに新しく加わったサポートメンバーと千晶の交流を描く「翼に名前がないなら」。治療のため渡米した真冬とナオの間を行き来するユーリ—本編4巻の空白の時間を埋める「ステレオフォニックの恋」。神楽坂のトレードマーク、黒のレスポールにまつわる過去のバンドの逸話、「最後のインタビュー」。さらに哲朗を描いた掌編「だれも寝てはならぬ」の5編を収録。恋と革命と音楽が織りなす物語、珠玉のアンコール・ピース集。【「BOOK」データベースの商品解説】

収録作品一覧

sonate pour deux 11−115
翼に名前がないなら 117−167
ステレオフォニックの恋 169−237

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みんなのレビュー20件

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評価内訳

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紙の本

いつか再び、違うかたちで出会うまで

2009/10/10 11:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 アンコールなので、盛り上がった熱をいや増すように、あるいは穏やかに冷まして日常に戻すかのように、メインキャラクターたちを主役とする小品が5編まとめられている。
 真冬と直巳の結婚と絡めた、音楽家の愛の証にまつわる話や、神楽坂の情熱の火が灯された瞬間の話も良いのだけれど、ここはあえて、千晶とユーリの話にふれたい。

 ベースとドラムスはリズムセクションであり、バンドを疾走せる原動力でもあるらしい。そしてその片足である直巳がいなくなってからも、千晶は変わらずリズムを刻み続けて来た。
 一見すると千晶の話は、フェケテリコの新人ベーシスト橘花をメインとする話にも見える。でもこう考えると、何があってもひたむきに進み続け、傍らにある者へ前に進む力を与えられる千晶の凄さを表している話なのかも、と思った。

 ユーリは人を惑わすいたずら好きの妖精みたいな感じで、どこまで本気なのかよく分からないように感じる部分もあったけれど、少なくとも音楽に関しては本気なのだなと思った。自分の気の赴くままに演奏しているようでありながら、本当は何を求めているかよく分からない。
 そんな彼を導く恩師、ルビンシテイン教授の存在はたぶん大きい。この教授は、たった2回、それも手紙という古き良き意思疎通媒体でしか登場しないのだけれど、その率直な語り口は、彼を負のループから救い出す一助になったことだろう。
 でもやっぱり演奏は、特定の誰かに向けたものも良いけれど、万人に向けて供される方がうれしいな。だってその誰かにボクがなることはなさそうだから。

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2010/01/21 22:33

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2010/06/24 22:23

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