紙の本
原作も読み返したくなる
2015/10/24 00:02
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投稿者:tacktack! - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見先生による、名作のリメイク?です。しっとりと、ちょっと怖いものもあれば、「こんなことになるとは!」と思ってしまう大胆な改作もあります。走れメロスは爆笑ものでした。
紙の本
凄く楽しい。
2015/12/12 20:41
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見先生が現代語訳(訳すほど古典でもないけど)してるかと思ったら
腐れ大学生が京都中を逃げまくる話だった(笑)
アホらしくて凄く楽しかった。
京都に土地勘がない人はぜひ地図を傍らに。ガイドブックとかが良いかも。
紙の本
この方の作品が好きで、読みました。
2014/10/13 00:27
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投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方の作品が好きで、読みました。
文学史をもとにした(というか、名前を借りただけ)短編集。短編なので、過去作よりも独特な表現が抑えられて読みやすいかな、と思いました。万人受けしやすい、とも言えるのですが、自分は独特さを期待していたので、ちょっと薄味な気がしました。
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夜は~や、太陽の塔と、近い世界観。んー、またこれかというのは否めない。おもしろいし、嫌いではないのですが
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これは大人から学生までお勧めしたい本。
古典の良さも気がつかせてくれるし、生き生きとした友情の描写に、自分の友達を思い出す。
もりみーの京都を舞台にする作品を読むと、京都の学生になりたいと思う。
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名作をモリミーワールドで新たな作品に!!
「走れメロス」以外、全く私は知らない名作たち。
でも
だからこそ
名作と言う高ーい壁を乗り越えてみたいと
モリミー解釈と本物を読み合わせたくなる
そんな作品。
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ホルモーより森見さんの世界のほうが好きっす。それぞれの短編はゆるくつながりながらもテイストは別。是非読まれよ。高笑は表題の「メロス」ででるが、ほかはどうか。どこか怖くないか?
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こ…このやろう面白い!表題作は相変わらずの森見ワールド全開っぷりに笑わずにはいられませんでした。でも、桜の~と百物語が好き。
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文庫化を待ち望んでいた一冊。
読んでみると思っている以上に原作の影は薄く、連作短編であることと同氏の別作品からのスピンオフ出演も多いため、森見ワールドの方が勝っている感じ
でももうはるか昔に読んだ原作を読み直したくなる魅力も持っている
正直言って、教科書で読んだ話も多いせいか、断片的にしか覚えていないもんなぁ
あと、いつもよりは軽めといえば軽めだが、相変わらず大学生活を描くのがうまい
自然と学生時代が思い出される。
表題作走れメロスが面白いが、藪の中も結構好き
大学時代リア充でなかった人に
しかしこれ、高校生や現在大学生の人が読むとまた違う感想になるんだろうな
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▼先に読み終わったので。微妙に関連性のある短編5つからなる小説。軽くさっと読めるのが魅力。一番面白かったのは、詭弁同好会の「走れメロス」。ひどい(笑)、だけどそうだよね、という、変な共感性を誘う話。でも、どれも面白かったし、500円くらいで楽しめる文庫としては、お買い得なんじゃないかと思う。(09/10/20 読了)
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09/10/22購入 11月26日読了。
せっかく有名な作品達へのオマージュなんだから、ちゃんと覚えてないモノは先にオリジナルを読んでみなくちゃ、とうろうろ寄り道をしていたら読み終わるまでに時間がかかりました。でもこうやって読んでみてよかった。ああ、面白かった。
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文学史に残る名作を下敷きにして、舞台を京都に、登場人物をモリミッシュに置き換えた感じの話。名作とはいっても、今まで聞いたことすらなかったものもあるのです、恥ずかしいことに。『山月記』は中島敦のなかでも特に好きで何度も読んでるし、『藪の中』はついこないだ読んだ。『走れメロス』は教科書でしか、だけどまあストーリーはわかる。であとの2つが題名すら・・・っていう状況です。坂口安吾も、森?外も読んだことが・・・ ?外を読んでないなんて非国民級ですね! 「石炭をば、はや積み果てつ」くらいならわかるのだけれども。というわけで、5つのうち3つは原作を知ってる状態で、2つはそうでない状態で読んだわけです。たぶんこれは、原作を読んでからのほうが面白いようですね。どれも少しずつ違った雰囲気なので比較はしづらいですが。文庫になってる順に読んでるので、僕にとっての前作『きつねのはなし』が違った感じだったことを思うと、またこういうのが読めて何よりです。その中でももっとも「こういうの」って感じなのが表題作「走れメロス’」です。(森見さんの作品であることを示すのにプライム記号「’」をつけました。ダッシュと呼ばれることが多いのですが、ダッシュは横棒のことであり、プライムが正しいのです。)と要らぬ事を書きつつ、これがもっとも気に入ったのですが、「詭弁論部」っていうのが出てきました。実は僕、森見登美彦に心酔するあまり「俺も似たようなのを書いてみよう!」とか無謀にも目論んでたのですが、その中で「詭弁論大会」なるものを考えてたのです。本当ですよ! 誓ってこの本を読むのは今回が初めてです。というわけでこれはもう使えないです(そもそもがパクリから出発したのに、って感じですが・・・)。誰でも思いつきそうなことではあるけれど、同じ発想ができたことを喜ぼう!感想ですが、ようするに面白かったです。あとがきの、なぜこれらの作品に惹かれたかっていうのもなるほど、と。解説は神山健治。
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原作はあらすじを知ってるくらいでちゃんと読んだことはなかったけど、森見さんのフィルターを通して原作の空気が伝わってくるような気がした。短編集だけど、他の作品の登場人物がリンクして登場してきたり、最後には作者含め全員揃ったりしておもしろかった。斎藤秀太郎と詭弁論部が可笑しかった。
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森見登美彦の作品を読むのは、4作目である。
この作品は、いわゆるパロディなのだろうが、見事に森見ワールドが描かれている。
出てくる人物も他の作品と共通している人物もいる。独特の個性ある登場人物ばかりである。
すっかり森見ファンになってしまった。
5つの作品の中でも、坂口安吾の桜の森の満開の下が良かった。幻想的な雰囲気がいい。原作は読んだことがないが、映画化されたのを見たことがある。細部は覚えていないが、印象的な映画だった。
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森見さんの小説は読み進めると同時に、ストーリーを頭の中で映像化するのが楽しい。
装丁がスキなカンジだなーと思ったら好きなイラストレーターさんによるものでした。
好きな作家が好きなイラストレーターとコラボだなんて、個人的にはテンション上がるわ。
あぁ京都に行きたい・・・・