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夜明け前に闇深く (GA文庫 迷宮街クロニクル)
著者 林 亮介 (著)
それは迷宮内部の写真から起こした商品スケッチだった。探索者なら一度は目にしたことがある。第一層濃霧地帯の奥にある縦穴のものだ。その図には後藤が売りたい商品が描かれていた。...
夜明け前に闇深く (GA文庫 迷宮街クロニクル)
迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く
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- 税込価格:2,849円(25pt)
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商品説明
それは迷宮内部の写真から起こした商品スケッチだった。探索者なら一度は目にしたことがある。第一層濃霧地帯の奥にある縦穴のものだ。その図には後藤が売りたい商品が描かれていた。天井に滑車が据え付けられ、鎖が吊るすのはゴンドラだ。後藤のアイディアは画期的なものだった。リスクを減らし第四層まで一瞬で移動できる。迷宮内部でのみ産出される不思議な石が金属の強度を高めることも判明し、探索の効率は向上するように思われたが…。生まれる希望と、同じだけの絶望。迷宮街での生活は、ゆっくり何かを蝕み、静かに壊してゆく。好評の書き下ろし短編も収録した群像劇、第三弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
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ただ一人決断する者、誰かに背中を押してもらう者
2009/10/17 15:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ページが進んでも話がまとまりそうにないなあと思っていたら、次巻に続く。地下攻略に新展開があったり、真壁の周辺で人間関係に変動がありそうだったりするので、早く続きを出版して欲しいところ。
相変わらず大勢の人物が登場し消えていくのだけれど、事態を動かすキーパーソンとして注目したいのは、マドンナこと野田双葉。彼女の私生活や価値観も興味深いけれど、ふらっと現れてはつぶやいて、正面衝突した立場を少し崩していく。素直にウンと言えない大人の立場みたいなものを取り払ってしまえるのは、彼女自身が固定観念に縛られていないせいなのだろうか?まあ、本当にいたら反発もいっぱい生みそうな気がするけど。
短編として、真壁たちの体力テストのエピソードを収録。