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紙の本
週末起業サバイバル (ちくま新書)
著者 藤井 孝一 (著)
雇用環境が激変した受難の時代、会社を辞めずに起業する「週末起業」で、家族と生活をまもり、サバイブしよう! 起業ネタの選び方から会社への対応策まで、週末起業の手順と勘所を懇...
週末起業サバイバル (ちくま新書)
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商品説明
雇用環境が激変した受難の時代、会社を辞めずに起業する「週末起業」で、家族と生活をまもり、サバイブしよう! 起業ネタの選び方から会社への対応策まで、週末起業の手順と勘所を懇切丁寧に解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
藤井 孝一
- 略歴
- 〈藤井孝一〉1966年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。経営コンサルタント(中小企業診断士)。著書に「「お金を稼ぐ!」勉強法」「会社を辞めずに年収を倍にする!」「週末起業」など。
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俄然ヤル気が...
2011/10/05 18:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
今や「会社に属する」ことが、すなわち安定とは言えない社会になった。一昔前までは、そういう「警告」を発している人は少なからずいたけれども、時の経過とともに切実な問題になってきているのは事実だと思う。大企業だから、伝統企業だから、という「ブランド」はその意味を失いつつあり、小さくても、或いは個人でも、対等にわたっていける社会はむしろ歓迎すべき変換期なのだと思う。
属する先としての企業という集団(のブランド)よりも、「個」の方が重みを増している、ともいえる。個が確立していない限りは、どこに属していようと価値が薄れる、ってこと。これ自体は間違いないことであり、嘆くようなことではない。会社員であっても、そこに価値を生み出す個人である以上「そもそも論」でもある。
本書の内容は、「会社依存」ではリスクが高くなりつつある、個の確立、自立がなによりも必要である、というのが主題である。「企業ありき」というよりは、個人の、依存からの脱却、(経済的な意味も含め)自立。会社員であれば少なくとも「経済的」には...というのは、属している「今」だけの話。確かに身を持ってわかることでもある。
その前提の上での「起業」を、どのように進めていくのか、という方法論も展開されるが、前述の通り「起業ありき」ではないので、現在の就業を維持しつつ、ネットをはじめとする資金が少なくてすむところからの「スモールスタート」を推奨。資金だけではなく(むしろそれ以上に)「時間」という課題はありつつも、その捻出の仕方にも触れる。
個の確立は、「本業」にもいい結果を生み出す、といった「キレイゴト」も多少は書いてあるけれども、結果としての独立の時期などにも触れていて、終始「個」という軸が貫かれているので、まさにその渦中にいる(ど真ん中にいる)自分としては非常に興味深い内容である。
起業はもちろん楽ではない。ネット環境の普及で「会社という場所」にいる必要は確かに「表面的には」なくなったかもしれないが、やはり「顔を合わせる」という利点も存在し続けているのも確か。要は、起業に関する「アイデア」と、「本業」における内外両面での「人とのつながり」の重要性であろうと思う。後ろにある会社があっての付き合いなのか(もちろん最初はそうであろうが)、そこから発展して個人としての付き合いに高めていくのか。まさに「個の確立」であり、これは「会社員」であっても(あるからこそ)高められる資質であると思う。
アイデアと人脈とモチベーション、そして継続。起業(とそれをカタチにする)に必要な重要なファクター。が、考えてみればこれらって「起業」にだけ必要なことではないよね。「本業」にだって必要なこと。ただ、本書を読んでいて感じたのは、「本業で成し遂げてから」「準備が万端揃ってから」考え始めたのでは、遅い、ってこと。これは明確ですね。
【ことば】人は、変化を嫌います...行動しない道を選びがちです。しかし、その時楽な道を選ぶことが、後で大きな後悔につながることもあります。
なんど「後悔」したことか...動いて後悔したことも含めて、ですけれど。でも、自分から動かないことには周りは変わらない。「属する」ことの(自分にとっての)弊害があるのならば、動こうと思う。だって、もうあまり時間はないのだから...
紙の本
収入の危機管理
2009/11/11 17:19
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手有名書評ブログ等々でさかんに書評
されていたのに影響され購入。
帯には「自衛せよサラリーマン!」の
文字が踊る。
帯に煽られ、タイトルの”サバイバル”という単語に煽られつつ
ちょっと用心しながら中に目を通すと
かなりまっとうな議論が展開されます。
本書を貫くテーマを一言で表現すると
「収入が減少あるいは途絶えた際のリスクヘッジ」
という事になるでしょうか。
恐慌本の一種だと言ってしまえばそれまでですが
いちサラリーマンとしては他人事ではなく
その意味で、おおいに刺激を受けました。
内容は”副業”だったり”週末起業”がメインで
そのための思想および方法ノウハウが
丁寧に説明されています。
アフィリエイト等すでに知っていることも多いですが
それでも読むべき所は多いです。
大学を卒業し、約10年。すっかりサラリーマン生活が板につき
会社の福利厚生および組合、そして各種社会保障の庇護下に
いる自分。
言い換えれば自由と引き換えに安定した雇われ人になった自分には
ある種のカンフル剤のような役割も果たしてくれました。
評者と同じような境遇の人にも、同じくカンフル剤的な効果
があると思います。
今の会社がなくなったら・・・?
何らかの理由で収入が激減したら・・・?
その際、自分はどのような方法で収入を得て
生きていくのか?生きていけるのだろうか?
と本書で言う所の”サバイバル”する自分というものを
リアルに想像させられました。
こんなご時世だから・・・等という書き方は陳腐でしょうけど
やはり不安定なご時世にこそ読んでおきたい1冊かなと思います。
紙の本
中高年のサラリーマンには切実な問題
2011/09/28 22:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
サラリーマンはリスクをさけるために週末起業するべしという本だ. できる範囲のことで週末起業をはじめて,たのしく仕事をしながら成功するまで続ける. 成功して,いそがしくなったら人をやとう. 月収 50 万円をこえるくらいになったら会社をやめて独立する. 節税や会社にいうかどうか,などなど. さまざまなノウハウが書かれている. 中高年のサラリーマンには切実な問題だ.