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紙の本

テルマエ・ロマエ 1 (BEAM COMIX)

著者 ヤマザキ マリ (著)

世界で最も風呂を愛しているのは、日本人とローマ人だ!! 風呂を媒介にして日本と古代ローマを行き来する男・ルシウス!! 彼の活躍が熱い!! ……風呂だけに。【マンガ大...

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テルマエ・ロマエ 1 (BEAM COMIX)

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商品説明

世界で最も風呂を愛しているのは、日本人とローマ人だ!! 風呂を媒介にして日本と古代ローマを行き来する男・ルシウス!! 彼の活躍が熱い!! ……風呂だけに。

【マンガ大賞(2010)】【手塚治虫文化賞(第14回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店姫路店

古代ローマの設計技師...

ジュンク堂書店姫路店さん

古代ローマの設計技師(風呂限定)のルシウスが潜っていた風呂から
顔を出せばなぜか現代日本の銭湯!
そこでフルーツ牛乳にびっくり!
その後もシャワーやシャワーハット、
温泉卵にウォシュレット(なぜかトイレ)に驚きつつも古代ローマに
戻ってはそれを作ってしまう。
悩めば現代日本(風呂限定)に来て、解決すれば古代ローマに戻る・・
時空を超えた冒険を是非、一読下さい。
笑える事、間違いなしな一冊です。
姫路店コミック担当y

みんなのレビュー666件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

名作

2015/03/24 13:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えみんご - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画をみてから原作を読みました。主人公のまじめな性格が原作のほうがよく伝わりますね。映画だとどうしてもビジュアルの方を注目してしまう…。

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紙の本

風呂漫画

2015/08/28 00:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マレ山 - この投稿者のレビュー一覧を見る

風呂漫画、新しいです。
シリウスと銭湯のおじいちゃん達との交流がおもしろい。
日本のお風呂は最高ですね。

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紙の本

映画化作品

2016/01/31 21:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る

多くの漫画が並んでいる中でも、「テルマエ・ロマエ」の表紙のインパクトは大きい。 中身のインパクトもですが。ほっこり笑わせてもらいました。

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紙の本

古代ローマ人の入浴愛

2016/09/11 08:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

テルマエ技師(そんな職業が本当にあったのか否かは
分かりませんが)・ルシウスが古代ローマと現代日本
を時空を超えて往還して、ローマの公衆浴場テルマエ
に日本文化を反映させる物語。

物語は荒唐無稽ですが、絵のタッチや語り口が丁寧で
読みやすく、楽しい作品です。

古代ローマとお風呂の関係を綴ったコラムも面白くて
ためになります。

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紙の本

そうか、私は平たい顔族か(笑)

2017/02/03 21:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人なら当たり前のお風呂文化に古代ローマの技師をインしたら こんな爆笑の珍作に!ただの珍作ではない、力作で意欲作。唯一無二の存在だから目が離せない。

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紙の本

ローマ帝国の建築家の真面目さに大爆笑

2009/11/27 21:36

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プチトマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず奇抜な設定の大勝利!でも登場人物の転がし方がさらに秀逸。
表紙と帯の案内文だけで買いましたが大当たり。
設定だけであとはつまらないそこらの凡作とは大違い。

ローマ帝国の誇り高き帝国民であり、勤勉な風呂建築家のルシウスは
ある日発想に行き詰まり、公衆浴場で悩んでいたところなぜか
現代日本の風呂にタイムスリップ。

風呂絵、フルーツ牛乳、露天風呂・・・・
他民族の優れた文明にローマ人の自信を失いかけながらもそれを
元の時代に取り入れる。斬新さから彼は一躍「天才風呂建築家」に。
その名声は賢帝ハドリアヌス帝の耳にも。

「顔の平らな民俗」の風呂文化に真面目に驚愕し真摯に取り入れる
ルシウスと周りの反応が笑いのツボにはまりまくる。

タイムスリップという非現実にさえ目をつぶれば、
人物描写は奥深く、時代考証にも手抜きはない。

朝日新聞の書評に載るのは確実と見ますが。

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紙の本

何とアーティスティックな…浴場万華鏡を愉しく誤読せよ

2010/02/26 23:15

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TACHO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハドリアヌス帝時代のローマ人が現代日本にタイムスリップし、その浴場文明に打ちのめされて帰っていく。それも毎回。
彼我のテクノロジー・ギャップを測るよすがとしての時間差は二千年近く。一頃流行った架空戦記にも、こんな大人気無い話は無い。
 もっとも、主人公ルキウスは自ら目の当たりにした知識を活用して名声を得る。とは言え、彼の事蹟は今に伝わっておらず(笑)、過去改竄型のタイムトラベルものに付きまとう成金趣味ともこの作品は無縁である。日本の風呂文化に驚愕、ローマ人としての誇り故に葛藤する彼の姿は確かに滑稽だが、もとより真剣に苦悩している人間の大半は、傍から見れば滑稽で、からかいたくなるものだ。では何故、読者はそんな彼を笑いつつもエールを送ってしまうのか?
 この愛すべき主人公―真面目で堅物、職人気質ながら己の独創性に疑問を持ち、仕事熱心のあまり家庭崩壊の危機まで招いてしまう―が、つい昨日までの日本人の似姿に他ならないからだ。そして作中の『日本』像はこの視点人物を介して読者に提供される。これは単なる自惚れ鏡ではなく、合わせ鏡が生み出す鏡面回廊である。こんな人生の皮肉さえ感じさせるコンセプトが面白くないはずが無い!
 主人公の(楽しくも)不幸な『すれ違い』は彼我の時間差を認識できていない点にある。とすれば、この作品を楽しめなかった読者は(日本人を想定しています)、主人公と自身との同質性を認識できなかったのだ。作品の内外でコンセプチュアル・アート的状況を構築してしまう、恐るべきギャグ漫画…と誤読しておこう(笑)。

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紙の本

いっい湯だぁ~な♪時空を越えた風呂マンガ・古代ローマより愛を込めて

2010/03/10 20:46

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳥居くろーん - この投稿者のレビュー一覧を見る

――伝統的な浴場にこだわるあまり、閑職を言い渡された古代ローマの建築技師・ルシウス。失意の中、彼は気晴らしに訪れた公衆浴場の浴槽の底に、ぽっかりと開いた穴を見つけてしまう。穴に吸い込まれた彼を待ち受けていたのは、なんと、現代日本の風呂であった!

いやー、ヘンテコリンな漫画はいくつもあるから大抵のことでは驚かんと思っていたけど、風呂マンガとはおそれいった。しかも国籍はおろか時代まで超越してしまうこのスケールのデカさ!

なんてったって、古代ローマの風呂と現代日本の風呂がつながっちまうって発想がすっばらしいねー。よく考えりゃ風呂ってトコは、老いも若きも男も女も奴隷も金持ちも日本人もローマ人もみんなそろってスッポンポン。宮崎駿の「千と千尋」の舞台にも使われた、世にも稀なるボーダレスな空間なのであります。

こんな異空間なんだから、古代ローマと日本がつながっちゃっても全然不思議じゃないよな、と、なんとなく思わせてしまうところに、風呂の恐るべき魔力が秘められていると言うべきか。

風呂上がり銭湯のフルーツ牛乳で恍惚に浸ってしまうルシウス……あー、こんな幸せ空間に自分も浸りたい!そんな衝動に駆られてしまうこと請け合いのワンダフルな作品でありました。

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紙の本

古代ローマと現代日本。大真面目で職人気質の風呂設計技師ルシウスがタイムスリップ…!必読の「マンガ大賞」受賞作品。

2010/04/04 07:09

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この表紙!目に飛び込んで来ますよねぇ…。わたしも書店でバーン!とご対面。こ、こ、これは読まねば…という衝動に駆られて購入しました。

ギリシャ彫刻かと見紛う表紙のこの方(手に持つは風呂桶に赤い手拭い、それともアカすり!?)、建国から約八百年、紀元128年のローマに住むルシウス・モデストゥス、職業は設計技師(風呂限定!)。
公衆浴場の建設案は古い、今のローマが求めているのは斬新さだ、と切り捨てられてしまいます。
屈辱に震え、悩むルシウス。これがまた、彫刻そのものような、彫りの深い顔で苦悶するものだから、読者も悶絶してしまいます。

明るく気さくな友人マルクスとひとっ風呂浴びに行き、風呂に潜り込んだルシウスは、排水溝に吸い込まれ、息も絶え絶えにぷふァッ!と水面から出てみれば、そこは現代の日本の銭湯であった…。

驚愕するルシウス。それも当然…!そして妙に人懐っこくやさしく親切な「平たい顔族」日本人。

壁に描かれた富士山(ルシウスはポンペイのヴェスビオス山と勘違いするのですが)、黄色いプラスチック製の洗面器、壁に張られた広告ポスター(ルシウスが言うには「催し物の告知」)、着替えを入れるカゴ…ひとつひとつを驚きの目で見てはチェック。
さらには「さァさァ遠慮しなさんな!」と差し出されたフルーツ牛乳の美味さに「この世の物なのか!?」とまたもや驚愕して、夢心地。
そして気づけばローマに戻っている…

大真面目なルシウス。クソ真面目と言うべきか、とても仕事熱心な職人なのです。見て経験したものをさっそく新しい浴場に取り入れて、大繁盛。

…というのが第1話。

話ごとに挿入されている作者のヤマザキマリさんの解説エッセイがとてもいい。
古代ローマの排水溝、下水道、作中に登場する金属製のストリジルというアカスリなどの写真もあります。背景や当時の様子がわかることで、この漫画の味わいも深みも増す、というもの。感謝したくなります。

第2話以降、ルシウスの設計した、まさに「斬新な」浴場の評判を聞きつけての依頼、そこでルシウスがまたもやハプニングでタイムスリップ…というパターンなのですが、バリエーションに富んでいます。そこが笑いつつも唸ってしまうところ。

これは「ギャグマンガ」に分類されているようですが、読者を笑わそう、という意図のものではなく、主人公のルシウスの真面目な探究心が、日本に暮らしているわたしたち日本人読者には結果的に笑えてしまう、という、じつはとても深い仕組み(!?)になっています。

これ、外国語に翻訳して外人が見たらどうなんでしょうね?まずはやはりイタリアで?それとも作者が暮らすポルトガルで?なにはともあれ、まずは英語?
読んだ人の反応をぜひ知りたいです。

『マンガ大賞』2010年受賞作品。当然でしょう!おめでとうございます。


本についてのよもやま話。□□本のこと あれこれ□□

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紙の本

表紙のギャグセンスの通りの中味になっております。

2010/04/16 02:04

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る


 何人もの方が書評を書かれていますので、みなさんのを読めば大体のことはわかります。

 表紙の、デッサン練習用のギリシャローマ時代の石膏像を思わせる絵を、私は初め迂闊にも見逃してしまっていて、何の違和感もなく、普通によくある石膏像の絵だと思っていました。
 ところがこれが、どうやら手ぬぐいを肩にかけ、湯桶(風呂桶)を持った、まじめな(風呂専門?の)建築士、ルシウス・モデストゥスそのひとなのでしょう。(?)

 表紙のギャグセンスの通りの中味になっております。

 著者のヤマザキ マリ先生は昭和42年生まれのようですが、あと20年早く生まれていれば、また違った日本の風呂の様子も描けたかも知れません。

 五歳まで、現在の別府市の古市町というところで育った私”みどりのひかり”は、そこの共同浴場(その地域の住民が入る浴場で温泉が引かれている)のようすをよく覚えています。風呂は男湯と女湯に別れて作られてはいるのですが。木の板で作られた2メートルくらいの高さの仕切りがあって、その仕切りに戸がついていて、出入りできるようになっていました。その戸は、出入りするために使われるというよりも、女湯と男湯の向こうとこっちで、夫婦、親子、兄弟姉妹が、石鹸のやりとりをするときによく利用されていました。昭和28年くらいの頃です。今ほど裸に対していやらしく扱うこともなく自然でした。

 その浴場は外からみると1階建てで、木の建具のガラス窓も普通についていて、洗い場と浴槽は地下4メートルか5メートルくらいのところにあり、1階の窓から見おろすことができました。でも誰も興味本位に女風呂を覗く者などいなかったのですが、今では女風呂の方の窓は目隠しされています。

 しょうもない西洋文明が入ってきたものだと思っております。江戸時代以前は、外人は珍しかったので外人が通ったときは、それを見るために男も女も裸のまま風呂から出てきたという話を何かで読みましたが、その裸を見ても何でもない文化の方が人間の本来あるべき姿だと私は思います。
 そのなごりが昭和20年代までは、(観光地などの特別の所でなく)毎日の日常の生活の共同浴場の中に若干残ってあったのでしょうが、今はもうありません。裸を見ても何でもないという文化は消えてしまいました。

 変わり映えのしない決まりきった映像のポルノビデオが、数だけ多く出回っている現代文明。

 裸を恥ずかしいこととする文化はキリスト教に由来するのでしょうか。それもひとつの文化ではありますが、世界中に拡げなければならないほどのものでもないし、高級な文化とも思えません。

 ヤマザキマリ先生が昭和20年代の風呂文化を体験していたら、また違った面白さも生まれてきたでしょう。

 素晴らしきテルマエ・ロマエは、王様のブランチ等で紹介されたため一時売り切れになっていて、仕方がないのでヤマザキマリ先生の別の作品、「ルミとマヤとその周辺」を先に買って読みました。こちらはまた、テルマエ・ロマエと違った素晴らしさがあります。そちらの書評も書きましたので次をクリックしてみて下さい。

ルミとマヤとその周辺_2

ルミとマヤとその周辺_1


「ルミとマヤとその周辺」には、あたたかいものがあって、感動の作品です。

 先ほどキリスト教文化の気に入ってない部分のことを書きましたが、好きな面、素晴らしい面についてはこちらに書いていますのでご覧下さい。

ハイジ_福音館古典童話シリーズ


そして、これらと共通するものが下記のもの

不落樽号の旅

山月記・李陵_岩波文庫

にもあるでしょうか。これらもご覧下さい。

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紙の本

お風呂

2010/05/31 08:32

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イージー・スライド - この投稿者のレビュー一覧を見る

 シルク・ロードのあっちの端とこっちの端。始まりと果て。圧力でお風呂の湯ともろもろが流れていったことになっているけど、現実には流れてきた。内容とは逆に文化がやってきたことを考えるとローマのリスペクト。
 もしくは日本人の風呂への執着の表れ。開拓団が風呂のために川べりに家を建て、そのために病気になったなどという話もあるのに。作者はバスタブを持っていないらしい。作者が印税でバスタブが買えますようにとなぜか祈らずにはいられない。

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紙の本

目から鱗がおちた。風呂がこの上なく新鮮になる!

2010/07/26 16:22

17人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

目から鱗が落ちる、とはこういうことを言うのではないだろうか?
まずこれははっきり言って、ギャグ漫画である。
五賢帝、パクスロマーナなどと言われ多いに勢力を伸ばしていた古代ローマ。
最新の技術をもっていると過信していたローマ人だが、ある建築家はよりよい「風呂」の建築に悩んでいる。その彼が溺れ、意識を取り戻すとそこは21世紀、現代日本の風呂&温泉の中!
そこには観たことも無い文化と器具があり、聞いたことの無い言葉をしゃべる異星人のような「平たい顔の民俗」たちがいる。(もちろん日本人のことだ)

戸惑い恐れ混乱しつつも この時代この国日本の最新?技術と文化に脱帽し、ローマ人としての自信とプライドを多いにくずされるのである。

再度溺れて古代ローマに戻った彼は見たモノ触ったものを彼なりに再現し、革新的な「風呂」をローマに作り出す。
彼は瞬く間に成功を収めるが下等民俗(もちろん日本人)に完全に敗北したこと、結局はまねごとであるという秘密に苦悩し続けるのだった・・・

というのが大筋で、毎回これが時と場所を変えては繰り返される。

それにしてもなんというか、リアルだ。
絵がリアル、というのもあるけれど なによりリアルなのはタイムトリップ&ワープした先の日本で全く言葉が通じず、自分がどのような状況にあるのかが結局彼には何一つ解らないままである、ということだ。
よくあるご都合主義の漫画のように、なぜか言葉が通じて意思疎通が出来てしまう、ということはまず無い。当たり前なことだけれど、それがなんとももどかしく、同時に面白くて笑ってしまう。

最初に目から鱗が落ちた、と言ったのはその当たり前の設定あってのものだ。
私たちがなんと言うこともなしに当たり前に使っている電気、湯沸かし、石けん、風呂桶、タオル、風呂上がりの牛乳(笑)や酒。
そうしたものは古代ローマ人にとって信じられない大発明である。
言葉すら通じず自分の想像力だけで(時には的外れな)予想をたて、これはこうするものであろう、これはこういうものだろうと再構築する彼の姿を見ていると、普段使い慣れている石けん一つにもすごいパワーを感じてしまうのである。
いや、まさに目から鱗が落ちた。

今度また2巻が発売されるという。これはもう見逃せない。
古代ローマ時んである彼はこちらの世界にすっかり魅了されているが、読者である私、日本人は彼の今後に興味津々なのである。

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紙の本

古代ローマ人と日本人の共通点?

2010/10/16 11:36

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 紀元二世紀のローマの風呂設計技師が現代にやってきて日本の風呂を学んで帰り、それを模倣して栄達していくというのをシリアスギャグ風に描いている。

 個人的にはハドリアヌス帝の治世なのがツボ。ティベリウス帝と同様に、偉大な先帝の後を継ぐという重圧に負けず内政を充実させ、それにも拘らずローマ元老院に嫌われて死後に記録抹殺刑まで受けそうになったのが悲惨だと思う。時代の空気感に逆らう指導者の末路みたいなものを感じてしまう。

 それはともかく、風呂というキーワードだけでこれだけ話を膨らませることが出来るのは作者がすごいのと共に、どれだけ日本人の根底に風呂が根付いているかを示すものである気がする。

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紙の本

私たちはみな「平たい顔族」なのだ^^

2011/08/17 21:14

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙を飾っているのは石像の画である。
片手に木製の湯おけを持ち、反対の手には赤い手ぬぐい。なんともはや奇妙な画だ。

このコミックの主人公は古代ローマの建築技師(浴槽専門)のルシウス。自分の考える理想的な「お風呂」が認められず、自棄になっていたところ、友人と共に公衆浴場へ。そこで、ふとしたことから現代の日本へタイムスリップ。

古代ローマも湯に浸かるということを愛する文化があったようだが、日本も負けはしない。しかもルシウスがやってきたのは「現代」の日本の浴場なのだ。とすると、文明に差があるのは歴然。見たこともないような様々な浴槽や浴室での機能・道具を見て驚くルシウス。それに驚いているうちに、またいつの間にやら古代ローマへと戻る。
その繰り返しで話は進むのだけれど、これが意外な程に面白い。

現代の日本の技術に、自国の文化・技術が一番だと自負していた建築技師・ルシウスは、そのプライドを傷つけられながらも、元にいた時代に戻ったときにその技術を応用する。たいした腕の持ち主だ。
すっごく生真面目な技術者であるルシウスは、タイムスリップした先の日本の浴場の技術を探求することに熱中。それを眺める日本人の戸惑いやのんきさとのギャップがまた可笑しさを誘う。
そして、タイムスリップした先の日本人たちの優しいこと。
お湯に浸かる場面でもホワッと癒されるのだが、人間の優しさにも温かさがある。突然現れた言葉も通じない外国の男に対して、ここまでフランクに付き合えるものだろうか。それも「お風呂」という場所ゆえのことなのかもしれない。

ルシウスはこれから、古代ローマの時代へこれから何をもたらしてくれるのか。「お風呂」をテーマにしたこのコミック。どこまでネタが持つのかは少し不安もあるが、楽しみだ。

今回のツボは「平たい顔族」というネーミング。そりゃ確かに古代ローマのみなさんに比べりゃ彫りの浅い顔立ちだけれどさ。間違っちゃいないよね(笑)。

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紙の本

滑稽話の向こうに、私の胸の内に重なるものが見えた気がする。

2011/10/23 18:29

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

 紀元2世紀のローマ帝国で建築技師のルシウス・モデストゥスは行き詰まっていた。公衆浴場をデザインするにあたって斬新なアイデアが浮かばないのだ。雇い主と諍い別れして公衆浴場に使っている最中、底から21世紀への日本の銭湯へとタイムスリップしてしまう…。
 「テルマエ・ロマエ」とは「ローマの浴場」の意。

 毎回ルシウスはひょんなことから現代日本へ跳んでしまうのですが、まさか時間旅行しているとは露いささかも思わず、どこか別の土地にある、超高度な文明に発展を遂げた“平たい顔族”の国に紛れ込んだと思い込んでいます。そして目の当たりにした日本の様々な入浴文化をパクッて、ローマ帝国へ舞い戻ると同時に導入するという挙に出るのです。
 壁に描かれた富士山の絵。
 湯上り直後のフルーツ牛乳。
 脱衣かご。
 シャワーキャップ。
 地熱利用のオンドル小屋。
 温泉卵。

 ルシウスの持ち帰った入浴文化は民衆ばかりか時の皇帝ハドリアヌスにも注目され、重用されることになります。
 ローマ帝国と日本の入浴文化に対する丹念な取材に裏打ちされた教養コメディともいえるギャグマンガです。

 しかし笑って済ますだけの荒唐無稽なお話ではないところがこの作品にはあります。
 ルシウスは「これもローマ帝国の発展のため」と自分に強く言い聞かせることで数々の剽窃行為を正当化していくのですが、その苦しい胸の内がどこか憎めません。決して許されない行動ではありながら、ルシウスの行ないは常に独創性を強く求められる現代日本のサラリーマンである私の心に添うものが大いにあるのです。
 皇帝に招へいされたルシウスが過敏性腸症候群を患うところなどもまさにサラリーマン的です。
 そんな現代に通じるお話を、突き抜けた設定で滑稽に描く作者ヤマザキマリの力量に敬服します。

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