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商品説明
試練の呼びかけに耳を傾けることで、人間はそれを届ける宇宙の次元とつながる。人生の難所を転換し、1人ひとりの内なる光を引き出し、魂の願いを果たす「試練からの呼びかけに応える生き方」を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
雑音へのいざない。
2010/05/22 00:51
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「願いがあるから試練がある」、本書のテーマだ。
たしかに願わなければ、その状況は試練とならない。ただの雑音。しかも気づきもしない音に成り果てる。
一言にカチンとくるのは、その言葉と意味するところを理解し、なおかつあるべき姿の思い込みと違うから腹がたつ。
理解のできない言語でいわれ、理想の状況を思いえがいていなければ、アヒルがガーガーいっているのに等しい。
状況を状況として認め、人を人として認めているからこそ、意味を理解し感情が沸き起こり、反応する。
コントロールできない状況でさえ「自分が、そうさせてしまった」ととらえる著者の究極の主体性にはびっくり。
なるほど、そう考えると腹も立たない。
また「改めるとは、自分を否定することではなく、もっと自由な場所で自分を肯定する道なのだ」とし「「いつもと同じ気持ち」では「いつもと同じ結果」を導いてしまうので、「新しい現実」をつくりだすには「新しい心」が必要だとするあたりは超ポジティブだ。
何を雑音とし、何を意味あるものととらえるかは、自分の願いがどこにあるかで決まることを知ることができた。そして何を願うかは全くの自由。求めることも、捨てることもできる。
何かが呼びかけているのではなく、自らがどう聞くのかで状況が一変することに気づかされた一冊でした。