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奇界遺産 1
著者 佐藤 健寿 (編著)
洞窟の中にある村、UFO目撃数を誇るUFO村、世界最大級の石仏、ミイラ博物館、1600年間錆びない鉄柱…。世界各地に存在する、常識では思い付かないような建築物や構造物の数...
奇界遺産 1
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商品説明
洞窟の中にある村、UFO目撃数を誇るUFO村、世界最大級の石仏、ミイラ博物館、1600年間錆びない鉄柱…。世界各地に存在する、常識では思い付かないような建築物や構造物の数々をオールカラーで紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐藤 健寿
- 略歴
- 〈佐藤健寿〉フォトグラファー、作家として雑誌等で活動。超常現象や世界の奇妙な現象を調査するサイト『X51.ORG』を主宰。著書に「X51.ORG THE ODYSSEY」がある。
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書店員レビュー
世界の奇妙でトンデモ...
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
世界の奇妙でトンデモな遺産を紹介した本書。禍々しくもビザールで突き抜けた桃源郷がここにあります!漫☆画太郎先生の挿絵もいい感じです。人間ってこんなもの作っちゃう想像力があるから捨てたもんじゃないですね。無駄なものにこそ真理がるというのは大げさですが、そんな気になります。この本。
どの遺産たちも素晴らしいのですが個人的に表紙にもありますベトナムのスイ・ティエン公園なんてまさにパーフェクトワールド!!死ぬまでに一度
行きたい場所に決定です。
文芸書担当 佐藤
「今度の休みに海外へ...
ジュンク堂書店三宮店さん
「今度の休みに海外へ行こうと思ってるの。でもありきたりな旅行もなんだかな・・・。」とお考えの方必見。
世界各地には理解しきれない奇界がたくさんあります。
無難に、バリやプーケットに行ってリゾートしている場合じゃありませんよ。
自然科学書担当 大治
紙の本
イカ博物館がすごい
2023/02/02 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代インカのワイルドな脳外科手術、イカという町はリマから「地上絵」のナスカへ行く道中にあるらしい、そこにあるイカ博物館がすごい、ラグビーボール型、エイリアン頭の頭蓋骨、悪霊退散のためと思われていたのだが、医療目的の手術であったことが明らかになってきているという、その技術も高かったらしい
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著者が言うほど成功していない
2010/08/20 22:14
9人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
カメラマンである著者が過去5年に渡って世界中で目にした奇怪で珍妙な人・物・場所を収めた写真集です。
著者が巻頭で鮮明にしている本書編纂の趣旨と内容とが結びついていないように思いました。
著者には、「人間を人間たらしめてきた謎」が<余計なこと><これって必要なんだろうか>と疑問を呼ぶような奇天烈なものの中に隠されているのではないかという思いがあり、それを検証しようと考えた、と綴っています。そう考えたのはネアンデルタール人にはなくてホモ・サピエンスにあった、洞窟に描いた獲物の絵を槍で突くという無駄だと言うコリン・ウィルソンの言葉に感化されたからです。
しかしその巻頭言の直後に掲載されているのは、世界で唯一の洞窟村(中国) や崖上の町ロンダと崖下の町セテニル(ともにスペイン)、砂漠に囲まれたオアシスの聖地ワカチチ(ペルー)といった、確かに見てくれは珍奇ではあるけれども、極限の住環境を居住可能な場所へと転換してみせる人間の計り知れない底力を感じさせる偉業ばかり。そこには<余計なこと>という修飾語が当てはまりそうな要素は見当たりません。
おそらく著者が言う<余計なこと>に近い要素を感じさせるのは、50頁過ぎから始まる、総合地獄テーマパーク名山鬼城(中国)、鹿港貝殻廟(台湾)、大富豪が建てたキンタ・ダ・レガレイラ庭園(ポルトガル)あたりからです。しかしこうしたものは20世紀になってから企画・建設されたものが多く、その点ではいかにも20世紀的ではあるものの、ネアンデルタール人を引き合いに出してまで著者が力説するほど「人間を人間たらしめてきた謎」と普遍的に呼べるものではないと私は考えます。
大言壮語する著者の意図から遠いところにある写真が多く、また生理的に受け付けないグロテスクな被写体が決して少なくなく、私にはあまり高い評価はできませんでした。