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「粗食」が病気にならない体をつくる! (青春文庫)
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紙の本
これくらい言ってもらわないと生活改善ができないひとに
2010/05/02 21:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容としては、蔓延する誤った健康常識に異を唱え、正しい食生活を目指そう、というものです。隠れた脂肪や塩分の取りすぎ原因や、また、外食を健康的にとるこつ、自炊を手軽にすませるこつなどためになる情報がいっぱいです。著者は巻末の紹介によれば管理栄養士ということで、健康になるための食事に関する本をいろいろ書いてWebサイトフーズ&ヘルス研究所も開催されています。ただ、私のように細かいことが気になるタイプにとっては「炭水化物がよい」といいつつ「砂糖はダメ」、「砂糖や油のように精製したものはよくない」といいつつ「清涼飲料水は砂糖にいろいろ加えているのでもっとよくない」、「脂肪が万病のもと」といいつつ「油脂を絞ったあとの大豆を使った安い味噌より丸ごとの大豆を使った味噌」というように根拠不明の断言があり、過剰な天然信仰、和食信仰を感じます。また、「添加物は気にしなくてよい」が「少ないものを選べ」など、妥協なのか現実論なのか微妙な基準不明もあり、盲信は危険と思われます。
タイトルに書いたように、これぐらい言われたら多少は気にする(本文末の事例に出てくるよう「毎日はできないが、できるときにはやってみる」程度の人)には読みやすくてよい本かと思います。