紙の本
ネットは履歴書とはちがう ?!
2010/07/18 14:24
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットでの自分の評判をたしかめ (エゴサーチ),それを向上させるための技術について書いている. ブログや Twitter やウェブサービスなどといった Web 上の手段をつかって,自分のブランドを向上させる. 著者は相当の努力をはらっているらしい.
その重要性はわかる. しかし,努力すればするだけ,過去の自分と現在の自分とのあいだのギャップをうめるのはむずかしくなってしまうのではないだろうか? Web からわかるのは過去からつみかさねてきたものすべてだ. そこが,すぐにかきかえられる履歴書とはちがうところだ. 現在をきわだたせる必要があるのではないか? もっとも,この本のなかにはこの疑問をとくヒントもあるようにはおもうが…
投稿元:
レビューを見る
自分としては既にやっていることが多く、全体的に「既視感」。まぁそれだけ、Webを使った自己アピールにも定石のようなものが確立されつつあるのかもしれない。筆者はTwitterの重要性を盛んに強調していたが、自分はパーソナル・ブランディングでの重要性はやはり「ブログ>Twitter」だと思う。
投稿元:
レビューを見る
このテーマは既に梅田望夫氏の「ウェブ進化論」(2006年,ちくま新書)および同シリーズで語られているところですが、それから早4年。ウェブ環境もさらに進化しています。佐々木氏はどのような論旨展開をされているのでしょうか。一度読んでみたいです。
投稿元:
レビューを見る
プライバシーをどこまでオープンにして、どこまでをクローズドにするのかを自らコントロールすることができる。そういう意味では、オープンになった時代の新しい「生き方」が生まれつつあるのではないかと思います。ネットとは何か?を考えたときにセルフブランディングは有効な手段であり、得られるリターンも大きい。不確実ではありますが、セレンディピティを求めてオープンにする生き方は好きです。
http://d.hatena.ne.jp/separate-ks/20100217/1266415968
投稿元:
レビューを見る
この本を読んでブログを個人サイトを再開しようと決意した。
以前はブログは個人的なことばかり書いていたけど、有益な情報に絞って配信し、セルフブランディングを心がけよう。
本名をネット上に掲載することを必要以上に恐れる必要はない。
エルフブランディング・エゴサーチ対策。
「書籍を読んで勉強するだけという考え方は古い。―自分自身の情報をは発信し、セルフブランディングからスタートして人との交流につなげ、それが専門性や知識を増やし仕事の人脈につながっていくことが、プラスのスパイラルを生み出す可能性を持っている。」P117
投稿元:
レビューを見る
おなじみ、佐々木氏の著書は前作に続き「前半に社会情勢、後半に具体的なサービス活用法」
信用の度合いが所属する企業から個人に移行している中、ネット上でのセルフブランディングの重要性について説く。
今後、プライバシーの概念はどんどん薄まっていき、適度に自身の情報を提供した方が明らかにプラスとなっていく。最低限のリスクヘッジやマナーを前提に、ツイッターやブログを利用してセルフブランディング→人脈形成の具体例を挙げていく。
投稿元:
レビューを見る
転職活動中の自分ですが、過去の転職活動経験から得られた知見を敢えてリセットして、いま適切な認識や情報発信をしていくように考えないと、今の会社が求める人材であることが遡及できないのかな、と思って購入。時代にあった表現方法を学んで活用していきたいと思ってます。著者のいう「ブランディング」はあくまでもこちらの情報を届ける目線。もちろんそれはそれで重要ですが、伝えた情報を受け取った人との「ブランドプロミス」をどう考えるかについては、あまり言及されていませんでした。
これは、「そこまで意識したセルフ・ブランディングは難しい」としているためなのか、そもそも「セルフ・ブランディング」を展開するにおいては、そういう発想をもつべきでない(必要としない)と解釈すべきなのか、というところからくるのでしょうか。後者の解釈だとすると、セルフブランディングを進めた後に自分自身が果たすべきものがいまいち不明瞭(感覚的)になりやすいのではないかと思います。しかしながら、そういうことはそういう状態になってから考えればいい、という割り切りをもって臨むのもありなのかもしれません。堅苦しく考えすぎて、できなかったらしょうがない、ってところですかね。大変興味深くよみました。
Twitter、Blogなどのツールがいろいろと登場。活用すべきWebサービスも具体的に掲載されていましたので、まずは使ってはじめて見ようと思います。
投稿元:
レビューを見る
僕は転職する予定はないけれど、自分をサビさせない為にはセルフブランディングが効果的だと思いっている。勉強する理由は自分を高めるためだと考えているが、その自分の価値を上手に見せるのがセルフブランディングなんだな。どんな仕事であっても自分を上手に見せるというのは大切なことだと思うのだが、案外上手にできていると思える人は周囲にいない。自分も研究してみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
「ネットがあれば履歴書はいらない」というタイトルがそのまま当てはまる時代になってきたように思います。誰かと会うとき「とりあえずググッとくか」というのがあたり前になってきており、そこでヒットしなければちょっと遅れた人とみなされるようになりました。
この題名にある履歴書は、就職等に使われる正式(?)の履歴書をさしているのではなく、世の中にどう自分を見せるかという意味での「セルフブランディング」としての役にたつ実践的な履歴書をさしていると思います。
ついったーや、読んだ本の感想も役にたつと書いてあり、それも含めてこのサイトの利用を考えた次第です。
読んだ本をまとめるためのサイトとしてMediaMarkerがこの本の中では紹介されていますが、セルフブランディングという意味からすると、この「ブクログ」の方が優れているように思います。
投稿元:
レビューを見る
ネットの情報が多い時代にある意味警告ともいえる
注意点とも読み取れました。
よりよい判断が必要なのですね。
投稿元:
レビューを見る
外部blogで書評を公開しています。
http://wisdomofcrowdsjp.wordpress.com/2010/02/28/r001/
投稿元:
レビューを見る
"エゴサーチでヒット件数ゼロにならないために!"
【選書理由】
ブログの意義を見つめなおしたかったから。
【感想】
エゴサーチ(本名やH.N.を検索される)時代がきた!
将来的にはTwitterやブログ・HPが自分のアピール素材になるかも。
それを意識していれば、もっと上質なアウトプットができる。
ライフログという考え方を与えてくれた一冊。
投稿元:
レビューを見る
佐々木俊尚「ネットがあれば履歴書はいらない」
p14
・「エゴサーチ」インターネットで自分がどのような見られ方をしているかを調べる行為。
・変わった名前を子供に付ける方がネット上ではアイデンティティが浮上しやすく検索されやすい。
・企業の人事担当者が面接予定者のエゴサーチをする時代。
↑
つまり、エゴサーチによるセルフプランディングが必要。いかにして検索されるかを考えるべき。
P19
・現在では優秀な人材であれば、会社を自由に移り変わる事も、大企業を相手に個人で仕事を請け働いて行く事も可能。
P23
・自分の価値が会社の中だけで通用するものなのか、会社外でも通用するものなのかを考える。
↓
どうやったら転職できる存在になれるか考える。
↓
会社内での業務を一通りこなすより、一つの分野でエキスパートになるべき。
P25
・日本で働く人々は、日本にいながらアジア諸国の人々と人件費の部分で仕事をとる為に争わなければならない。
↑
日本語のアドバンテージがある仕事を選ぶ。
P38
・相手が必要としているプロフィールを書くことが、就職活動にも結婚活動にも大事である。
P51
・プライバシーを利用したサービスであっても、高い精度で有益な情報を与えられる利用価値の高いものであれば人々はそれをすんなりと受け入れる。
・デジタル化が進んで行けば、否応無しに自分の生活情報はウエブ上に収集されて行くのだから、「プライバシーの侵害」などと考えるのではなく、利便性を高める使い方を考えるべき。
P62
・独立した時は「名刺」をケチらない。フリーの人間にとって信用度を測るものは名刺しかないのでしっかりしたものを作る。
P67
・ブログにアップするかどうか悩んでいる暇があるならアップした方が良い。評価は第三者が決めるものなので、自分の評価は必要ない。
・タイトルである程度想像させ、冒頭である程度説明し、本文を書くと読む人は解りやすい。
↑
リードを書く。
P86
・持っている情報はウエブで全てプッシュすべき。なぜならネット上の活動は具体的な成果物として役に立つから。
P92
・ネット上ではサイレントマジォリティー(積極的な発言をしない大多数の人々)がほとんどである。
P94
・プロフィールを分かりやすい場所にしっかりと書く。
P98
・Gメールを使った連絡先の設定の仕方。
P112~
・勉強会に参加する事のメリットの説明(リーディング・ラボ)
↑
同じ興味を持った人達や刺激される人達と出会う事が出来る。
p120
・「メディアマーカー」の説明
↑
本棚として利用。アマゾンへのリンク。
・「SBIビジネス」の説明
↑
検索で引っかかるプロフィールを作成出来る。
・「フレンドフィード」の説明
↑
ネット上の活動を人まとまりに出来る。
p126
・「メディアマーカー」を使って情報をtwitterに流す。
P130
・「オンライン名刺」について
↑
会社用の名刺ではなく個人の名刺を作っておくべき。
p172
・再び「SBIビジネス」と「フレンドフィード」の説明。
P193
・「Tombloo」
↑
何故か設定出来ないのでどうにかしよう!!
P208
・企業に頼る事の出来ない時代に必要な能力は極めて高い専門性か、コミュニケーション能力の高い人材なので、今の20代30代はコミュニケーション能力をどう高めるかが重要な課題になっている。
P210
・インターネットでは全てが可視化されるので嘘を付や、自分を大きく見せる行為は危険だ。
P220
・グーグルのブログ検索で自分の名前を検索した結果やtwitterの検索結果をグーグルリーダで登録しておけば、自分の名前が検索されたり話題にされたりする度にフィードが届く。
投稿元:
レビューを見る
自分はもうすぐ就職活動が始まるのですがこの著者に書かれているポジティブな就活&自己アピールもあることを知りぜひ自分もやってみようと思いました。それだけです。ノマドを見たあとだったのである程度知った内容だったのであまり自分の中に還元するものはありませんでした。これを買って読むぐらいなら「仕事をするのにオフィスはいらない」のほうを読んだほうが得るものはあります
投稿元:
レビューを見る
普段アナログに暮らしてるから、ネットをアグレッシブに使ってビジネスにとことん生かす姿勢にやや戸惑い。すげーなすごいです。
ツイッターも面白そう。
だらだらつぶやきを排除したら、とっても有意義なのね。
ネットに自己をさらけ出すのを恐れるな、という攻めの精神すばらしいー。