紙の本
ビジネスマンの必読書ともいえるドラッカー。
2010/04/18 08:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスマンの必読書ともいえるドラッカー。しかし、最初はどちらかというと取っ付きにくい印象があります。
しかも、その著作はたくさんあり、どれから読んでいけばよいのか迷います。
本書は、「実践」ということを目的に、ドラッカーの残した言葉を
1.提示
2.解説
3.具体的な使い方
について書かれています。
1.提示のところでは、たくさんある著作の中から特に大切だとおもわれる言葉が抽出されており、彼の思想のエッセンスを感じ取ることができます。
2.解説では、言葉の意味を多くの具体例とともに説明されているので、非常に分かりやすいです。
3.具体的な使い方では、実践シートといわれるチェック項目がならんでおり、それを埋めることでこれからの仕事の進め方の指針が自分の手で理解できる仕組みになっています。
本書は【思考編】。仕事に向かうに際して、成果をあげるための思考方法についてのものです。
ドラッカー初心者や読んではいるけれどもなかなかそれを仕事に生かし切れていないと思っている人に最適な書です。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
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いい本だと思う。ドラッカーから何かを得て自分なりに解釈して実行しようとする人が、もしドラッカー本だけで戸惑うならとっかかりとしてはこうした本がいいんじゃなかな。まずは書いてみる、そして考えて実行してみる、そんなことが大切なんだろうなあ。
印象的な言葉
真摯さは習得できない
予期せぬ成功を追求する
この本は感想を書くための本じゃないのでこのあたりで(^^)
これで、今年のドラッカー課題本は全部終了しました。しかし、せっかく実践の「思考編」を読んだので「行動編」「チーム編」も年内に読んじゃおう。しかし、まず課題本が終わったので、読みたかった「ジェノサイド」に集中し、そのあとは「空飛ぶタイヤ」「数量化革命」「タワーリング」「おやすみラフマニノフ」を読んじゃおう。
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ちゃんとドラッカーを理解しよう、自分で咀嚼しようと思うなら原典を読んだ方がいいのでしょうけれど、
単純に「ワークブックになっていてよさそう」というだけで図書館でかりました(行動編とともに)
原典を読んでいる人には不満があるかもしれないが、
全体像を図で表現し、それぞれの章を構成。
それぞれの章には、ドラッカーの色々な関連書籍から格となる発言を抽出→著者の提示する具体策 の展開となっており、非常にわかりやすい。
最近、「0秒思考」の訓練をしたいのもあり、それのネタとしてもこのワークブックの内容(トピック)、よさそうです。
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ピータードラッカーの著書より、重要な部分を抜粋し、成長し続けるためには、どのような「思考」と「行動」が必要か。成果をあげるために身につけるべき能力と心すべきポイントを整理した、セルフマネジメント実践の書。
ドラッカーの格言的な部分を1ページに引用し、それを解説する形で実践すべき内容を具体化している。 また実践シートをつけ、個人の考えを整理できるようにしており、ドラッカーの導く内容に沿って自らの考え方を省みることが出来るように構成されている。
本書の中では、特に「強み」「貢献」「集中」をキーワードとして挙げている。 弱みを克服するよりも強みに焦点を当て自分を成長させること。 優先順位を決め、集中して取組むことなど。 各々の中に記載されているコラムで気になったキーワードは、「卓越性」と「優先順位を決定するための重要な原則」である。
卓越性とは、他の誰にも真似できない能力を身につけること。 その様な能力を身につけることにより、個人の付加価値が格段に上がるというもの。 (製品で言えばOnly One商品の様なもの) 卓越性を身につけるためには強みを伸ばして卓越性に昇華させる必要がある。
次に優先順位を決定留守為の重要な原則として下記の5点を挙げている。
①過去でなく未来に焦点を当てる
②問題ではなく機会に焦点を合わせる
③横並びでなく独自性をもつ。
④無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ
これらは個人的な意思決定だけでなく、企業の経営方針決定にも有用な判断基準だと思う。
ドラッカーの書物は金言にあふれているが、少々難解で意識が無ければ金言は取り込まれない。 この様な解説書はドラッカーの本質を分かりやすく、身近に感じさせるという点では大きな役割を果たしていると思う。 (ただし、一般論として筆者による若干のBIASが掛かってしまうことは致し方がないが)
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もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの「マネジメント」をお読んだら)の大ヒットで、
ドラッカー先生の本がさらに多くの人に読まれていて
嬉しく思いますし、私も読み返しています。
素晴らしい哲学は、たとえ、翻訳であっても
言葉に力強さとオーラを感じるのです。
私はいつも、しびれるなーと独り言を言いながら拝読しています。
たとえば
「第一に身につけるべき習慣は、なされるべきことを
考えることである。何をしたいかではないことに留意してほしい」
「自分を律する。
毎朝、洗面台の前に立った時、鏡の中に見たい自分がそこにいるか?を問う」
「あなたは何によって、おぼえられたいか」
「完全性を追求する。神々が見ている」
「集中とは一つのことを継続して行うという意味。集中とは、勇気である。
企業経営の選択と集中は、すなわち勇気と覚悟の結晶なのです」
さて、「実践するドラッカー[思考編]」では、ドラッカー教授の教えを
理解する→使いこなす→習慣化する20枚の実践シートで
「成果をあげる考え方」を身につけるワークブックになっていて、大変お得!!
この実践シートを役職者たちへの課題にしよう。
そして、みんなで話し合うのもいいと思う。
なにごとも、書くことは、自分の頭を整理
することだし、私もよく自問自答しながら書いています。
実践シートの例は、
「あなたの所属する組織のミッションは何ですか?
そこであなたがなすべきことは何ですか」
「成果をあげるために、あなたが習慣化していることは何ですか」
「あなたが考える内なる成長、人格や人の器を磨くための方法をあげてください」
「あなたは組織において、どのような貢献を期待されていますか。
そのために必要なものはなんですか」
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自分や自分の属する組織が成長し続けるためには、どのような考え方が必要で、それを具体的な行動に移すにはどうすればよいか。
ドラッカーの一連の著作の中から、そのテーマに沿った言葉をピックアップし、その理解の助けとなるヒントを添えられている構成。さらに自身の考えを整理するためのワークシートが付属されており、読書が実際の行動に移し易い工夫がなされている。
本書「思考編」は、成果を出すための考え方(貢献・強み・集中)をまとめたもの。ドラッカーの考えをより理解するためには原著を通読する必要はあるが、ドラッカーの教えのエッセンスを把握するには好都合な一冊。
個人的には、ドラッカーの至言がコンパクトにまとめられているので、自分の考えと行動を振り返る時に重宝している。
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H22.5
・ある工事現場で。
一人目「これで食べている」二人目「国で一番いい石工の仕事をしている」最後の一人「教会を建てている」。さらにもう一人は「この地域の心の拠り所をつくっている」と。ミッションをどこに設定するか。
・問題は何に貢献したいかと思うことではない。何に貢献せよと言われたかでもない。何に貢献すべきかである。
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初ドラッカー。
面白かった。
文章は容易で、全てのパラグラフが短くまとめられ、
かなり読みやすくアレンジされていた。
かと言って中がスカスカなわけではなく、
要点はきちんと抑えられているので
ドラッカー入門編としてはとても良いのではないだろうか。
で、肝心の書かれていること(ドラッカーの言葉)も
ひとつひとつ頷いてしまう言葉ばかりで、
さすが流行っただけあるなあと…。
このシリーズものでも良いのだけど、
せっかくなのでドラッカー自身の著書を読んでみようと思う。
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感想は、こちら → http://mdef.blog29.fc2.com/blog-entry-67.html
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知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。自らの仕事を業績や貢献に結び付けるべく、すなわち成果をあげるべく自らをマネジメントしなければならない。
成長は自己責任。
卓越性を追求する。
外の世界に目を向ける。
強みを生かす者は仕事と自己実現を両立させる。自らの知識が組織の機会となるように働く。
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今まで上田さんの訳本を中心に読んできたが、機会、貢献、などの意味するところがはっきりとしなかった。この佐藤さんの編著を読むことにより、文字通りドラッカーの思想を実践することができるようになる。
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P.F.ドラッカーの言葉をわかりやすく解説してくれています。
実践シートつきなので、本を読むだけでなく、
自分はどうなのかを考え、行動することができそうです!
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数々の名著から名言を分かりやすく抜粋し、ドラッカーの生い立ちを織り交ぜながら、解説が加えられているドラッカー入門の本。内容は分かりやすく読みやすく、1時間ほどで読了。ドラッカーを初めて読む方にはぴったりのお勧め本です。
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本日ご紹介する本は
ドラッカーの主張を解りやすく
解説したものです。
私はドラッカー本は初めて読みましたが、
組織をよりよくすることと
組織に働く個人の自己実現に関することが
メインに書かれていました。
本書はシリーズもので
【思考編】と【行動編】があります。
まず、知識労働者と成長についての理解をし、
思考編で「貢献」「強み」「集中」について
行動編で「時間管理」「意思決定」「目標管理」「計画」
と続きます。
他者への貢献が成果であるということは
組織にもいえますし、個人にもいえます。
強みをのばす。
集中する(一つのことを継続する)
もまた、組織にもいえますし、個人にもいえます。
基本的な考え方を与えてくれますが、
一度読んだだけではすぐ忘れてしまいそうなので
繰り返し何度も何度も読んで、自分のものにし、
習慣にまでなれば、大変価値のある内容です。
また、本書はかなり内容が抜粋され
簡単に書かれている感じがありますので、
別のドラッカー本も平行して読めば
効果的かなと思いました。
内容は多岐にわたりますが、
いずれも納得のいく内容で
我々の仕事にもそのまま、あてはまり
参考になることが多いと思います。
次回は【行動編】を紹介します。
◆本から得た気づき◆
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成果を上げる人と上げない人の差=習慣的な姿勢と基礎的な方法を実につけていること
知識労働者は、自分で自分を管理、監督するしかない
知識労働者は「効率」ではなく「効果」で評価されるべき
仕事こそが自己を成長させる最高の道具
組織は社会の機関、外の環境に対する貢献が目的
「他の人には難しいが、自分には簡単にやれることは何か?」
「集中}=一つのことを継続して行うこと
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◆目次◆
1 知識労働者として働く
2 成長するために
3 貢献なくして成果なし
4 強みを生かす
5 集中する力
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/377733a55f41cc08.png
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段階的に考え方を分かりやすくまとめられており
”わかり”やすいもの。
そこから
実行できることとなると別問題ですが
ワークシートが添付されており
ブレークスルーに役立つと思う。