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紙の本
風の市兵衛 長編時代小説 (祥伝社文庫 風の市兵衛)
著者 辻堂 魁 (著)
柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤を片手に家財を調べる...
風の市兵衛 長編時代小説 (祥伝社文庫 風の市兵衛)
風の市兵衛[1]
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商品説明
柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了される。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?“風の剣”を揮う市兵衛に瞠目。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
渡り用人とは、つまりフリーランス。江戸時代にもそんなシゴトあったんだ。
2020/03/31 23:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、さすらいの渡り用人唐木市兵衛。出自は、旗本の次男ながら妾腹の子ゆえか、家を飛び出し、武術とともに算盤と商いを学ぶ。渡り用人とは、今風にいうとフリーランスの経営コンサルタント...だろうか?算盤の知識で、江戸市中に住む人々の困難を解決してゆく物語は痛快。加えて、この市兵衛、腕っぷしっていうか、剣術も凄腕なんだっよねぇ。テレビドラマが面白く、手に出してみたが、シリーズがやたら長い。でも全部読みたい。
紙の本
面白い小説でした
2023/10/08 17:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きうれんす - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公・唐木市兵衛が武術と算盤でもって難事に取り組み、解決する。
このような要約で語るのは勿体無いほど、筆者の巧みなアイデアが物語を面白いものにしている。人気シリーズなのも納得である。
紙の本
背筋をスッと伸ばしたくなるすがすがしさを感じました。
2019/01/08 15:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
たいへん読みやすく、それでいて描写は大雑把ではなく、心地よいものでした。腹違いの兄弟が出てくものは江戸時代小説に多く見受けられます。その大半が、正室の子と身分が低い女が産んだ子、あるいは先妻の子と後妻の子というパターンが多く、どうも衝突し合うケースが多々あります。しかし、市兵衛は頼もしい弟として登場します。このシリーズは初めて読みますので、今後が楽しみです。
紙の本
NHK深夜ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」の原作
2018/08/21 01:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リンドウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを観て、原作を読みたくなり購入しました。
原作のほうが、「鬼渋」がかっこいい!