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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.3
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/258p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771337-4

紙の本

光媒の花

著者 道尾 秀介 (著)

もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた—少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…...

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光媒の花

税込 1,540 14pt

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商品説明

もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた—少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。【「BOOK」データベースの商品解説】

【山本周五郎賞(第23回)】認知症の母親とひっそり暮らす男性の封印された過去、ホームレス殺害に手を染めた小学生兄妹が抱く畏れ、密かに心を通わせた少女のための少年の噓−。愚かでいとおしい人間の姿を描く連作群像劇。『小説すばる』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

隠れ鬼 5−37
虫送り 39−77
冬の蝶 79−117

著者紹介

道尾 秀介

略歴
〈道尾秀介〉1975年東京生まれ。2004年「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。「カラスの親指」で日本推理作家協会賞、「龍神の雨」で大藪春彦賞を受賞。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店新潟店

誰にも話せない過去、...

ジュンク堂書店新潟店さん

誰にも話せない過去、内に秘めたる葛藤、
人は心の奥に闇を抱えながら生きている。
本作の6人の主人公の心の奥にも同様に闇は存在している。
そして、それに関わる者たちも次の当事者になっていく。
一匹の蝶はそれら全てを傍観し、この世界を1つに繋いでいる。
しかし、そんな悲しみに満ちた日常にも一筋の光が射しているということをこの物語は教えてくれる。
文芸書担当 小松

みんなのレビュー254件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

光から生きる力をもらう

2011/02/11 11:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

日常生活にふと湧く疑問、不安、
ある事件を通して抱く嫌悪感や殺意。
人の柔らかい部分が表に出るときに
暗いものとして映ってしまう。
そんな繊細な心の動きを描く6編の短編集。

少しずつ登場人物が重なるのは、著者のサービス精神ですが
ひとつの世界を作り上げ、楽しめます。

父親から譲られた印章店を営み、
認知症の母親と暮らす中年男性を描く「隠れ鬼」。
父親が自殺した30年前の日の謎に迫ります。

共働きの両親が留守の夜、兄妹は虫とりに
河原に出かける「虫送り」。
彼らはホームレスを殺害してしまう。

ホームレスの男が仲間を殺害してしまう「冬の蝶」。
20年以上前の初恋の女性を思い出し
彼はどうしても性的虐待や性犯罪を許せなかった。

同じアパートに住む老人と、耳の不自由な少女の
秘密を知ることになる「春の蝶」。
彼らは必死に自分を守ろうとしていました。

しっかり者の姉が入院したことで、弟の亮が
不仲の母親とも向き合わざるをえなくなる「風媒花」。

頭はいいが、クラスメイトに溶け込めず、
口数の少ない朝代の内面に、小学校担任の恒島が
近づいていく「遠い光」。

タイトルの「光媒」は「風媒花」「虫媒花」から
連想される造語。
光を通して、少しずつ伝播していくのは命の元のような、
生きる力のようなもの。
それを小説に起こした力作揃いです。

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紙の本

第23回山本周五郎賞受賞作、もっといい作品があったんじゃないかな、なんて思います。悪くはないんです、でも道尾ならもっといい作品が書ける、私はそう思うんです。それに、一か所、話の繋がりが他の話ほどすっきりしていないし・・・

2010/10/27 20:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

先日、勤め先の近くの書店を覗いたら、最新文学賞受賞者特集のコーナーがあって、第23回山本周五郎賞受賞作として『光媒の花』が飾ってありました。私がこの本を読んだ時は、受賞前、直木賞の候補にもなっていなかったので、結果に驚いた次第。何故って、読んだ時、そんなに感心しなかったからです。無論、構成は面白いな、と思いましたが、疑問も抱いた次第。

で、突然、カバーのお話。使われている写真は誰のものなんでしょうか。単に写真ではなくて、絵と写真の合成だと思うんですが・・・。それと各章の扉の絵、写真の加工ではここまでシャープな線は出ないと思うので、ペン画か何かだと思うのですが、製作者についての表記がありません。全てが装丁の片岡忠彦の手になるものであれば、それはそれで凄いのですが、はっきりしておいてほしかったな、と。

ちなみに私がカバーを写真と絵の合成だと思ったのは、カバー周辺を飾る影となっている草花の感じが各章の扉のペン画の雰囲気に近いからで、扉のほうも写真のCG処理、というのであれば当然、カバーも同じ手法を用いたもの、となるはずです。とはいえ、このカバーの地の色となる黄色と黒を混ぜたような色、多分30年に一度咲くという竹の花のイメージだと思うのですが、個人的には好きな色ではありません。ここは純粋にデザインで決めてもよかったのではないでしょうか。

で、各章の説明になります。目次の順に初出とともに紹介すれば

第一章 隠れ鬼(「小説すばる」2007年4月号):30年前に自殺した父から遠沢印章店を継いだ息子が思い出すのは、毎年夏を家族で過ごした長野の別荘で中学生のとき出会った女性のこと・・・

第二章 虫送り(「小説すばる」2007年10月号):仕事に出かけた母親が帰ってくるまでの時間、小学二年生で二歳違いの妹と二人で虫取りに出かけるようになった僕は、いつものように川向こうの闇に見える懐中電灯にむかって合図をすると・・・

第三章 冬の蝶(「小説すばる」2008年9月号):自分の犯したことは決して悪いことではない、そう思った私が思い出すのは、昆虫採集と研究に夢中だった中学二年生のとき、夕暮れの河原で出会い口を利くようになった同級生のサチのこと・・・

第四章 春の蝶(「小説すばる」2008年10月号):隣の部屋で暮らしている老人の家で起きた盗難事件。そのことがきっかけで話をするようになった老人が盗まれたのは一千万円を越える貯金で、その時家にいたのは聴覚が不自由になって幼稚園に行けなくなった孫娘・・・

第五章 風媒花(「小説すばる」2009年1月号):父の死をきっかけに急に張り切りだした母親のことが嫌いになった自分と、そのことを知って気遣う姉。そんな姉が入院した。詳細は不明だが食堂にポリープが出来たらしい。入院は長引き、姉はみるみる痩せて・・・

第六章 遠い光(「小説すばる」2009年3月号):初めて担任になったクラスの子の母親が再婚して姓が変わることになったことに気遣う私。でも周囲の子供たちは案外簡単にそれを受け入れ、当の少女も口数は相変わらず少ないものの平然としていたのに・・・

となります。案外、独立性の強い連作なので、第一章と第二章の繋がりがよくわかりません。竹の花、というキーワードだけのような気がします。そういう意味ではこれを第六章にして、「虫送り」から始めたほうが良かったのではないでしょうか。或いは、もう一度手を入れたほうがもっと良くなると思うのですが。私が冒頭で構成は面白けれど疑問を抱いた、というのはこの部分です。勘違いだったら、教えて欲しいな、って思います。

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紙の本

「光媒の花 」何かを守るために人は嘘をつく

2010/12/16 20:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る

「評判がいいので初めてこの作家の本を読んだ、
ネットで注文し届いた本は
装丁が繊細でいて重厚な感じで
作者のこだわりや想いが込めれているようで
期待して読み始めた。」


本は内容が重要に決まってるけれど、
装丁は第一印象としては重要、
予備知識も無しに読み始めると
簡潔な文体ながら、
ちょっと戻って読み返すと
案外深いことが書いてあり
サラッと読めてしまうが注意が必要だ。

6つのそれぞれタイトルが付いた短編は
独立しつつ、どこかでリンクする連作となっている、
劇的な展開は無く、
淡々とした日常に潜む危うさが伝わり、
単純に「怖いな」と思った。

ミステリー作家と書かれた
作者のこれまでの作品は全く知らないが
この作品を読んだ印象としては
非常に緻密で書き込み過ぎない文体は
冷静で静謐な感じがした。

だからかな、溢れ出すような
熱い熱を感じるような作品も
次は読みたいなと思った.

「何かを守るための嘘は許されるのか」
その答えは読者がそれぞれ考えることだ、
普段はそんなギリギリの選択を迫られることはない、
でもひとたびそんな場面に出くわしたら
自分は守るべきものをしっかり守れるだろうか。

大きな感動とかそんなものはないが
しみじみ「作家性」を感じる、
最近はよく日本人の作家の本を読んでいるが
なんか期待できるというか、
そんなことを感じた。

★100点満点で75点★

http://yaplog.jp/sora2001/

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紙の本

6つの短編集である。ミステリー仕立てであるため内容に触れられないが、どんでん返しとか気の利いたオチとかを期待するとがっかりするだろう。一方、著者の紡ぎあげる妖しくも美しい少年・少女の世界それは人工的な夢幻の境なのだが、そこに読者がのめりこむことになればこの作品は成功したことになる。

2010/07/30 00:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

道尾秀介の作品はこれが初めてだ。最近立て続けに作品を発表していずれもが注目を浴びているミステリー作家であるから、直木賞候補作となった機会に本著を読んでみる気持ちになった。

第1章 隠れ鬼
「認知症の母親とひっそり暮らす男性の封印された過去」
中学2年生の僕、父の浮気、相手の女性への慕情、30年に一度咲く笹の花が一面に。童謡「たなばた様、笹の葉さらさら」

第2章 虫送り
「ホームレス殺害に手を染めた小学生兄妹が抱く畏れ」
小学4年生の僕と2年生の妹、幼女性愛者、夜の川辺で懐中電灯の光にたよる虫取り遊び。「虫送りの囃子歌、とおれとおれ稲の虫」

第3章 冬の蝶
「密かに心を通わせた少女のために、少年がついた嘘」
中学2年生の僕と同級生の少女、親の蒸発と性的ドメスティックバイオレンス、昆虫採集。

第4章 春の蝶
「両親の諍いを機に、耳が聞こえなくなった少女の葛藤」
老人と孫娘、父親の浮気と離婚、夕暮れの土手、白い蝶とシロツメクサ。

第5章 風媒花
「病に伏せる姉を見舞う、配送ドライバー青年の誤解」
父の死、母の激変、小学生の僕をやさしく見守る中学生の姉、母との不仲、姉の病気、カヤツリグサの遊び、アジサイとカタツムリ、童謡「雨、雨が降ります雨が降る」

第6章 遠い光
「自信を失った女性教師と、孤独に戯れる教え子の希望」
母が再婚を決めた小学4年生の女子、幻視の光、交尾のアカトンボ、童謡「赤とんぼ、夕焼け小焼けの赤とんぼ」、子猫の失踪

6つの短編に共通するものは。
子供の世界。色あせた遠い日の写真を眺めるような懐かしさ。バックにわらべ歌が流れる。小さい生き物と戯れ、花の冠を作り、自然と語り合う子供らしい遊戯がある。その風景の中で子供たちは大人の性的ないやらしさを垣間見る。精神的ゆがみであろうか、その結果、殺人事件や事故やトラブルが起こる。そして大人になったいま当時を回顧し、真実を発見する。

私は高校生の当時読んだ、水上勉の直木賞受賞作『雁の寺』で受けた異様なインパクトを思い起こす。少年の修行僧が竹小刀を擲って泳いでいる池の鯉に突き立てる。そして青い性が生む殺人事件である。また松本清張の『天城越え』がそうだったし、短編の『潜在光景』も忘れられない。記憶に残るのはこれらの作品に共通して、主人公にまとわる生活のリアリティであって、そこから、ありうるかもしれないと感じる異常性の不気味さだった。

ところが、この作品はおなじような原因と結果を描いているのだが、異常な出来事としてとらえるのではない。少年たちの行為の周辺をシュールにあくまでも耽美的に描いている。
だが、殺人を夢幻のごとくあつかう作品に到底のめりこむことはできなかった。

異常を異常と感じなくなった時代に異常な人間を描くとこうなるのだろうか。

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2010/09/06 15:39

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2010/04/17 09:53

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2011/01/25 22:21

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2010/12/11 20:00

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2010/08/05 03:03

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2011/01/28 21:58

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2011/09/30 18:44

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2010/12/16 05:57

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2015/02/21 00:43

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