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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/04/06
  • 出版社: 双葉社
  • レーベル: 双葉文庫
  • サイズ:15cm/317p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-51344-8

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文庫

紙の本

告白 (双葉文庫)

著者 湊 かなえ (著)

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語...

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告白 (双葉文庫)

税込 681 6pt

告白

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告白

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商品説明

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。【「BOOK」データベースの商品解説】

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞した国民的ベストセラー。【本の内容】

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みんなのレビュー3,275件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

登場人物がステレオタイプ過ぎる

2022/12/21 21:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなものが本屋大賞を取ったのかという感じである。モノローグで繋いでいく手法は面白いと思うし、その点では新鮮だ。だが、登場人物の性格設定が平板だ。ステレオタイプ過ぎる。どの登場人物もそうだ。物足りなさを感じながら読み進めて、結局この終わり方?って感じである。

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紙の本

文章はうまいかもしれないが

2022/03/12 22:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーヒーが好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容がとても残酷で生々しく、そして時には気持ちが悪く私はこういう小説はあまり好きじゃない。文章は上手だと思うしトーリーも決してつまらなくはなく、むしろ人を惹きつけるものをもっているとは思う。が、読後感はよくないと感じる人が大半じゃないだろうか。

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紙の本

『高校入試シナリオ』の次に読んだ湊かなえ作品です

2013/08/21 23:47

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森羅万象 - この投稿者のレビュー一覧を見る

連作集な訳だが、一番最初のがいい。
以下ネタバレ。















最後の話。
あの先生も、爆弾だと知って仕掛けた訳だから殺人罪ですね。

それにしても、世間で言われるほど、後味の悪い小説ではない。
こういう落とし方、好きです。

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紙の本

「不平等な平等」にどう対峙すべきかを考えさせられる、著者渾身のデビュー作。(2009年度本屋大賞受賞)

2010/05/13 10:42

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者デビュー作にして2009年度本屋大賞受賞作である。

まず、本屋大賞とは書店員が「面白かった」、「売りたい」、「読んでもらいたい」と思った作品に投票して決定する賞だと聞いて驚いた。(わたしは文学賞をついての知識は持ち合わせていない。)

だって本作、後味はあまりよろしくないのだもの。

「面白い」か否かの判断は個々人の価値観によるものだからいいとして、「読んでもらいたい」作品として本書が挙げられたことが純粋に面白いな(興味深いな)、と思ったのだ。


物語の舞台は中学校。女性教師は終業式のホームルームで生徒たちに辞職を告げる。その数ヶ月前、シングルマザーである彼女は学校のプールで愛娘の愛美を亡くしていた。自身の監督不行届を認めた上で彼女は、生徒たちに対してこう言う―――
―――「(略)わたしが辞職を決意したのは愛美の死が原因です。しかし、もしも愛美の死が本当に事故であれば、悲しみを紛らわすためにも、そして自分の犯した罪を悔い改めるためにも、教員を続けていたと思います。ではなぜ辞職するのか?
 愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです。」


全6章から成る物語は全て、独白形式で進行する。章ごとに独白者はひとり。各人物の独白に耳を傾けることで、愛美という少女の死の真相が少しずつ浮彫になってくる。

第一章は先にも引用した女性教師の独白だ。ホームルームで彼女は、娘を殺した犯人を暗にほのめかし、彼女なりの罰を与えたことを生徒たちに「告白」する。そしてその「告白」が原因で、クラスは不穏な空気に包まれることとなる。

事故として処理された愛娘に対する殺人。女性教師は裁きを法に委ねず、自ら下すことにした。それは決して許されることではない。それでも彼女はそれを決行した。その最たる理由は、犯人の年齢にある。

この世の中、ことあることごとに「平等」がうたわれるが、不思議なことに「完全なる平等」は時と場合によって疎まれる。平等が素晴らしいことであるならば、全て「完全に」平等にしてしまえばいいはずだ。しかしわたしたちの実社会に「完全なる平等」は馴染まない。

例えば所得税。完全なる平等を求めれば定額制にすべきだろう。しかしそれでは人によっては生存権を脅かされかねない。ならば定額制の税金額を極小にすればよいかというと、それでは国が潰れてしまう。

このように、わたしたちの世界は「不平等な平等」の上に成り立っている。そしてその「不平等な平等」は刑法においても用いられる。例えば心神喪失者は犯罪不成立となるし、心神耗弱者は刑が必ずに軽減される。そしてもうひとつ、刑法上の責任能力なしと定められる身分がある。それは14歳未満者だ。

辞職した女性教師が担任したクラスは中学一年生。スキップ(飛び級)が認められない日本では、中学一年生のクラスに14歳以上の者はいない。それは、愛娘を殺した生徒を警察に突き出しても科刑されないことを意味する。だからこそ彼女は自ら裁きを加えることを選んだ。しかも間接的な方法で。

なんて平等なひとなのだろう。彼女は刑事不可罰犯罪者に対して、完全なる平等を追究し続けた。しかし彼女がとった行動は許されることではない。とは言いながら、もしもわたし自身が彼女の立場に立たされたと仮定したら、その怒りを、その哀しみを、鎮める方法がわからない。

ネタばれになるから詳しくは書けないが、愛美の死亡事件も女性教師の復讐も、何かひとつ、たったひとつだけ違うことが起こっていたら、避けられたのではないだろうか。全てのことは紙一重―――そんなことを感じた作品だった。



注意:後味ははっきりいって良いものではありません。
   ハッピーエンドが好きな方は読まれないほうがよいかもしれません。

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紙の本

イヤミス

2024/01/16 00:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

イヤミスの女王こと湊かなえさんのデビュー作。各章の語り手が違うことでいろいろな視点から事件を見られる。

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紙の本

少し怖いです

2018/06/04 15:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:てくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供を殺された母親の気持ちがよく分かった。未成年の殺人について考えさせられました。

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紙の本

一冊の本を数時間で読了したのは久しぶり。それほどに惹かれる内容だった。

2010/05/09 19:53

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨年、話題になった作品だが、文庫化を機に購入。
思いの外、薄いと思った。

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」
我が子を亡くしたシングル・マザーであった女教師の告白で、本書は始まる。
中学1年のクラスを受け持っていた教師は、3学期の終業式の日に、我が子を殺した犯人と思われる少年2人を仮名を使いながらも、すぐに特定できるように犯行の状況を淡々と話すのだ。
そうして、話し終えたあと、ある復讐をしたと語り、学校を去っていく。

その後、語り部を変えながら、5人の告白が綴られていく。
1人の少女の死を巡る5人の告白。
なぜ、彼女は死ななければならなかったのか。
その原因について、少しずつ近づいていき、そしてまた新たな事件が起こり・・・。

本書を手に取ったのが今日の昼前だった。
そして読み終えたのが、夕方。
数時間で一冊の本を詠み終えたのは、どれくらいぶりだろう。
そのくらい、途中で本を読む手を止めることができなかった。

本書の評価は分かれるようだ。
悪く評価する方々の意見には、「後味が悪い」「科学に関する知識が薄い」「HIVという病気の扱い方に疑問を持つ」といった者が多いように思える。
確かに後味のよい作品ではない。
登場する人物は、どこかしら皆が自己中心的というか、責任転嫁ばかりというか。
そして、女教師の復讐方法もあまりに重い。救いがない。
書かれている知識の浅さも、確かにある。
不自然さを感じる部分も少なくはない。

しかし、新人作家のデビュー作とは思えないほど、私はこの小説に惹き付けられた。この文章に飲み込まれた。
少年たちは、本当は何がしたかったのか。何を望んでいたのか。
登場人物の行動の裏には何が隠れているのか。
それが知りたくて、ページをめくっていった。
一番知りたかったのは、女教師の本心だったのかもしれない。
本当に復讐に燃えていたのか、それとも少年たちの更正を願ったのか。

最後に全ての答えを知り得たとは言わない。
しかし、読み終えたあとは、ただ何となく気味が良かった。
私は性格が悪すぎるのだろうか(苦笑)。
ある種の爽快感を得たのも事実である。

少年法やイジメ、子供の育て方など、いろんな問題を含んだ作品であるのかもしれない。
だが、そんなことは横に置いておいて、ただ単純に楽しんだ。

淡々と語る女教師の独白から始まる「告白」。
そのあとに、感情的になったり、自己陶酔に走ったりしながら、繋がっていく「告白」。
すべての「告白」をまだ聞き終えていない気もする。
ほかの登場人物の「告白」も気になるところだ。

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紙の本

復讐

2010/05/24 12:09

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

一章を読み終えた段階では、そんなバカなと荒唐無稽な導入部分にちょっと辟易とさせられかけるが、この作品二章からぐっと面白くなってくる。少年犯罪を基本テーマに取り扱っているのだが、関わった人間それぞれの視線から事件を語らせる事で、物語が進んでいく。物語の展開が、その事件に関する色々な人の見解の違い、によって転がっていくのが面白い。それまでの正義が、ある人から見ればまるで悪意の塊に見えたりという。そしてその誤解や偏見が、さらに悲劇を生んでいくという構成だ。
中学校の女教師の娘が、学校のプールで溺死するという事件が発生する。当初こそ事件として扱われたが、その女教師は自分の担任するクラスの男子二人が、自分の娘を殺したのだという事に気が付いてしまう。その女教師はその事をクラス全員に告げた上で、警察に知らせる事はしないという。さらに学校も止めると言った教師だったが、最後に恐るべき復讐を実行した事を告げたのだ。その復讐に怯える男子生徒二人。そしてその事実を知らされた親兄弟の思惑。微妙に二人を取り巻くクラスの雰囲気も変わっていく。そしてその事実を知らない新任の教師は、いじめを受けている少年Aと、学校に来なくなっている少年Bを熱過ぎる情熱で何とか救おうとする。しかしその熱い情熱こそ実は・・・。
一章ごとに視点(語る人物)が変わり、その中で徐々に真実が見えてくる。殺意のありか、真実の黒い悪意はどこにあったのか。そもそもそんな物は、存在したのだろうか。驚愕のラストには、思わず息を飲む。
読み口のバランスも非常に良いと感じた。やたらと導入部分が長かったり、読者を混乱させる為だけの記述が多かったりなんて作品もある中、本作品は読んでいて間延びせず、各章の切れ味も良くて読み飽きない。導入部こそ静かではあるが、ラストは結構派手な感じになっていくのも好印象。
ただ実際に起きた事件などにも主観的な意見が言及されているのが、人によってはちょっとうるさく感じるかもしれない。でもその部分は物語の構成の一つ、くらいに受け取って、「社会派作品」とかで読むのではなく、一つのエンタメ作品として読めば、非常に面白く読める作品だと思う。

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紙の本

母親という描写

2016/02/28 05:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:29歳 - この投稿者のレビュー一覧を見る

湊かなえさんの作品を初めて読んだのがこの「告白」でした。

最愛の娘を亡くした教師が、教師という立場で、
その犯人である生徒とその母親、焦点を変えながらその真相が語られる終始。

犯人がはじめにわかっっている。
しかし、その手口や動機が知りたくなるわけでもなく、
読み進めるうちに、何か違うものに強く惹きつけられてしまうのでした。

この作品はミステリーという分野というより、母親という存在の描写。
娘を殺された母親、その犯人の母親、どちらにも関与していない母親。

何かしら「母親」という描写に
強いこだわりを持っているのではないかと感じました。
後の作品「母性」にもつながる、湊かなえさんの母親に対する描写は
共感もあり、恐怖もあり、痛快でもあり
読み終えた後にも、物語の余韻として心の深くに、重たく残りました。

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紙の本

著者の代表作

2022/08/13 16:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の娘は事故死ではなく殺されたのです。衝撃の告白から展開するストーリーに読むほどに引き込まれていく。娘を亡くした教師、犯人A、犯人B、犯人の母親等、事件に関わるそれぞれの告白形式で物語は進みラストは思わぬ展開に・・・。復讐は何をもたらすか。読み終えたとき独特の感慨がある。

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紙の本

渡邊少年の母のその後は・・・

2022/06/06 09:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カレイの煮付 - この投稿者のレビュー一覧を見る

渡邊少年の母のその後は、どうなったのだろうか・・・。読者に、自分で、その後を考えさせる内容であった。

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電子書籍

6つの章

2021/08/18 06:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれが違う人間の視点から書かれています。なにより、簡単に殺人を犯す中学生の心理が、恐ろしく、はかりしれなくて……。ドラマ化された作品の原作ですが、ドラマを見た方、ぜひ、こちらも読んで欲しいです

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電子書籍

ちょっと怖いけど読み始めたら止まらない!

2021/04/01 09:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

友人に勧められ、話題になっていた小説だったので読んでみました。
ある教師の娘が亡くなった真相が数人の生徒と教師本人の視点から細かく描かれ、明らかになっていきます。ラストには寒気がしました。

読み始めたら止まらなくなります!

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電子書籍

告白

2020/08/20 07:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジ自由国 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は本屋によったとき、これがふと目に入ってきました。シンプルな表紙にひかれ、読んでみると、どんどん話の中へ吸い込まれるほど夢中になれる本です。

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紙の本

恐るべき復讐劇のうえ、登場人物の思想があり得るなと思う範囲で悲劇的な方向に進んでいく怖さ有りでした。

2020/01/29 00:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

恐るべき復讐劇のうえ、登場人物の思想があり得るなと思う範囲で悲劇的な方向に進んでいく怖さ有りでした。ここまで冷酷な復讐が必要だったかという疑問はありつつも、確かに他人の命の価値など一顧だにしない少年A・Bの思想は理解できないし、嫌悪感を感じざるを得ない。よって、崇拝する母に褒められたい、認められたいという欲求を歪んだ形で実現するために凶悪事件を楽しむ少年Aが、結果的に自分の母親を爆殺するという結末もむしろ当然と支持したくなるのが不思議。加害者も被害者も無い歪んだ社会の殺し合いゲームといった感じでした。さて、実に効果的な復讐を果たした森口悠子は何を考え、これからどういう人生を送っていくのだろうかが気になる。確かに法に委ねても、犯人が少年であればいたって軽い刑で済んでしまうし、少年2人には自首するという選択肢が何時でもあったことを考えると、森口悠子の復讐も止むを得ないかなと思いつつも、やはりちょっと違うかなという感じも。何とも難しい問題ですね。
 さて、この著者の作品は、暗いくておぞましいという印象で避けてきたが、786:『山女日記』を読んでむしろ明るい楽天的性格の人に感じたので俄かに興味が湧いた次第。取り敢えず初期作品から読んでみたが、おぞましいといった感覚よりも難しい設定をしたなというのが感想。程度の差はあるけど、社会一般でも似たようなやられたからやり返す式の復讐の連鎖はいくらでもあり、何処か遠くでのとか、小説の中での話として済まされない現実味を感じさせる作品でもある。

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