紙の本
ジュンク堂池袋本店の日常
2018/12/19 13:15
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投稿者:文学少年A - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店員で著者の田口久美子は、1997年にリブロからジュンク堂書店に移籍し、ジュンク堂池袋本店の副店長となっている。本書は池袋本店でおこった出来事やアマゾンなどのオンライン書店の話題、昨今の出版事情とそこで働いている社員の仕事とインタビューなどで構成されている。
しかし著者の上から目線の書き方が多く、それを直せば面白いと面白かったと思う。
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書店員さんによる、「本屋さんと書店員の日々のお仕事」について書かれた本。
たまに専門用語のようなものが出てきますが、内情がよくわかる1冊です。
書店員さんからはお客さんはこう見えていますという感じの表現がなかなか面白いです。
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本屋の内情が覗けて楽しかった。書店員、楽しそうだなー。リブロから、ジュンク堂に転職したんですね、知らなかった。
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書店の知らなかった内情が解ったのは面白かった。ただ、それ以上の普遍的な何かは感じられず、タイトルから期待する以上のものは得られなかった。
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ABC(青山ブックセンター)の買収にライブドアも名乗りを上げていたらしい。よかったね。
増刷が多い文庫は、人間失格、こころなど。
日本では古本の利益率は新刊に比べてものすごく高い。
ジュンク堂で一番売れているのは社会科学の本。
書店員の経験やらが書かれていて、面白い。
私も書店員になりたかった。本屋で働きたかった。
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<本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている―。カリスマ書店員が、若い書店員たちの奮闘を綴ったエッセイ集。出版業界の現状、書店の事件簿、新規店舗の開店までの道のりなど、書店員ならではの視点で描かれた、リアルなエピソードが満載。>なりゆきで書店員になったという著者。それゆえ内容が「ビバ!本屋」だけではない点がリアル。
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カリスマ書店員が、若い書店員たちの奮闘を綴ったエッセイ集。ブログからの書籍化ということで、話題があちこち飛んだり若干読みにくい感じはありますが、まあその道のプロじゃないということで。「読みたい本が多すぎるから、大型書店に住み込みたい!」っていうのが長年の夢の読者としては(笑)バイトでもしないと知り得ない書店の裏事情をたくさん読めて斬新でした。クレーマーの話とかはどこの接客業でも必ずぶち当たる壁だろうけど、それにしても常識がない客って多いのね・・・と幻滅。よくキレずに対応してます、拍手。ジュンク堂の池袋店・新宿店は何度も行ってるので、あーあそこの本棚か!とかいろいろ思い返せて倍面白かった。
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ジュンク堂書店池袋店副店長の田口さんの本。あの、通学経路の途中駅池袋にあるジュンク堂、大学時代には何度も行ってお世話になりました。読めばそのジュンク堂という書店(特に池袋)の内情がよくわかります。私の今いるような郊外型書店とは大違い。ただ、うちのチェーン店の本店(駅前立地の大型店)にいたことはあるので理解は出来ます。私としては、大型店のほうが楽しいよなぁ、と思うことが多いので、うらやましい気持ちでいっぱいになりました。
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著者リブロ時代の前作『書店風雲録』(ちくま文庫)の続編は、ジュンク堂が舞台。書店で起きていることがよく分かり、業界で働く人間としては勉強になる一冊。お客との日々の攻防や個性あふれる書店員のエピソードなど、著者の独特な筆致でユーモラスに描かれている。
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書店員さんが「お客さん」「出版業界」「出版社」について持ち上げることなく思ったことを素直に書いてあるエッセイなので書店の仕事がどういうものか分かるエッセイとなっている気がします。
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普段何気なく見ている書店の本棚の作り方の様子が面白い。
しかし、笑いにすれば良いような話を、嫌味にしてしまう所がある。
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いろんなお客さんがいるんだなあ、と思いました。
書店員の仕事は複雑で難しそうで、でも、楽しそうです。
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興味深く読める部分はある。
が、それ以上にいちいち独善的とも思えるトゲのある表現が出てくるのがまず気になった。
頓珍漢な持論を展開し自己完結している部分も多く、当初興味深く読んだ部分にも徐々に眉につばをつけて読み進めるようになった。
また自店の非正規労働者も含めた若者や若者文化を低く見ているような傾向がみられる。
(他にも来店客のこと等々敬意の感じられない描写が散見されるが割愛)
この方は都心の大型書店の副店長であり、本書に登場するこの店の従業員がほぼ正規雇用の人物。
現実には書店に限らず、多くの企業で正規雇用者より割合の高い多数の非正規雇用者に支えられ成り立っている。
そのため高い目線で描かれている本書を読んでリアルな書店の現場が分かるかといえば、必ずしもそうとはいえないと思う。
特に、書店の非正規雇用は他業種に比べ賃金が低いことが珍しくない。
この業界ばかりではないが、書店業はなかなかハードな業務だと思われる。
ただ、そこになんらかの魅力を見出せるからこそ低賃金でもハードな業務を続けられるのではないだろうか。
そこを軽んじてはいけない。
正直、この本を読んだ限り、自分には書店業の魅力があまり伝わらなかったし、この方の下で働きたいとも思わなかった。
書店や業界の苦労話に比重をおかず、書店の良さももっと描いて欲しかった。
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実際の現場での書店員の働きがよく分かる本です。
お客様の対応や客注、本の棚のことなどなるほど、こうなっているのかと思う事がたくさん書いてありました。
けど、あくまで書店員の視点で書かれているので利用する側からするとだから何?って所もあったかな。
これからはオンライン書店や電子書籍などもあり書店はよりいっそう存続が厳しくなっていくかもしれませんね。
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僕自身も元書店員として共感できる部分もあったため、あっという間に読み進めました。リブロとジュンク堂の違いや、新宿紀伊国屋の凄さ、棚作りについてはさすがだなぁと頷いてみたり、また、ところどころ出版社への注文や愚痴があったりして、それにもやはり共感できてしまいました。 終章ではこれからの若い書店員の方へのメッセージが込められてますが、登場する若手書店員の方々は皆、書店を志望して入社されているそうで、彼らの売場の工夫や棚作りを愉しむためにも、今後もやはり本は書店で買いたいと思わせる内容でした。