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商品説明
参議院議員・西田昌司、京都大学教授・佐伯啓思、評論家・西部邁が、今の日本の政治がなぜこのような惨状に陥ったか、浮上する機会があるとすればその流れはどういったものかを討論。西部邁の「自由民主党への建白書」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
乗り超えよ、この時代の閉塞を | 西田昌司 述 | 5−155 |
---|---|---|
自民党よ、今こそ戦後体制から脱却せよ! | 西田昌司 著 | 157−176 |
保守政治の崩壊から再生へ | 佐伯啓思 著 | 177−196 |
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著者/著名人のレビュー
“自民党とは、社会党...
ジュンク堂
“自民党とは、社会党等の革新勢力に対して戦後社会の現実的枠組みを守るという勢力の結果であって、特に大きな理念や大目的があったわけではない。”(佐伯)その自民党の現実主義に「保守」という名称が与えられのが、戦後日本の現実だった。さらに、“本来の意味のコンサヴァティズムとはむしろ無縁の国柄を持った、純粋の近代主義と言っていいような国家”であるアメリカに対して、“「保守」を親アメリカニズムと捉えた大誤解”が、敗戦後遺症としての冷戦意識を持続させた。(西部)“占領による戦後体制を乗りこえて行くことが日本にとって一番大きな課題・自民党の使命”であり、“ある意味で自民党自身が今までやってきたことを否定しなければならない”と自民党の西田昌司が言う。
タイトルが示す通り、三人にとって戦後日本に「保守」は無かった。日本政治が現在辿りついている民主党政権とは何なのだろう?
グローバリゼーションとグローバリズム(この二つは明確に区別すべしと佐伯は言う)の世界において、“保守さるべきは、慣習という実体そのものではなく、慣習の中に内蔵されているはずの「平衡の英知」としての精神の形式”と西部。