紙の本
投資初心者向けの投資信託入門書
2010/07/19 12:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『投資信託にだまされるな!』の著者である竹川さんによる
もっとわかりやすい投資信託入門書。
内容はインデックスファンドの説明やメリット、
初心者がまず買うとわかりやすいインデックスファンドの種類といった
投資信託のことから、
資産設計の基礎となる個人版のバランスシート、
家計から投資資金をねん出する方法など、
資産運用全般にわたります。
これから投資をしたい人向けです。
『投資信託にだまされるな!』を読んでいれば
必要のない本かもしれません。
でも、なにがなんでもインデックスファンドで資産を築くのではなく
まず土台をインデックスファンドにして
そこにアクティブファンドでも個別株でもFXでも
積み上げていけばいいとおっしゃいます。
投資信託を全く知らない人にはインデックスファンドとか
アクティブファンドとかは、ちんぷんかんぷんでしょうけれど
インデックスファンドとは、市場の値上がり率や
値下がり率(ベンチマークといいます)に沿った投資信託のこと。
アクティブファンドは、より高い利益を追求して
その代わりリスクも高くなるファンドです。
よくニュースなどで、日経平均が年間5%上昇しましたといえば
インデックスファンドも5%値上がりします。
(正確に言うと、5%を目指しています)
インデックスファンドは、世界に分散投資して
長期間じっくりと待つ投資法なので
仕事を持っていたり、プライベートが忙しい人に向いています。
特に、投資初心者で、どんな本を買っていいかわからなければ
新書サイズで、2時間程度で読めてしまう本書はおススメですね。
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最近、よい投資信託の本があるませんでした。竹川さんの本はやはりよいです。ただETFへの言及がもっと欲しかったです。
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「長期」「分散」「低コスト」 はい。ほんとうに大事だと思います。そして、これを活かすことが投資の秘訣だと思います。
それに本書に書かれています、『個人版バランスシート』 これは是非やって欲しいです。 簡単にやっておくだけでも、ほんと意識がかわると思います。
ちょっとレベルアップして、投信の運用報告書を読む。 すぐにゴミ箱に行きそうになってしまうのを気をつけていますが、見てみますとなかなかおもしろいです。
と、ほんと良い内容で色んな方にオススメできる一冊です♪
http://kaeru.orio.jp/blog/2010/05/book_26.html
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投資信託についてかなり分かりやすく書かれています。名著「投資信託にだまされるな」よりも基礎的な部分から記述があって。予備知識がほとんどなくても読むことができると思います。
実はこの本のミソは第4章「インデックスファンドを選ぶポイント」にあるように思います。「目論見書」と「運用報告書」の見方について丁寧に書かれています。僕はさらっと読んでしまいましたが、すでに投資をされている方であれば、自分が保有しているファンドの「目論見書」と「運用報告書」を手元に置いてこの章を読むと、勉強になるでしょう。
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個人投資家のわたしたちにおすすめの本です。新書ですから、お値段もお時間も手頃に使って勉強できるという点でも良いです。
まず、自分の仕事が忙しいサラリーマンでもできる方法という目線から入っているのが素晴らしい。それゆえに勧めている金融商品も非常に理にかなっています。紙面の関係でETFについては割いていませんが、この本に加えてETFを勉強すると良いと思う。
こうした本がようやく増えてきて、しかも投信比較サイトなどのインフラも充実してきたのに、日本の投信残高はいまひとつ伸びません。投資そのものへの警戒感が強いこともあるように思えます。この本やセミナーなど、良いものがたくさんあるようですが、それらに出会うきっかけを得るために、時間と労力をかけないといけないという現状なのでしょうか。
この本が、そんなきっかけを増やすことができるように。
僕のブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20100417/1271508926
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インデックス投資の入門書。
インデックス投資も仕組み化して負担を減らし、家計を見直してリスク許容度をはかり、そのうえで資産運用をしていく方法を優しくわかりやすく解説している。
ただ単にインデックス投資を勧めるのではなく、家計のバランスシートを作り投資を行うという主張はファイナンシャル・ジャーナリストらしい。
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[ 内容 ]
忙しいサラリーマンにピッタリのインデックス投資。
ベストセラー『投資信託にだまされるな!』の著者が、その理論的根拠やファンド選びのコツ、具体的な投資法を徹底解説する。
損をしないための「シンプル投資」7カ条も必読。
これ1冊読むだけで、もう迷わなくて済む。
[ 目次 ]
プロローグ なぜ、インデックス投資なのか
第1章 投資でよくある勘違い
第2章 インデックスファンドってなに?
第3章 インデックスファンドで「世界経済に投資する」
第4章 インデックスファンドを選ぶポイント
第5章 インデックス投資活用法その1―投資信託を買うまで
第6章 インデックス投資活用法その2―投資信託を買ってから
第7章 投資をはじめる前に押さえておきたい「シンプル投資7カ条」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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よく本のタイトルで「目標1億円!」と書かれたものがありますが、私から見ると現実から離れすぎていてイメージがつかめず他人事のように感じることが多いです。
それに対して、この本のタイトルにあるように「3000万円」と書かれると、少しは興味がもてるレベルになってきます。
この本は、3000万を達成するために投資信託を活用しようというものです、私も社会人生活はゴールが見え始めている時期にきているので、この本を参考にして資産形成の準備をしたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・低コストのインデックスファンドを購入して、世界の株式・債券に幅広く分散投資をして、世界経済の成長に乗っていくのが基本(p16)
・1969年から2008年まで40年間、国内および外国の株式・債券の4つの資産に分散して毎月1万円を積み立てると、積立額は468万円だが、収益合計は、1470万円(p17)
・資産のコア部分は、保有コストが安く、幅広く分散されている、長期保有が可能、が条件(p43)
・サテライト部分は、積極投資部分であるが、多くとも3割まで(p49)
・目論見書をチェックするポイントは、1)運用ポリシー、2)手数料(販売、信託報酬、信託財産留保額)、3)継続性(信託期間、信託財産終了条件)、4)純資産総額の推移、5)運用実績(設定日、運用成績)である(p105)
・資産形成を目指すのであれば、分配金を出していないタイプ(p109)
・期待リターンが5%で、リスクが8%ということは、68%の確率で、-3%から13%となるということ(p118)
・手取り収入をベースに、損益計算書を作成してみる、大型支出のポイントは、住居費・車関係・教育・保険料である(p125、128)
・非常用資金としては、サラリーマンの場合は生活費の6か月分(自営業は1年分)が目安(p133)
・夫婦でリタイヤまでに3000万円というのは一つの目安、3000万円を年3%で運用すると年120(月10万円)である(p140)
・30年で3000万円をつくるために毎月必要な積立額は、「減債基金係数表」を使うと便利、年6%で運用する場合、6%と30年が交差した「0.01265」に3000万円をかけた「37.95万円」が毎年の積立額(p140、142)
・なんとなく運用するのではなく、自分なりの「運用期間」「最終的な目標金額」を決めておくべき(p174)
2011/7/3作成
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「長期」「分散」「低コスト」が投資信託の基本。ビジネスマンには、インデックスファンドがおすすめ。①シンプル、②低コスト=1000円単位でもOK、③分散効果が高い。低リスクでかつ、経済情勢に一喜一憂しないで済むからというのがその理由。
スタートする前にまず、継続できる仕組みを作る。個人版BS、PLを作ってどの程度投資できるのか把握し、目標設定する。まずはそこから。
投信のデメリットについてもっと知りたいところが本音。ほとんどメリットしかないような書きぶりなので。と言いながらまずはやってみないとメリットもデメリットもわからんので早期に始める予定。
日本人のお金に関する超保守的な思考は異常かもしれない。リスクヘッジのために自分で情報を取捨選択して行こうと思う。
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インデックス型の投資信託がメインに記載されている、投資に関する入門書。投資の基本は「分散」「低コスト」「長期」。また、初心者はどの債権や株式を買えばいいのか選択に困るはず。基本を抑えながら悩みを解決するのがインデックス型の投資信託だと。3000万円作ることができるどうかは置いておいて、手堅い投資の方法が分かる1冊です。投資の初心者はオススメ。
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資産形成大切な三つの戦略は、「資産」、「分散」、「低コスト」であり、これを実行するのにインデックスファンド投資が適している。実際に投資信託始めて1近く経つが商品の組み合わせなど、参考になるところも多かった。数年に回は見直し、それぞれの比率を整える必要がある。
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ドルコスト平均法
インデックス投資
コスト安重視 10年以上の長期スパンで考える
下がっても買い時と捉える
儲けよりもいくら損したか
目標金額に達成したら8割は現金化して利益を確定
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投資信託についてさらっと読めてしまいます。
年金資金など長期的スパンで運用したいお金について学びになります。
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目論見書や運用報告書の見るべきポイントなどがおさえられてあってとても分かりやすかった。投資信託に興味を持ち始めた人にとってはちょうど良い指南書となるのでは。
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3000万円、というのは夫婦で30年かけて作るお金らしい。
そんなことはさておき
よくあるインデックス投資本なのだが、第6章のインデックス投資活用法は、架空の1人の人が投資を始めてから運用を続けていく様子を追っているので、わかりやすいと思う。
175ページ「目標額に達したら、8割くらいは解約して、安全資産に移してもいい」は、なるほどーと思った。