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商品説明
政治家が変わるだけで日本は必ず復活する! 「政・官・業・組合の癒着を完全に断つ」「国会議員半減で政治家の質の向上を」「都市・住宅政策で世界最高の暮らしを」など、“ゼロから日本を創るやり方”を緊急提言。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
舛添 要一
- 略歴
- 〈舛添要一〉1948年福岡県生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。参議院議員。2007年から厚生労働大臣を務めた。2010年4月自民党を離党し、新党改革の代表に就任。著書に「チェンジ!」等。
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紙の本
舛添新党の政策提言集
2010/11/12 19:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
自民党を飛び出し「新党改革」を旗揚げした著者が今年の参院選の前に出した本。 10の提言を10の章に分けて述べており、そのまま新党の政策集といってよいだろう。
著者の政治家としての使命は国民に「安心と希望」を与えることだという。それを実現するための提言が熱く語られている。政策よりも2007年から務めた厚生労働大臣職時代の裏話のほうが興味深く読めた。政権交代後の厚生労働大臣・長妻氏に対する評価は厳しい(既に内閣改造で退任したが)。野党時代に年金記録問題追及では勢いがよかった長妻氏だが、大臣として大した成果を残せなかった。やるべきことをやっていなかったと著者は指摘している。
本書で述べられている政策はいずれも優先度の高いものばかりだし、特に違和感も感じない。失礼な言い方だが民主党や自民党の政策とさほど変わり映えはしない。しかし舛添氏は厚労大臣時の活躍が評価され、世論調査で次期首相候補にも挙がったことがあったように人気はある。残念ながら参院選挙では、大臣時代の実績はアピールできたものの、新党としての存在感を示せずに終わってしまった。
さて、現在の民主党の政権運営を見ている限り、先は長くなさそうだ。そうなるとますます政界再編の動きが強まると予想される。今後も、著者は政界再編の動きの中心にいられるだろうか。キーパーソンの一人であることは間違いない。