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レンブラントの帽子
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 23件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.5
  • 出版社: 夏葉社
  • サイズ:20cm/154p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-904816-00-4

紙の本

レンブラントの帽子

著者 バーナード・マラマッド (著),小島 信夫 (訳),浜本 武雄 (訳),井上 謙治 (訳)

人間の心の色どりと移ろいを哀切に、精密に、あたたかみをもって描いた、マラマッドの最高傑作である表題作のほか、「引出しの中の人間」「わが子に、殺される」の計3篇を収録。荒川...

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商品説明

人間の心の色どりと移ろいを哀切に、精密に、あたたかみをもって描いた、マラマッドの最高傑作である表題作のほか、「引出しの中の人間」「わが子に、殺される」の計3篇を収録。荒川洋治のエッセイも収録。〔集英社 1975年刊の抜粋〕【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

レンブラントの帽子 5−29
引出しの中の人間 31−128
わが子に、殺される 129−144

著者紹介

バーナード・マラマッド

略歴
〈バーナード・マラマッド〉1914〜86年。ブルックリン生まれ。コロンビア大学大学院修士号を取得。教鞭をとりながら社会を生きる人間の姿を描き続けた。著書に「アシスタント」「魔法の樽」など。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店鹿児島店

ブラックユーモア、人...

ジュンク堂書店鹿児島店さん

ブラックユーモア、人間臭さ満載。
心の中にストンと入ってきます。
ちょっと一癖ありますが、嵌ると最高に面白い!

著者の本が少ないのがとても残念です…

文芸文庫担当

みんなのレビュー23件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

人間の おかしさや哀しさ、複雑さを浮き彫りにする傑作短編集。

2010/11/22 15:20

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1960年代から70年代なかばにかけて日本でも翻訳本が多く出されて
いたバーナード・マラマッド、彼の代表的短編集の中から3編を選び、
吉祥寺の小さな出版社夏葉社によって復刊されたのがこの「レンブラン
トの帽子」だ。わが地元である吉祥寺に出版社があるというだけで何と
なくうれしいのに、処女出版であるこの本、さらに続けて出された「昔
日の客」が本好きを大いに喜ばせているという。これはもうパチパチパ
チと大拍手を送りたくなってしまう。「夏葉社」かぁ、名前もいいなぁ。

 さて「レンブラントの帽子」だが、表題作はニューヨークの美術学校
に勤める美術史家と同僚である初老の彫刻家の話、「引出しの中の人間」
はソ連に観光で訪れた傷心のライターと不遇なロシア人作家の話、「わ
が子に、殺される」はひきこもりのような息子とその父親の話だ。どの
話も登場人物たちは対立、あるいはベクトルの違いがあり、良好な関係
を作れていない。2人は関係をうまく修復できるのか?物語の結末に向
かってのその「プロセス」こそがこの作家の真骨頂と言えそうだ。

 特に表題作には心を揺さぶられた。白い帽子をかぶっている彫刻家を
めざとく見つけた美術史家が「それ、とてもいい帽子ですね」「レンブ
ラントの帽子そっくりなんですよ」と声をかける。その会話の後から、
なぜか彫刻家は彼を避けるようになり、何だかわからないまま彼の方で
も彫刻家を嫌うようになってしまう。半年近くもそんな状況が続いた後、
美術史家はふと思う。「なにがいったい、奴さんのかんにさわったとい
うのだろう?」と。そこで彼が思い至ったこと、その後にとる行動、そ
して、忘れがたい結末へ、この流れがなんとも素晴らしい。ラストは本
当にグッと来る。
 
 バーナード・マラマッドは、人と人との間の理解や誤解、寛容や不寛
容、疑いや共感、そういう様々なものを描きながら、人間というものの
おかしさや哀しさ、複雑さを見事に浮き彫りにする。まさに心に残る一
冊!マラマッドという作家の存在を私たちに教えてくれただけでもこの
短編集の価値はとてもとても大きい。訳者にあの小島信夫がいること、
装丁が和田誠であることも付け加えておきたい。

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紙の本

「こうありたい」と願うのに、社会の中ではそれが実現していかない――世間でよくある失望の状況を書いた短編小説が三つ。でも、どれも、しみますね。読んだ者の気持ちが上向きになるよう、作家がそっと用意してくれている暖かみに……。

2010/11/02 14:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 毎日毎日、とても忙しい思いをしている。数字やらトラブル解決やら、どうでもいいようにも感じられる人づき合いなどに追われてしまって、ゆっくりと自分らしい生活を営んでいく暇がない。食事や運動で健康を保つことすらおぼつかないのであるから、人のことやら家族のことなんかに構っていられる余裕がない。これ以上、何か外圧でもかけられた日には、まっとうに精神の均衡を保っていられる自信がない。
 そんなある日、出張で出かけた先で、ふと町はずれに出たら、色づいた山
が弱い西日を浴び、暖かに輝いている。目の前の、白い洗濯物がひるがえる家の庭には柿がなっていて、その実は金色に輝いている。

 マラマッドの短編を三つだけ収めた、この愛らしく小さな本は、読む人の心に、そういう安らぎをもたらしてくれる。

 ああ、いい場所だなあ……。のどかで平和だなあ。今すぐには無理だけれど、いつか勤め上げたら、こういうところで家族とのんびり人間らしい暮らしがしたい。そのためには、ちょっとずつでいいから、気持ちが上向きになるように切り替えていって、まだまだ頑張っていかなくちゃいけないなあ……。

 もう長いこと付き合ってきた「自分」という人間を、1日や2日で、そうがらりと変えることができないことを私たちはよく承知している。だから、こじ開けるようにして確保したせっかくの自由時間では、自分の存在を本質から問い直させられるような圧倒的な思いをしなくとも、何かちょっとした素敵なものに触れて良い時間を過ごしたい、上向きの思いをもたらしてくれるものが欲しいと考える。

 なら、時代小説の人情ものあたりがいいんじゃないか、という人もいると思う。確かに、それも悪くはない。
 1968~1973年に米国で発表されたユダヤ系作家の小説ってどうなの……と問われたら、どう答えれば良いのだろうか。
 あまり良い説明が浮かばないのだが、時代小説の人情ものというのは、出張で訪れた先でふいに出くわす桃源郷めいた場所なのではなく、自分の家の先の角を曲がったらすぐに開けてくる小説世界なのではあるまいか。不意打ちをくらう驚きというより、読み終った後にどのように感動する自分がいるのかが容易に想像できてしまう気がする。
 マラマッドの描くものには驚きがある。こう展開していくだろうという型にはまっていかない屈曲があり、何というのか、その屈曲が、いい具合、きれいな形に曲がっているのだ。眺めていて、心地よい曲線なのである。

 表題作「レンブラントの帽子」に、やや長めの「引出しの中の人間」、ごく短い「わが子に、殺される」は、いずれも「こういう風に生きていきたい」と思う人がいて、だけれども、それが社会や世間という制御不能な場所の中では、うまく実現していけないという設定の話だ。うまくいかないということを理解してくれる身近な人間が、その人に絡んでくる話ということでまとめられる、読み終って、よくよく考えてみたときに……。
 しかし、小説だから1行目から順番に読み進めていくわけだけれど、最初は、そういう人間関係が含まれていることははっきり分からない。
 もしかすると、私は今、余計なことを書いてしまったのかもしれない。

 「レンブラントの帽子」は、美術学校の教員ふたりの、ボタンのかけ違いのようなコミュニケーションを元にした小説である。若手の教員が、ひと回り年上の彫刻指導の教員に声をかける。あまり話をしたことのない彫刻家が時々かぶる帽子の1つを気に入ったものだからほめるのだが、どういうわけか、それが気を損ねたようで、2人の距離は余計に開いてしまう。
 若い教員は、何がいけなかったのか、ああではないか、こうではないかと過去の出来事もほっくり返して、いろいろに悩む。洞察を掘り下げ掘り下げしていくうちに、彫刻家の抱える大きな憂いを理解していくようになる。

 「引出しの中の人間」には、ソビエト連邦下のモスクワを訪ねたユダヤ系米国作家の身に起きた出来事が書かれている。偶然知りあった人物とユダヤの言葉(イディッシュ語)で挨拶を交わしたところ、彼が小説を書きためているということを知る。そして、その書きためた作品を国外で出版するよう取り計らってくれないかと頼まれてしまう。
 ソ連の中で思想的な価値を認められない作品らしいので、そういうものに関わることでスパイの嫌疑がかけられるのではないかと恐れながら、作家は相手の話を聞く。

 「わが子に、殺される」は、今の日本で言う「ニート」状態でいる子を持った父親の視点で描かれた作品だ。大学を出て定職に就かず部屋に引きこもって日々を過ごす息子を、父親は持て余す。
 単なる引きこもりというのではなく、テレビで戦争のニュースを見て召集令状が来るのではないかと気にしている息子が出かけた後を追い、何を恐れているのかと声をかける。

 こうして筋を書き出すと、何が「金色に輝く柿の実」なんだか……と疑問に思えてくる暗い設定だ。けれども、仕方ない。
 こういうところが金色なのだと説明しようとすれば、後から読む人が気持ちを暖かにする肝心のところを書いてしまうことになる。

 このような素敵な本(カバーを外すと、本体に違うイラストが現れる和田誠氏の装丁も素敵)を出してくれる美しい名の出版社ができ、その出版社の出した2冊目の『昔日の客』も装丁からして気合いの入った良い本で評判が良い。『レンブラントの帽子』には、読書家のお手本となる荒川洋治氏が推薦の文章を書いてくれていて――そういったこと全部をひっくるめ、暖かな気持ちにさせてくれる本を手元に置いておけるようになって、幸せだなと思えた。






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紙の本

出版社の経緯も面白い

2016/12/15 22:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る

些細なことでギクシャクしているユダヤ系芸術家(創作者と解釈者)二人。二人は解釈者が本当にきちんとした分析をしたため仲が回復。いいなぁ。4引出しの中の人間:スターリン政権下のソ連を旅行しようとするアメリカ人が、体制にそぐわない小説を世に出したい運転手に付き纏われつつ、心を通わせていく。内容はまじめだが、ソ連人の性格がロシア文学(自らの苦境を見開き2頁くらい独白するような)ぽかったり、アメリカ人がスパイ容疑をかけられないか怯えるシーンがちょっとユーモラス。

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2018/02/11 15:44

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2012/01/07 18:52

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2010/10/05 22:39

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2013/01/15 13:11

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2012/07/19 16:16

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2013/03/01 22:24

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2011/04/16 12:01

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2016/02/22 01:06

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2012/02/28 21:41

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2010/12/07 18:09

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2012/05/02 23:42

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2011/05/14 09:43

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