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ペンギン・ハイウェイ
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 823件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.5
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/348p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-874063-0
  • 国内送料無料

紙の本

ペンギン・ハイウェイ

著者 森見 登美彦 (著)

小学4年生のぼくが住む郊外の街に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎の研究を始めるが—。冒険と驚きに...

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ペンギン・ハイウェイ

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商品説明

小学4年生のぼくが住む郊外の街に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎の研究を始めるが—。冒険と驚きに満ちた長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

【日本SF大賞(第31回)】小学4年のぼくが住む郊外の街に突然、ペンギンたちが現れた。どうやら歯科医院のお姉さんのふしぎな力が関わっているらしい。このおかしな事件の謎を解くべく、ぼくは研究を始めるが…。『野性時代』掲載に加筆して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

森見 登美彦

略歴
〈森見登美彦〉1979年奈良県生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞。

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みんなのレビュー823件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

夢を見るような物語

2010/07/19 20:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふわふわと夢の中を漂う物語。
すべてが
淡淡と
物語の進行を
俯瞰しているような
そんな気さえする。
初恋の甘さ、せつなさ、ほろ苦さが
物語全体を覆う寂しさに通じるのかなと思った

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紙の本

森見さん好きにはたまらない一冊です♪

2010/07/30 08:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kako - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ぼくが二十歳になるまで、三千と八百八十八日かかることがわかった。
そうするとぼくは三千と八百八十八日分えらくなるわけだ。
自分がどれだけえらくなっているか見当もつかない。
えらくなりすぎてタイヘンである。』

森見さんらしい一人称小説。
この独特な文章は病みつきになってしまいます。
今回はちょっとおませな少年の愛らしい語り口で物語が進んでいきます。
主人公小学四年生の「ぼく」は日本で一番ノートを書くと自負し、見ていて思わず微笑んでしまうような男の子で、日々の疑問をノートに書き込み、研究するのが日課。
決して怒らず、客観的目を持ち、軽いいじめなどスルーする広い心を持っているおっぱい好きな少年です。
周りにいる友達も大人たちもそんな少年をきちんとした一人の人格として暖かく見守っています。
あるときは一人の人として、あるときには小学生の男の子として絶妙なさじ加減で主人公アオヤマ君を支えてくれている姿が見え隠れするのですが、アオヤマ君としてはそのことを飄々と受け取っているみたいですね・・・アオヤマ君の一人称語りなので私にはどうしてもそのように感じます。

お話自体はかなりのファンダジーなのですが、何故かすっと受け入れられる内容と私は感じました。
子どもたちが大事にしている秘密や淡い恋心と友情などてんこ盛りの要素がうまぁくミックスされて、ペンギンが突然現れて突然消えてしまう現象なんぞに目をくれる暇なくお話が続いていく・・・わけもないですが論理的にアオヤマ君が問題を整理してくれるので、読み手はその論点を「フムフムなるほど」と思って読めばいいのです。
空中に浮かんでいる謎の物体やらへんな生物やらたくさん出てきますが、そこはアオヤマ君達の考える仮説に踊らされながら読み、作品全体を包む不思議な世界を堪能して頂くのがお勧めです。


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紙の本

著者の新しい引き出しから出てきた淡彩画のように淡いファンタジー

2010/09/28 15:37

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「また1つ、著者の新しい引き出しが開いた」そんな感じがした。著者は「太陽の塔」「四畳半神話大系」で、臭うような腐れ大学生を描いて登場し、「きつねのはなし」「宵山万華鏡」で妖かしの京都を描いた。エンタテイメント作品の「有頂天家族」もある。
 「腐れ大学生」にインパクトがあってクローズアップされがちだけれど、このように色々な物語を次々とつづっている。ただし、そこにはいつも「濃密な空気感」があった。しかしこの作品に感じる空気は淡彩画のようにとても淡い。これはまったく別の引き出しから出てきたもののようだ。

 主人公はアオヤマ君。郊外の街に住む小学校4年生の男の子だ。彼は毎日きちんとノートを取る。授業だけではなく、毎日の発見をノートに記録している。そうしてたくさんの「研究」をしている。「昨日より今日はえらくなる」ことを自分に課していて、大人になった時にどれだけえらくなっているか見当もつかない、と思っている。
 まぁ、「子どもらくない」こと甚だしいのだけれど、これが意外と憎めない。もちろん同級生のガキ大将キャラのスズキ君たちの受けはすこぶる悪く、自動販売機に縛り付けらてしまったりする。そこを歯科医院のお姉さんが通りがかって「なにしてるの、少年」と聞かれて彼は、「自動販売機ごっこです」と答える。クールすぎる。

 物語の発端は、歯科医院の隣の空き地に突然ペンギンが何羽か出現したこと。そして、トラックで運ばれる途中で姿を消してしまった。現れた時と同じように突然に。こうしてアオヤマ君は、一緒に探検隊を組んでいるウチダ君とともにペンギンの「研究」をはじめる。途中から同級生のハマモトさんも加わって謎の解明を進める。けれども謎は深まるばかり、というストーリー。(ハマモトさんは、「E=mc2」と書かれたアオヤマ君のノートを見て「相対性理論?」と聞く、とってもキュートな女の子なのだ)

 とても楽しめた。今までの著者の作品(とくに腐れ大学生)のようなものを期待すると薄味すぎて物足りないかもしれない。でも、アオヤマ君の研究テーマの1つには「歯科医院のお姉さん」というのもあって、そのために彼はお姉さんのまるいおっぱいを観察する。頻繁にこの4文字が出てくるあたりは著者らしいといえばその通りだ。

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紙の本

これはきっと初恋の物語ですね。

2016/02/14 09:36

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ペンギンが海と陸を行き来する道をペンギン・ハイウェイと呼ぶそうな。
小学校四年生のアオヤマ君による物語。小学校高学年向けを意識した文体だと思う。
大人向けと児童向けの両方を書けるようで、器用だなあと思う。

アオヤマ君の住む町に,ある日ペンギンの集団が突然現れる。
アオヤマ君は歯医者さんで働くお姉さんから,身の回りに起こる不思議な
現象を解くように頼まれる。
お姉さんはコカコーラの缶からペンギンを作り出すことができてしまう人だった。

アオヤマ君は仲間と一緒にこの不思議な現象に立ち向かう。
謎は,これまでの科学ではあり得ないことのようだ。
そしてアオヤマ君はお姉さんに恋をしたんだろうな。
児童文学の王道のストーリーだ。

アオヤマ君の仲間にはウチダ君とハマモトさんがいて,にっくきスズキ君と
張り合いながら物語は進む。
次々と発生する不思議な現象や生き物に対し,得意な科学知識で分析や分類
をしていく。

物語の後半でジャバウォックと名付けた生き物が登場する。知っている名前だ。
鏡の国のアリスに出てくるはずなので読んでみたが,究極のナンセンス話で
関連はなさそう。

少し前になるが、ARMSという漫画が少年誌にあった。
モチーフはこちらの気がする。
女一人に男三人は,味方であるブルーメン側の生体兵器を組み込まれたチーム
だし,それであればお姉さんは敵の「アリス」かな。
不思議なものを生み出すし。
知っていてどうってことはないけれど,思わず懐かしくなってしまった。
『力が欲しいか・・・力が欲しければくれてやる』、覚えているものだ。

主人公のアオヤマ君の人物像が個性的だ。
本を読むのが好きで調べた事をノートに記録する。
科学現象にもっぱら興味を示し,お姉さんに憧れている自分の気持ちに
気付かないが,周りの友達は分かっている。わざとらしいくらいに鈍感だ。
モリミー臭いと言われるのは,ひょっとしたらここら辺りのことかもしれない。

なかなか好きな世界だった。

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紙の本

でへへ、わたし、この本の初版本、もってるけんね!なんて、この間書店の「日本SF大賞受賞」っていう帯見ながら、一人ニヤけてたんです。でも、このお話はいい。村上春樹が書いた童話みたい、なんてね、でも、私は正直、そう思いました。文章も、おふざけはないけれど、ユーモアはあるし、男の子の心の動きもよく描けているし、なにより不思議な世界がかわいい・・・

2011/01/14 22:55

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで読んだ森見登美彦作品で、何が面白かったかといって『有頂天家族』ほど楽しんだものはない、というのが私の思いでした。他の作品も嫌いではありません。ただし、登場する大学生の男女関係が、どうも私にはしっくりこない。ま、完全に趣味の問題なんですが、なんでこんなにいい女が、こんなにつまらない大学の先輩につかまるんだ、なんて苛つくわけです。ま、そういう組み合わせっていうのは世の中に掃いて捨てるほどある話で、そのいい例が我が家・・・

脱線しましたが、どちらかというと滑り止め的な受け止め方で付き合ってきた森見作品なので、今回のように本の雰囲気が児童書っぽくなると、率先して読もうって言う気にはならないんです。ただ、娘二人が首を長くして待っているから優先的に扱う、というだけで私としては「もう、『有頂天家族』みたいな傑作は出ないんだろうなあ」なんて諦めている。

とはいえ、読書意欲を掻き立てはしませんが、くまおり純の装画はいい。かわいい。それと全体の色味。特に、ここで使われている赤が好きです。雰囲気は児童書、というかヤングアダルト。以前、筑摩書房が出したソフトなハードカバー〈ちくま文学の森〉〈ちくま哲学の森〉に近い、といったほいうがいいかも。無論、安野光雅のカバー画と、くまおり純とのそれでは全く違うんですが、どこか色合いが似通っています。装丁は鈴木久美(角川書店装丁室)。

で、です。この雰囲気は内容の反映でもあります。そういう意味で、児童書風と判断した私は正しい。でも、それなりの面白さでしかないだろう、って思ったことについては外れ。実に面白いわけです。正直、『有頂天家族』以来といっていい。ファンタジーには、ある範疇に嵌ってそこから一歩も出ないものと、それを大きく逸脱して今まで見たこともない世界に連れて行ってくれるものがあるのですが、この『ペンギン・ハイウェイ』はまさに後者の代表です。

それに大きく寄与しているのが、主人公のぼく、アオヤマくんです。小学四年生のアオヤマくんは郊外の街の、バス路線の終着駅のそばの、駅から広がってきた新しい街の最前線にあたる一角の一軒家に、両親と兄の目には極めて平凡な小学二年生と映る妹と四人で暮しています。母親に内緒で、父親とコーヒーを飲むことがあります。その父親は会社の研究所に勤務していて、少年の生活に干渉せず、優しく見守っています。

アオヤマくんは毎日ノートを書く、研究好きの少年でもあります。研究のため脳を使う、そのエネルギー補給に糖分を摂る、脳を使うから疲れて歯を磨くのを忘れて眠ってしまう、だから虫歯が多い、と思っているちょっともてそうにもない考えの持ち主でもあります。その研究対象は、スズキ君帝国、プロジェクト・アマゾン、お姉さん、妹わがまま記録、ペンギン・ハイウェイ、などで、特におっぱいのことを思うことが多いことを隠そうとはしません。

スズキくんは、主人公と同じクラスの、小太りの暴れん坊です。コバヤシ、ナガサキという二人の子分を持つスズキ君帝国初代皇帝で、人の研究成果を平気で横取りしたり、それを自分の名前で発表したりします。しかもデブでしょ、『20世紀少年』に登場したヤン坊・マー坊を思えばいい。で、このデブはアオヤマくんが目障りでしょうがない。だから、主人公の友人であるウチダくんまで苛めてしまうわけです。

悪いことに、アオヤマくんは同じクラスのクールな少女ハマモトさんと仲良くなってしまいます。父親が近くにある大学の先生で、地球科学の研究をしているというこの美少女、何よりチェスが好きで強く、ちからはぼくと互角、学校でも腕を競ったりします。それがマスマス、スズキくんには面白くありません。とまあ、読んでくれば、なんだ普通の児童書じゃん、と思います。ハマモトさんを巡る子どもの恋の鞘当だろ、って。

でも違うんです。その鍵を握るのが、アオヤマくんの研究対象の一人、お姉さんです。ぼくが通っている歯科医院の胸の豊かな、謎めいた雰囲気を持った、いい匂いのする女性で、給水塔のたつ丘にある白いマンションに一人暮らしをしています。歯科医院の仕事が終わった後、「海辺のカフェ」で主人公にチェスを教えるのですが、ハマモトさんのようには強くありません。そう、彼女が、アオヤマくんが思うおっぱいの持ち主なんです。

このお話を出版社のHPは
          *
森見登美彦ワールド第2章の幕が開く!

小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。
          *
と説明します。ペンギンの登場の仕方が、なんとも夢があります。しかも、不思議はそれだけではありません。それにアオヤマくんだけでなく、ウチダくん、ハマモトさん、スズキくんたちも巻き込まれていきます。そしてなんとも切ない結末。いや、夢のあるエンディング。男の子の夢が、森見の願望がここにある、といっても過言ではありません。

この物語を読む私の脳裏を、ある本のタイトルが何度も過ぎりました。そう、村上春樹の傑作『海辺のカフカ』です。なにも、森見のこの本に「海辺のカフェ」が出てくるから、ということではないんです。主人公の年齢だって、カフカは15歳、アオヤマくんより五つも年上です。でも、二人の女性との距離の取り方、考え方がどこか似ているように思えてなりません。いつか、時間があれば読み比べて見たいな、そう思います。

確かに、森見登美彦ワールド第2章の幕が開いたようです。読み終わった瞬間に、もう一度読み直したい、そう思わせた一冊。新しい児童書の世界を開く一冊、といえば大げさですが、この楽しさは生半可ではありません。年上の女性に憧れたことのある男性、そんな男の子の気持ちに苛ついた思い出のある女性必読の書。やっぱり男の子はおっぱいが好きなんだ、え、そこだけは今までの森見の小説と同じじゃないか、ですって? そう、きっと森見自身が好きなんでしょ・・・

最後は目次を、その文字の配し方も含めて再現してみました。


episode |海辺のカフェ

          2
        episode |観測ステーション


episode |森の奥

         4
        episode |ペンギン・ハイウェイ

SF大賞? 私は直木賞とってもおかしくないと思っていたんだけど・・・

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紙の本

ファンタジー(幻想)の世界

2011/04/19 19:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 角川書店

 アオヤマ君は天才少年という位置づけになっています。アオヤマ君の言葉で、「5歳から怒らなくなった」があります。科学を愛し、努力を怠らず、感情に流されず、理論的に行動する。疑問はメモして解決に向かう。そんな彼の生活にどこからともなくペンギンの群が現れたのです。
 わたしにとっては、合わない作品でした。最後まで読みきれる人は少ないのではないか。意味をとれない。読者の年齢層はどこをねらったものなのか。児童文学作品とも言い切れません。こどもの世界ですからいじめが登場しますが、それほど過酷ではない。男女の接触はあるものの小学校4年生であることから性的場面に達することはない。アオヤマ君という苗字のカタカナ表記から喜怒哀楽の表情をもった人間の生の姿が抑えられています。アオヤマ君のような少年や青年は現実にこの社会にいます。増えています。アオヤマ君は最後に死んでしまうのではないかと予測しましたが、後半は、読者をファンタジックな世界へと誘(いざな)います。
 ペンギンは普通に産まれるペンギンではありません。ペンギンはしゃべりません。アオヤマ君はペンギンをつくることはできません。アオヤマ君自身がペンギンではないのか。いや、ウチダ君もスズキ君もハマモトさんもみんなペンギンではないか。こどもの頃よく使った言葉で、大人になって使わなくなった言葉「探検」が何度か登場します。鏡の国のアリスとも関連があるようです。わたしは、お姉さんは、人間ではなく、人魚姫だろうと予測しました。また、かぐや姫か鶴の恩返しに出てくる女の人のようでもあります。
 「大人げない」という言葉も何度か登場します。この小説の場合、主人公は人間ではなく、「言葉」なのかもしれません。もうひとつ鍵をにぎる言葉が「おっぱい」です。アオヤマ君は、ノーベル賞受賞者のこども時代のようでもあります。

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2010/09/05 23:48

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2011/03/03 14:10

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2014/06/23 09:51

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2011/01/25 19:20

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2011/08/29 12:04

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2011/04/26 12:16

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2011/01/08 00:29

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2010/08/10 18:21

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2010/06/20 17:25

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