紙の本
楽しく読める
2021/05/31 23:39
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投稿者:あかさたな - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中の神様を紹介する本を読んでアステカ神話の神様に興味を持ち、この本を買いました。絵が多くて抵抗なく読め、自分の知りたかったこと以外にも多くの興味深い文化を知ることができました。
紙の本
マヤ文明とアステカ王国好きな方は読んでみてください。
2023/01/28 16:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ささのはさらさら - この投稿者のレビュー一覧を見る
良かったところ 今まで知らなかったことがわかる。マヤ文明は一つの王国ではなく、複数の国の文明だということ、アステカ王国の滅亡の原因はスペイン人の侵略だけではなく、アステカに反対する先住民の反乱もあったということを初めて知った。イラストが可愛らしい。
悪かったところ イラストはあるが、手書きの文字が多く、読みにくかった。少年誌か青年誌のバトル漫画ほど残酷ではないが、暴力シーン(いけにえ、戦争、スペイン人の蛮行など)がある。子供に読ませるには難しい内容が多かった。
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なんと文字までオール手書きのマヤ・アステカ本。
ゆる~い文章+マンガ形式で、面白おかしく描かれてますので
メソアメリカ文化の入門書にぴったり。
範囲はオルメカ文明~植民地期まで手広くカバー。
独特のヘンテコな風習や神話に対する著者さんのツッコミが冴え渡ります。
マヤ・アステカ神話のマンガは、登場人物の突飛な行動や言動が
絵文書のデザインをそのまま使ったシュールで可愛いキャラデザと相俟って笑えます。そしてここでも冴える著者さんのツッコミ。
めったに出版されない本格的アステカ本だから、全国津々浦々のアステカマニアのみなさんはこれを読んどかない手はないでしょう…
巻末の参考資料一覧も随分数がありますし…
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「高校の世界史の教科書も、これくらい楽しければ良かったのに」
つくづくそう思わせるシリーズです。
手書きの読みやすい文字と、的確に特徴をとらえたイラストが、圧倒的な情報量をもった奔流となって読者に襲いかかります。
所々のツッコミがまたタイミングがよく、ともすれば「そういうものだ」と淡々と受け入れてしまいがちな脳みそを正気に戻してくれるでしょう。
朽ちた絵も、複雑な装飾のレリーフも、彼女の手にかかればシンプルに描き改められ、とても理解しやすい形で己に吸収されていくのがわかります。
気軽に初歩からマヤ・アステカ文明について学び、シームレスに応用学習へとつなげていきたい人は、まずこのメリハリの効いた本で全体像をつかんでおくと良いでしょう。
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文字も、絵も、地図も、ぜーんぶ手書き!
よって、構成や細かいデザインも作者の思うままフリーダム!
活字や綺麗に印刷された資料に見慣れた今は逆に新鮮かもなぁ。
ある意味分かりやすいというか、
交換ノートとか手紙を見ているような感じで読み進めることができる。
内容は、というと、「マヤ」とか「アステカ」とか、
そういった単語をなんとなーく知ってる人が
「もうちょっと詳しく全体像を掴みたい」という時にオススメの、
大雑把に気楽に要点を押さえたメソアメリカ文明解説書。
文化や歴史的事実だけじゃなく、その文明に残る神話や伝説なんかもきっちり紹介してくれて、
バラバラに散らばっていた雑学がやっとちょっと線になった。
また、写真で見ると複雑な遺跡とか出土品も、シンプルなイラストで紹介してくれるから、
いい意味で特徴が抽出されていて印象に残りやすく、
すっきり情報として飲み込むことができるのもナイス。
ただ、逆に、つらつらとずーっと文化や神話の紹介が続くから、
資料集を観たときのように明快に位置関係や成立年代を捉えることはちょっと大変でこんがらがったかな。
索引とかもないから一度出てきたけど失念した名前の人とか都市名とか復習しにくいし。
それでも、たぶんスタンダードな歴史書だったらすぐ眠くなるであろう壮大な話を、
楽しみながら吸収できるってのは大きな魅力だ。
これ読んだ後なら難しいマヤの本とかでも戦える気がする。
何年か前にたまたまなんの予備知識もなく映画『アポカリプト』を観て、
南米系の歴史逃走劇だなー、なんかセットも内容も独特だなー、
なんて思っていたのだけど、
あれって実はマヤの部族の話だってことがこの本を読んで初めてちゃんと分かった。
「あ、あの生贄のシーンて演出じゃなく史実にリアルに作ったらああなったのか」とかね。
そうそう、個人的に、これだけの面白い内容を、
きちんと縦書きで書いてくれたってのはかなりでかいです。
外国のはなし、を、咀嚼して、しっかり日本のアタマで考えて、
日本人としてメソアメリカ文明を紹介してくれていることの象徴だと思う。
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マヤ・アステカの歴史についてわかりやすく解説されている本。マンガもコミカルで愛らしくて何度も繰り返し読んでしまいます。
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マヤ文明は忽然と消えた・・・のではないことがわかった。それでも9世紀頃マヤ中部で何が起きたかは謎だが。
それにしても、生け贄などが日常的に行われていた文明というのは想像を絶するネ。リアルに解説されていて勉強になった。
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“ほえーッ!とおどろく謎の文明。マヤ、アステカはじめオルメカ、テオティワカンなどのメソアメリカ文明。手軽でわかりやすくかつ深く、その歴史の流れを絵解きします。”―帯より。
◇第1章:最初のアメリカ人
人類、未踏の地へ/最初のアメリカ人と我々/移住の波・アジアとの別れ
メソアメリカ
◇第2章:オルメカ文明
サン・ロレンソ/ラ・ベンタ/オルメカ美術/冷遇からスターダムへ
オルメカ文明の拡散/謎の終焉/文字はオルメカ始まりか?
◇第3章:サポテカ文明
モンテ・アルバン/ミシュテか文明
◇第4章:テオティワカン文明
テオティワカン その緻密な計算ぶり/テオティワカンの神々
テオティワカン文化/テオティワカンの立ち位置と軍事活動/滅亡へ
◇第5章:マヤ文明
マヤの神話『ポポル・ヴフ』/マヤの世界観/マヤの歴史/マヤの神々
マヤの暦/マヤ文字/《先古典期、古典期〔ティカル・パレンケ・コパン〕》
古典期マヤの滅亡
◇第6章:トルテカ文明
トルテカの伝説/トゥーラ遺跡/困難なトルテカ/トルテカの最後
◇第7章:ユカタンのマヤ文明
トルテカさんいらっしゃい/イツァー/マヤパン建国/憎い短期暦
後古典期の南部マヤ
◇第8章:アステカ文明
アステカ参上/アステカの神話
《5つの太陽の伝説、ウィツィロポチトリ誕生のお話、アステカの神々》
アステカ社会
《(1)生けにえ(2)占い(3)教育(4)アステカの読み書き(5)市民生活(6)王の生活》
◇第9章:スペイン人、来寇
果てしない富への渇望/コルテス/アギラール/マリンチェ
アステカとのファーストコンタクト/モクテスマ2世の苦悩
トトナカ人来訪/コルテス、背水の陣を敷く/トラスカラ/チョルーラ
テノリティトラン/モクテスマ2世の異常な気遣い/悲しみの夜
ふたたびの挑戦/エンコミエンダ/コルテスのその後/マリンチェのその後
アギラールのその後/マヤ征服/マヤ最後の都市タヤサル/終焉
◇コラム
南米との類似/王の仕事/聖なるセノーテ
マヤ人のやらかしちまった人々(1)ブラッスール神父の解読
(2)宣教師ランダ/(3)ル・プロンジョン
◇ミニコラム
星の戦争/マヤの称号/マヤの球技/チョコレート
マイミク・クラリスカ姉さんより借読。
手書きの文字(笑)とイラストで書かれた、メキシコ地域の古代歴史の入門書。
なんだか、学生の自学習ノートを読んでいるみたいだけど、わかりやすくて面白い。他地域と違って、中米の歴史って、あまり詳しく学んだことなかったけど…神話とか、アジアやヨーロッパとは、解釈が違ってて、非常に興味深い。…「なぜ、そこでそうなるの(笑)?」って。
中南米に興味がある方は、ぜひとも一読していただきたい一冊。
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すべて手書きがびっくり!
神話がどれも唐突なストーリで面白い。もちろん、これが絵付きなのでなおさら面白い!
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ゆるっと可愛い絵柄&手書き文字で構成されている、マンガ仕立ての中米(メソアメリカ)文明の解説本。語り口もユーモアに溢れていてとても読みやすい。
ゆるかわな雰囲気ながら内容は綿密な文献調査・現地探訪で裏打ちされていて、専門性もとても高い。なのにとても分かりやすくて面白い。
多少はメソアメリカ文明に前提知識があった段階で初読した私も、とても勉強になって面白く読みました。興味を持ち始めた友人・知人に薦める最初の一冊にしています。
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Twitterでサンプルを見て気になったので読んでみた。目次からの約300ページ弱が全て手書きという熱量を汲みこちらも全力で読まなければいけない気がした(流石に索引と参考文献は活字だった)。入り組んだ文字や大型の神殿なども細かく書き込んであるのが素晴らしい。著書の他の本も気になる。
読むまではインカ文明と結構ごっちゃになっているところがあったなと反省。オルメカ・マヤ・アステカ文明は現在のメキシコ辺りに繁栄し、スペイン人が来て滅ぼされるまで独自の文字や文化を持っていた。まだ解明されていない部分も多くこれから新しい発見や解釈が期待できるとのこと。
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マヤ・アステカ文明を体系的にわかりやすく知るには本当に良い本です。エジプト文明のように多種多様な本がなく、あってもかなり専門的な本ばかりでしたので助かります。この本を読んでから改めて今までの専門書を読むと更に理解度が深まります。
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ざざあるいは電気羊さんに教えてもらい、古代メキシコ展で購入!
開いたら全て手書きだったので、最初は何じゃこりゃ!と思ったけれど、とても読みやすい。
古代マヤやアステカの人々の、神も犠牲を払っているのだから、もちろん人間も犠牲が必要だという根本的な考え方が、あまりにも日本人の感覚とは異なっている。ていうか古代メソアメリカの人たち以外にこんな思想はないのでは?
神話や文化、祭が、あらゆるスプラッタホラーの源流なのではと思った。
子らが結婚する時に親が贈った忠告など、少し当時の人を身近に感じられるエピソードがあると、どんな気持ちであんな儀式を…と逆に得体が知れない気持ちになる。これが文化の違いか。
また、メソアメリカの古代文明は謎に包まれた部分も多く、実際はどうだったのか、想像を膨らませる余白が多い。
物語が生まれそうな余地が豊富にあるのが、様々な人を惹きつけ続けているのかなと感じた。
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斎藤孝氏は芝崎みゆきさんの著作をおすすめしている
「この本をなぜおすすめするかというと、膨大な量の知識を自分なりに整理して、全部手書きで、イラスト付きで表現しているところが本当に素晴らしいです。膨大な量の知識をこのような形で手書きでまとめあげ、本をいう形で出版している。本の可能性をこれほど感じさせる本は、なかなかないのでしょうか。ーもちろん、内容もすばらしい。密度が濃くてわかりやすく、古代エジプトについての基礎知識を、この一冊で一通り身に付けることが出来るでしょう。(『古代エジプトうんちく図鑑』)」
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