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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.8
  • 出版社: 一迅社
  • レーベル: 一迅社文庫
  • サイズ:15cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7580-4168-3
文庫

紙の本

アンチ・マジカル 魔法少女禁止法 (一迅社文庫)

著者 伊藤 ヒロ (著)

『魔法少女禁止法』制定から10年。一切の魔法少女活動が禁止された世界で、引退を拒否して非合法のまま活動を続ける魔法少女がいた—。気弱で女の子みたいな所のある少年・佐倉真壱...

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アンチ・マジカル 魔法少女禁止法 (一迅社文庫)

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商品説明

『魔法少女禁止法』制定から10年。一切の魔法少女活動が禁止された世界で、引退を拒否して非合法のまま活動を続ける魔法少女がいた—。気弱で女の子みたいな所のある少年・佐倉真壱は、彼女に助けられたことがきっかけで女装魔法少女となり、元魔法少女達を狙って起こる事件を追いかけることに…。【「BOOK」データベースの商品解説】

〔「魔法少女禁止法 1」(エンターブレイン 2013年刊)に改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

置き捨ててきたものが動き出す

2015/09/29 08:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

十一年前の魔法少女禁止法の施行により、魔法少女の時代は終わった。いや、その直前、人間の《キレイなココロ》を狙う鬼魔の女王を、魔法少女連合軍が撃破した時点で、魔法少女は煮られる走狗となったのだ。また、当時八歳の魔法少女ウサミーが、変身前に異常なファンたちにより拉致監禁され、全裸のまま遺棄されるという事件が起こるに至り、ほとんど全ての魔法少女は魔法ステッキを隠し、その才能を生かして社会に溶け込んでいった。
 だが、未だに魔法少女禁止法に違反しつつ、街の犯罪者たちに私刑を下す魔法少女が居る。その最後の魔法少女こそ、24歳となった赤石苺子こと「夢見るおしゃれ天使スウィ~ト☆ベリー」だ。彼女は街の闇の中を駆け抜け、目につく犯罪者どもを潰していく。

 そんな彼女に偶然助けられた17歳の少年である佐倉慎壱は、幼馴染の宇佐美奈々が持っていた魔法ステッキを借り受け、魔法少女の弟子サクラとして、スウィ~ト☆ベリーと共に行動することにした。わずか10日前の話だ。しかしそれが、ある意味で均衡を保っていた世界に不調和をもたらすことになるのを、彼は知らなかった。

 突如、かつての魔法少女の一人が高層マンションから転落死する事故が発生し、その捜査にあたったベリーは、元魔法少女たちが狙われる可能性を検討する。そしてそれを警告するため、既に一般人となっている成長した彼女たちに会いに行くのだが、それは、既に失われていることを知るための旅に過ぎなかったのだ。
 何となくノスタルジーを描きたかったことは分かるが、ラストに至るまでの構成が美しく組み上がっていない。そのあたりの行き当たりばったり感と、妙に仄めかして終わるラストは、いかにもアメコミっぽい。個人的にはそういうのの魅力はよく分からないので、フツー。

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2010/09/18 11:07

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2010/10/01 14:22

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2011/06/25 16:54

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2011/09/26 22:16

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2012/02/16 00:23

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2013/01/28 12:18

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2013/08/17 16:37

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