紙の本
一寸先は闇の現代社会で賢く意思決定することができるテクニック・考え方を教えてくれる大傑作の一冊です!
2020/01/23 11:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、数理の知識が楽しく学べると大好評の「ハヤカワ文庫ノンフィクション<数理を愉しむ>」シリーズの一冊で、同書は、統計・確率の勘所を身近な例を題材にわかりやすく教えてくれる数学の傑作です。私たちの周りには、様々な現象が日々起こっています。例えば、「飛行機事故が起こった」とか「宝くじに当たった」、さらには「パチンコで大負けした」などです。こうしたことは、実はすべて確率論で説明できます。「大数の法則」、「回帰分析」、「ポアソン・クランピング」など使って、科学的に解説できるのです。同書では、一寸先は闇のような現代世界で生きていくために、運を天にまかせずに賢く意思決定するための確率・統計の勘どころを教えてれる大傑作です!
紙の本
偶然のおもしろさ
2017/10/07 18:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然とは代数の定義に従いいろいろな事象がそれに従っていることを教えてもらいました。運が悪いことばかり続けば良いことも同じくらいあるということではないでしょうか。まったくついてないということはあり得ないということがわかりました。ナッシュ均衡などの話もあり人生に結び付けてよむことができました。
投稿元:
レビューを見る
統計にだまされないために、また、確率論で日常を考えるために、大変に役に立つ本。
面白く読めた。
興味深い記述
・犯罪発生率のからくり
・死因毎の発生率(139P)
・P271~中央極限定理と世論調査
・モンティホール問題
投稿元:
レビューを見る
この本は統計、確率について内容を簡単に、また僕らの身近な出来事に関連して書いてありました。
統計、確率が苦手で抵抗のある僕でもスラスラ読めて、読み終わった時には、逆に統計、確率について興味が湧きました。
また、慶応大学商学部の入試問題に、この本の『世論調査論』がでました。
投稿元:
レビューを見る
確率とは一体何か?
誤差範囲とは?
薬が効果的という確率は何を元にして求めているのか?
などなど,確率の不思議(になるのかな?)をぎゅっと凝縮して説明している本です.
数学好きにはわくわくする本ではないでしょうか.
普段何気なく選択している物事も,実は頭の中で確率に基づいて判断を下しているのではないのでしょうか.
ちょっと宣伝になってしまうかもしれないが,
個人的に「数学ガール 乱択アルゴリズム」と一緒に読むと幸せだと感じた.
投稿元:
レビューを見る
学生時代は確率あんまり得意でなかっあなぁ…。そのせいか理解できない部分もあったけれど、やっぱり数学は実学だ!面白いんだ!ってな感じですいすい読んでいました。数学おもしれー。
そして宝くじは買いません。だって誰かは当たるけれど私ではないからwww
投稿元:
レビューを見る
統計学の利用例満載
「食える数学」http://booklog.jp/asin/4887598491 での
http://booklog.jp/quote/90763
はこれだ!と思います。
あと条件付き確率の3つの角度からの説明(P347)がためになりました。三つ目の説明しかわからなかったけど
投稿元:
レビューを見る
この知識を得たところで、
家で物音がした時に、泥棒が家にいる確率を計算したり、
夜道で後ろに人がいる時に殺人犯の可能性を計算したり、
そんなことは面倒すぎてしないと思う。
ライアーゲームに出てきそうな、
大数の法則やベイズ統計とかは、面白かった。
また、フラッシュフォワードで出てきた、
量子力学も興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
確率論と統計学の基本的な考え方がこの一冊に凝縮されています。この分野の教科書は計算が多くて絶命して演習問題を解いてオシマイって感じが少なくないので、この本のように勘所を実例重視で説明している本はいいですね。大学学部くらいで習う範囲の確率・統計の概要が理解できると思います。全体的に基本的な教科書の副読本的な内容で、斬新なことや最新の研究成果みたいことは書いてないですが、おすすめです。
投稿元:
レビューを見る
処世術というか、確率統計を話題にした本。説明が面白く、すんなりと理解できる点はこのシリーズのすごいところ。ギャンブルねた等あまり興味のない?話題が多いのが難ではあったが・・・
2回目
2回目の本が最近増えた気が・・何か読んだ気がすると思いつつ、1回目の半分くらいの時間で再読。かなり納得いったところと、やはり説明に無理があるなあというところが明確になったりと、色々気づきがありよかった。次は専門書に進もうとも思えた。
投稿元:
レビューを見る
「統計学が最強の学問である、という愛と幻想」っていう下の記事を見て…
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-598.html
統計学の本を読みたいなーって思っていながら、
目次の中でいくつか、カジノ関係のものがあったので、どうせならということで。
カジノだとゲームによるけど、プレーヤーに有利なゲームでもざっくり1ゲームごとで50セントずつ負け続ける。(ってことで勝ち逃げ重要)
ってのと、
「モンティ・ホール問題」( http://ja.wikipedia.org/wiki/モンティ・ホール問題 )
のふたつが収穫。
具体的に例が書いてあるのがいい反面、くどいってのもありながら…
他の統計学の本は読んだことがないんで、「統計学が最強の学問である」でも見てみようかな。まぁ内容かぶってそうだけど。
投稿元:
レビューを見る
253ページまで読んだ
・長くてくどいところ
・アメリカの例が多いことや少し昔なため、読みづらい
・面白いところもあるがそれ以上につまらないところが多いこと
・中古で購入で安価
意地になって読み進めていることに気付いたため中断
投稿元:
レビューを見る
運は神頼みと言う位、運は秋の空と猫と同じようにコントロール不能なものと思われている。しかし、今回の著者は数学者で確率・統計を用いることで予測不可能なことに対処できるとしている。
カジノ、ポーカー、世論調査、殺人、白衣の研究者の信用など様々な点について数学を使うとどうなるか述べている。
運もはさみと同じく使いようか。運を使いこなせると人生の谷の部分で楽になるかな。
投稿元:
レビューを見る
2010年(底本2007年)刊。◆世の事象を確率・統計学を中心とする数学的方法論で解析する書。保険制度やカジノ(賭博)等現実に即した事例を用いる点、明快な説明のため誇張を利用(「足を切った蛙に跳ぶよう口頭指示したものの、跳べなかったという事実の蓄積は、蛙の難聴の証明」という命題が、相関関係≠因果関係を例証)等彼方此方に工夫を凝らす。◆確かに、何時か何処かで見た説明もあって一気読みしたが、逆に一気読みできるほど判り易いのも確かかと。◆データの誤謬、陥穽に陥りやすいバイアスの例は視点の多様性の増進に資するか。
投稿元:
レビューを見る
確率を考えて人生賢く選択しよう。ていう話だけど、出だしで、飛行機事故に遭う事など絶対にない。とかいうもんだから全く受け入れられないなこの人。と思いながらも読み進めてみた。
後半から興味のある話も出てきたりしつつ、分かりやすい本なのだろうなと、思いました以上です。
この著者他にどんなこと考えてるのか、他の本も読んでみたい(ような気がした)。