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自由にしてケシカラン人々の世紀 (講談社選書メチエ 選書日本中世史)
著者 東島 誠 (著)
南北朝と戦国という中世における2つの「変革期」。その「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを、深く鋭い歴史学の視線と、平易で軽妙な語り口とで、あざやかに熱く論じる。...
自由にしてケシカラン人々の世紀 (講談社選書メチエ 選書日本中世史)
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商品説明
南北朝と戦国という中世における2つの「変革期」。その「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを、深く鋭い歴史学の視線と、平易で軽妙な語り口とで、あざやかに熱く論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
選書日本中世史 第2弾!
可能態としての中世社会
この社会を変えることの困難さ、いまこの社会を生きることの困難さは、「公」が曖昧な形で「私」を包摂しているという、日本社会の<公共性>の構造に由来している。しかし、南北朝と戦国という中世における2つの「変革期」、それはたしかに、社会が変わる可能性をもっていた時代であった。その「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを、深く鋭い歴史学の視線と、きわめて平易で軽妙な語り口とで、あざやかに、そして熱く論じる!【商品解説】
目次
- 序章 江湖散人の眼――可能態としての中世
- 第1部 「ケシカラン」世紀の可能性
- 第2部 戦国時代は人々を自由にしたか
- 終章 江湖放浪を決意すること――そのさきの近世
著者紹介
東島 誠
- 略歴
- 〈東島誠〉1967年大阪生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。聖学院大学教授。博士(文学)。専攻は歴史学。著書に「公共圏の歴史的創造」など。
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