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紙の本
ローマ人の物語 40 キリストの勝利 下 (新潮文庫)
著者 塩野 七生 (著)
ユリアヌスは数々の改革を実行したが、その生涯は短く終わる。政策の多くが後継の皇帝たちから無効とされ、ローマのキリスト教科は一層進んだ。そして皇帝テオドシウスがキリスト教を...
ローマ人の物語 40 キリストの勝利 下 (新潮文庫)
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商品説明
ユリアヌスは数々の改革を実行したが、その生涯は短く終わる。政策の多くが後継の皇帝たちから無効とされ、ローマのキリスト教科は一層進んだ。そして皇帝テオドシウスがキリスト教を国教と定めるに至り、キリスト教の覇権は決定的となる。ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれたのだ。この大逆転の背後には、権謀術数に長けたミラノ大司教、アンブロシウスの存在があった。【「BOOK」データベースの商品解説】
【新風賞(第41回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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ローマ帝国の国教に
2023/07/30 02:49
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投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
キリスト教がローマ帝国の国教になった話の最終章。背教者と称されたユリアヌスの宗教に対する改革はその後の皇帝たちが無効にしローマ帝国のキリスト教化が進む。背景の一因としては帝国の弱体化も挙げられる。そして従来の多神教を異教とする前には同じキリスト教内での宗派対立でカトリック以外を異端として排斥。勢いを持って多神教を排斥し、ミラノ司教の権謀術数によって皇帝の上に立つ地位をキリスト教が得る。現在ヨーロッパの宗教史へと繋がる。キリスト教と従来の多神教との論争は新旧の対立として読んでて面白かった。