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商品説明
250名の作家の作品から、語と語の結びつき60万例を採録。ひとつ上の文章表現をめざす「書く人」のための日本語コロケーション辞典。川柳・俳句・短歌・詩作・作詞などのことば探しにも最適。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小内 一
- 略歴
- 〈小内一〉1953年群馬県生まれ。北海道大学農学部卒。校正者。著書に「究極版逆引き頭引き日本語辞典」「日本語表現大辞典」など。
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書店員レビュー
『てにをは辞典』…何...
ジュンク堂書店京都店さん
『てにをは辞典』…何の辞典?「て」「に」「を」「は」…助詞の辞典?
いえ、これは文法辞典ではなく、「て」「に」「を」「は」の助詞を介して結びついた言葉と言葉、結合語の例を集めた、日本語のコロケーションの辞典です。
例えば、【酒】をひくと、助詞の「が」の後ろに続く言葉、「いける。嫌い。きれる。…」、「を」に続く言葉「愛する。あおる。…」このように例がずらっと羅列されています。多いものだと1つの項目に対し1頁以上です。とにかく60万例と豊富な収録数。
文章を書く時の手助けにぜひこの1冊を!川柳や俳句のことば探しにも役立つと思います。
ケースのデザインもかわいいです。薄い青色のケースに象が書かれています。この象よく見ると…。ぜひ手にとって確認してください。
ジュンク堂京都店:語学担当
紙の本
「てにをは辞典」、これがあれば表現の幅がグッと広がる!
2011/04/18 16:21
22人中、22人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずは「てにをは辞典」ってなんだ?ってことになると思うのだが、
簡単に言うと「ことばのつながりがわかる辞典」だ。例えば「認識」と
いう言葉を引いてみる。するとその後には「▲が 甘すぎる。一致する。
薄い。… ▲を 新たにする。改める。一致させる。疑う。… ▼甘い。
新たな。確実な。基本的な。…」事例はもっと多いが、こんな感じで使
い方例が掲載されている。(もちろん縦書きです)▲という記号は「認
識」が上につく例で▼の方は「認識」が下につく例だ。言葉の意味など
は全く記されていない。この使用例は編者である小内一氏が20年かけ小
説や評論、雑誌や新聞などから集めたものだ。採取した文の作者名のな
かには阿久悠や中島みゆきなどの名前もある。いやぁ、これは労作です
よ。本当に便利だし、見てるだけでも楽しくなって来る。
使い方はいろいろだが、次の2つが重要。まずは「その表現が正しい
かどうか確かめられる」。文章を書いてて、なんか違うな?と思うこと
が時々ある。そんな時、僕はGoogleにその表現を入れてみて、ヒットが
多ければ安心するのだが、その場合、みんなが間違ってる、ということ
もありえる。その点、この辞書を使えば安心だ。2つめは「表現の幅が
大きく広がる」ということ。たとえば一つの文で同じ言葉を使った表現
を繰り返す場合がある。まったく同じというのはみっともないし、やり
たくないのだが、どうしても適切な言葉が思い浮かばない時もある。そ
んな時にこそこの辞書の底力が発揮されるだ。お〜そうか、そうか、こ
ういう言い方があったのか!と驚くこともしばしばだ。書く仕事をして
いる皆さんはもちろんだが、最近はブログやツイッターなど素人でも表
現の場が広がっている。執筆時の一助になることは間違いない。一度使
うと手放せなくなる辞典だ。
紙の本
今まで、ありそうで無かった本。
2016/02/16 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Green Honey - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで「てにおは」の用法なんて、気にした事も無かったのですが、いざこの辞書を手に入れてからは気になるようになり、非常に重宝しています。
コンパクトな分、例文の不足は感じますが、まあ許容の範囲内ではないでしょうか。
紙の本
ただ引くつもりが読みふけり・・・
2021/05/06 01:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
繙くほどに自分の語感の広がりを
感じさせてくれる貴重な一冊です。
探していた表現だけでなく、
上下左右の項目にも関心が
移っていった結果、当初の目的を
失念することもしばしば。
紙の本
辞典としてのおもしろさが際立つ
2020/08/23 10:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikanponkan - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生のころ、辞書の使い方を知ったとき楽しくてしょうがなかった。
ちかごろは、簡単にグーグルなどで検索できて、辞書の出番が少なくなっている。
辞書のよいところは、寄り道。調べたい語を見た後に、その前後の語まで気になって、どんどん読み進めたものだ。
最近は素人でも文章を発する機会が多くなり、何が正しいのかが分かりにくい。
そこで、これまでなら、さまざまな本を読むことで、言葉の使い方を学んでいくのだが、
この辞典では、それをはしょってさまざまな用例に出会うことができる。そして、どんどん寄り道できる。久しぶりに辞書の楽しさを味わっている。
紙の本
自然な文章を書くために
2018/09/08 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はむ吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語の連語辞書にあたる日本語の辞書がないだろうかと探していたところ,この辞書を見つけました.最寄りの書店で見かけ,中身を確認し,即座に購入を決定しました.
この辞書では,それぞれの見出し語に対して,それに結び付く言葉の例がひたすら列挙されています.たとえば,「学ぶ」を引いてみると,「...を」「...から」「...で」などの例がぎっしりと並んでいます.ここで,これらの中に「経験に」は存在しますが,「経験で」はありません.つまり,「経験に学ぶ」とは言えても,「経験で学ぶ」とはあまり言わないということです.このように,自然な言葉のつながりを知りたいときに,この辞書はうってつけです.
見出し語としては,日常生活で誰もが使うような身の回りの言葉だけではなく,漢語的表現やカタカナ語まで立項されています.そのため,文学作品の執筆に限らず,ブログ記事の投稿から学術的文書の作成まで,幅広い場面で役に立ちそうです.
なお,この辞書にはもっぱらコロケーションの例が掲載されており,語釈や類語等の解説はほとんど掲載されていません.これは,紙面の都合上やむを得ないことでしょう.国語辞典や類語辞典などと併用すれば,この辞書をもっと活用できると考えられます.
紙の本
物書きには必要不可欠な本
2018/05/04 14:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ユモ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今や普通の意味を調べる辞典なんてものは、正直に言ってネット上に溢れ返るほどある様々なサイトやオンライン辞典で代用が出来てしまう。しかしながら、この辞典はそれらの類のものとは一味違う。なんと文章の繋がりだけを載せた辞典なのである。今だからこそ、紙の辞書として買うべきなのは、このようなちょっと変わった辞書だと思う。
紙の本
てにをは
2021/12/04 23:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般的な辞書とは異なる構成。言葉の意味を説明するのではなくその使い方を列挙。例えば「一長一短(以下~)」であれば「~がある」「~を併せ持つ」といった形。イメージしていた内容とは違いました。私には使いこなせない。(私では、か?)