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商品説明
吹奏楽の“甲子園”普門館を目指すハルタとチカ。ついに吹奏楽コンクール地区大会が始まった。だが、二人の前に難題がふりかかる。会場で出会った稀少犬の持ち主をめぐる暗号、ハルタの新居候補のアパートにまつわる幽霊の謎、県大会で遭遇したライバル女子校の秘密、そして不思議なオルガンリサイタル…。容姿端麗、頭脳明晰のハルタと、天然少女チカが織りなす迷推理、そしてコンクールの行方は?『退出ゲーム』『初恋ソムリエ』に続く“ハルチカ”シリーズ第3弾。青春×本格ミステリの決定版。【「BOOK」データベースの商品解説】
吹奏楽の「甲子園」普門館を目指す穂村チカと上条ハルタ。だが弱小吹奏楽部で奮闘するふたりの前に、さまざまな事件が持ち上がる。青春×本格ミステリの決定版“ハルチカ”シリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
序奏 | 5−13 | |
---|---|---|
ジャバウォックの鑑札 | 15−74 | |
ヴァナキュラー・モダニズム | 75−144 |
著者紹介
初野 晴
- 略歴
- 〈初野晴〉1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年「水の時計」で横溝正史ミステリ大賞を受賞し、作家デビュー。ほかの著書に「退出ゲーム」「初恋ソムリエ」など。
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紙の本
キラキラ輝いていたころ
2010/09/04 12:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハルチカシリーズ第3作
吹奏楽の甲子園『普門館』を目指しコンクール出場する弱小吹奏楽部。
コンクールの合間を縫って
高級犬をめぐる騒動など
ちょっと変わった謎ときも続いている。
何かに打ち込むいちずさ、
同じ目標に向かって手を携え力を合わせる仲間たち
それは青春そのもので
今はもう帰らない夏の日の様な
眩しく
キラキラ輝いていた日々を懐かしくかみしめる
温かい物語たちだった。
次回はぜひこのシリーズの長編を読みたい
紙の本
吹奏楽にかける高校生の青春小説
2017/02/02 14:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
*ハルチカ*シリーズ第三巻。
「ジャバウオックの鑑札」「ヴァナキュラー・モダニズム」「十の秘密」「空想オルガン」の四部構成。
今回は親の想いが中心のテーマ。
高校生の領域を完全に越えてます(笑)
スケールが大きいです。
「ジャバウオックの鑑札」
もっともらしいこと言ってても、それが真実とはかぎらない。真実とは証拠をもってして隠せる。
本当の真実を見据えられるようになりたいですな。
犬にこめた親の想いが偽りの真実の仮面を剥がしたと信じたい。
「ヴァナキュラーモダニズム」
ある意味スケールがでかい。どんなに不肖の息子でも親は気にかけてるんだな。
世の中には常識というものがある。だからわたしたちは常識という物差しで物事を図ろうとするけど、それが盲点となって何か見落とすこともある。
「十の秘密」
他校吹奏楽部員の女子高生たちの問題をチカちゃんとハルタが解決する話。
彼女らの見た目恰好は派手でケバケバしいけど、友達想いで案外義理堅い。
人は見た目によらないってことかな。
きっと彼女らは大丈夫。
「空想オルガン」
友情と親の想いが混ざり合ったお話。
やっぱり、彼は人をからかうような言動が目立つけれど悪い人ではなかった。たぶん不器用なだけ。
事件。ほんとに事件。チカちゃんとハルタは直接関わりないけど。
スケールがでかい。
全体通して、人の想いがたくさんつまった本でした。